【ディプティック】オフレジアの香水レビュー|雨のフリージア

今回は「diptyque(ディプティック)オフレジア オードトワレ」について、私の肌で実際に使った感想・香り心地を詳しくレビューしたいと思います。

 

オフレジアは、雨上がりの庭に咲くフリージアの匂いの香水。

トップからラストまで、少女が花と戯れているような、軽やかなフリージアが香ります。

 

当ページでは、オフレジアの「基本的な情報」「香りの変化」「詳しい感想」などを掲載しています。

この記事はこんな方にオススメ!

・ディプティック、オフレジアの香りについて詳しく知りたい

・フリージアの香り、花束のような香りが好き

・軽やかなフローラルの香水を探している

Diptyque(ディプティック)オフレジアとは?

香水の基本情報

タイトル:Eau de Toilette OFRESIA(オードトワレ オフレジア)

ブランド:Diptyque(ディプティック)

香調:フローラル

調香師:オリビア・ジャコベッティ

発表:1999年

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トップノート:マンダリン、ベルガモット、ブラックペッパー

ミドルノート:ホワイトフリージア、オレンジブロッサム、ジャスミン、カーネーション

ラストノート:ガイアックウッド、ローズウッド、ホワイトムスク

持続性、強さ、どんな香り?(チャート)

持続性:4.5時間程度

放香性:★★☆☆☆ 弱い

ディプティック オフレジア、香水イメージチャート

オフレジアのトップ・ミドル・ラストの変化

トップノート:シトラス系果実(20分)

付けてすぐ、シトラスの爽やかな甘みが広がる。一番前にあって、はっきり見えているのは柑橘だけど、その後ろにあるお花の香りもチラチラ視界に入るような感じだ。

5分ほどすると、ペッパーのピリッとしたスパイスが出てくる。

でも、強くはなくアクセントに添えてあるといった程度に留まっている。

トップノートは、甘味あるシトラスの爽やかさと果実感をメインに香りが進んでいく。

ミドルノート:華やかなフリージア(1.5時間)

だんだんシトラスの香りは消えていき、その後ろにあったお花が香ってくる。メインとなるのはまさにフリージアだ。

優しい甘みがあって、花粉ぽさや、グリーンぽさも感じられる香りになっている。

そんなフリージアに、オレンジブロッサムの爽やかさとカーネーションのスパイシーさも添えられているようだ。

 

全体的には、生花っぽい花束のような香りになっている。

「自然で素朴な」というよりは、「華やかで派手な」花束のイメージに近いと思う。

でも、放香性はそこまで強くはなく、付けやすいフローラルの香りに感じた。

ラストノート:雨に濡れた庭(2.5時間)

お花の香りが弱まってくると、土のような、森のような匂いが感じられるようになる。

ウッディーなノートではあるけれどそれほど強くはなく、メンズっぽくはなっていかない。

ほんのり、ホワイトムスク系のクリーンな甘みもある。

「雨に濡れた庭」といったイメージで、優しい香り立ちだ。

 

全体を通して、フリージアがメインであることが明確にわかりやすい香水だった。

お花の匂いがしっかりしており、レディース向けの香水のように感じた。


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ディプティック/オフレジアの感想と口コミ

トップからラストまで、「ザ・フリージア」な香水

「OFRESIA(オフレジア)」は、フランス北西部、イギリス海峡に臨むノルマンディーの海岸の庭に咲くフリージアをイメージして生み出された香りです。

フリージアはアヤメ科の花で、南アフリカが原産。

白、黄、赤、ピンク、紫、オレンジ…などなど、花色が豊富で甘い香りを放つことからも、お花屋さんで花束を作ってもらうときによく見かける花ですよね。

 

キンモクセイやローズのように、香り立ちのとても強い花なのですが、意外にもフリージアからは香料を直接抽出することができません

ですのでフリージアの香水は他の香料を組み合わせることで、その香りを再現したものとなっています。

オフレジアはトップからラストまで、ずっとそんな「フリージア」の匂いが続く香水です。

奔放な少女のような、生き生きとした香り

さて、オフレジアを肌にひと吹き。

まずはシトラスがパーッと広がるけれど、奥にはしっかりフリージアが見えています。

甘みがあって、花束で嗅いだことのある、馴染み深い香りです。

 

生花のような花粉ぽさとグリーンさを伴っており、1、2本ではなく、一抱えある花束の質量を感じさせる香りがします。

ベースにあるガイアックウッドやローズウッドの木の香りは、湿った土や森のよう。「湿っぽい香り」と「甘くキラキラしたお花の香り」の対比が素晴らしいと思いました。

 

ウッディーな香りをベースに含むことで、花束に入っている切り花のフリージアというよりは、地植えのフリージアだとわかります。

強く吹き抜ける風とともに、広がるフリージアの香り。散歩していると、近くの庭から漂ってくるような花の匂いです。

 

それは、花畑を縦横無尽に駆け回る少女のような香り。

あるいは、顔が見えないほどの溢れるような花束を抱えているような香り。

いずれにしても、イメージとしては少女的な側面が強いと思います。

 

終始、フリージアの香り一辺倒なこともあり、少々面白みや複雑さには欠けるかもしれません。

その分つけやすい香水ではあるので、フローラルが好きで、TPO問わず使いやすいものをお探しの方は、ぜひ試してみてほしいフレグランスの一つです。

まとめ

今回は「ディプティック/オフレジア オードトワレ」について、詳しい香りのレビューをお伝えしました。

オフレジアは、雨上がりの庭に咲くフリージアの香り。

少女が花と戯れているような、奔放さを感じさせるフローラルの香水です。

香り選びの参考になれば嬉しいです♪

★「軽やかな花の香り」が好きな方はこちらの記事もオススメです。

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参考:Diptyque公式ホームページ「オードトワレ オフレジア」https://www.diptyqueparis.com/ja_jp/p/ofresia-eau-de-toilette-100ml.html

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