【ジョーマローン/イングリッシュペアー&フリージア】香水レビュー

今回は「JO MALONE LONDON(ジョーマローン)イングリッシュペアー&フリージア コロン」について、詳しくレビューしたいと思います。

イングリッシュペアー&フリージアは、洋ナシのとろりとジューシーな香りが主役の香水です。

そこにフリージアの花やパチョリの暗さを伴った「コク」や「深み」を加えて、全体のバランスが良く整った香りだと思います。

「豊かな秋」、「実りの秋」を思わせる香りですよ!

当ページでは、イングリッシュペアー&フリージアの基本的な情報、香りの変化や詳しい感想などを掲載し、どんな香りの香水かお伝えします。

この記事はこんな方にオススメ!

・ジョーマローン、イングリッシュペアー&フリージアの香りについて詳しく知りたい

・とろりと熟した果物の香りが好き

・軽すぎず・重すぎず、付け易いのに面白味もある、バランスの良い香水が欲しい

JO MALONE(ジョーマローン)イングリッシュペアー&フリージア コロン

香水の基本情報

タイトル:English Pear & Freesia Cologne(イングリッシュペアー&フリージア コロン)

ブランド:JO MALONE LONDON(ジョーマローン ロンドン)

香調:フルーティー、フローラル

調香師:クリスティン・ナーゲル

発表:2010年

【ポイント5倍 4日20:00〜11日01:59】【送料無料】ジョー マローン ロンドン イングリッシュ ペアー & フリージア コロン(ギフトボックス入り)【ジョーマローン ジョーマローンロンドン】(香水 フレグランス)(ギフト)

トップノート:キングウィリアムペアー、マルメロ

ミドルノート:ホワイトフリージア、ローズ

ラストノート:パチョリ、ムスク、アンバー、ルバーブ

持続性、強さ、どんな香り?(チャート)

持続性:3.5~4時間程度

放香性:★★★☆☆ やや強い

ジョーマローン イングリッシュペアー&フリージア、香水イメージチャート

明暗のコントラストの効いた、フルーティーな香り

トップノート:ジューシーな果物(20分)

トップは非常にジューシーで、フルーティーな香り。熟れた果物のジュワッとした甘さを感じる。

うがった見方をすれば、若干「バブ」っぽく感じなくもない。炭酸シュワシュワ系入浴剤の、弾けるような元気の良いフルーツの香りだ。

洋梨だけでなく、マルメロの持つカリンのような匂いもしっかり感じられる。とても美味しそうな甘い果実の香りから、この香水はスタートする。

ミドルノート:陰のあるお花の香り(50分)

次第に、くぐもった匂いに変化してくる。土っぽい”こもった感じ”の匂いが、トップのジューシーなフルーツに加わっている。

個人的には、フリージアの匂いとは少し違っているように思えた。

フリージアはわりと明るく甘みもあるお花の香りというイメージなのだが、こちらの香水ではもっと落ち着いていて、影のあるお花の香りになっている。

トップでは「可愛らしい香り」という印象を受けたが、ミドルあたりから大人っぽい雰囲気が出てきた。

ラストノート:パチョリの暗さとルバーブの明るさ(2.5時間)

ラストはパチョリがしっかり香る。パチョリは色々な匂いに例えられるが、ここでは墨汁や濡れた森の土のような香りとして感じられる。

ムスクやアンバーの甘みはさほどないが、ルバーブの酸味はしっかりある。

正直、「ラストでルバーブ?ほんまかいな。」と半信半疑だった(酸味のある爽やかな香りは、前半で出てくることが多いから)のだが、「このパチョリ、なんか酸味があるなぁ。パチョリってこんな匂いもしたっけ?」と考えていて、「あっ!なるほど、これルバーブか!!」と納得した。

 

パチョリの暗い感じの匂いもあるけれど、りんごのような爽やかさも同時に存在し、重くはなっていない。

ミドルノートよりも、さらに大人で美人な雰囲気を残しドライダウンした。


▼▼ ひとまず、サンプルで試したい方 ▼▼

ジョーマローン JO MALONE イングリッシュペアー&フリージア コロン 1.5ml アトマイザー お試し 香水 ユニセックス 人気 ミニ【メール便送料無料】

価格:660円
(2022/11/10 12:57時点)

「ジョーマローン/イングリッシュペアー&フリージア」の感想/口コミ

実り豊かな、秋を讃える香り

2010年に発売された「English Pear & Freesia(イングリッシュペアー&フリージア)」の香りは、イギリスの詩人、ジョン・キーツの「秋に寄す」という叙情詩に着想を得て生まれました

 

霧が漂う 豊かな実りの季節よ

恵の太陽の 親密な友よ

秋は日の光と 手を携えて

生垣を這う 葡萄にも実りをもたらす

ー「To Autumn」ジョン・キーツ作 より抜粋

 

こんな一節から、この詩は始まります。秋の豊かな実りや、自然の美しい情景をたたえた詩。

特に私が好きなのは、次の部分です。

 

春の歌は どこへ行った

あの歌はどこだ

気にかけることはない

秋にも 秋の歌がある

千切れ雲は 暮れゆく空を彩り

夕日が 大地をバラ色に染める

ー「To Autumn」ジョン・キーツ作 より抜粋

 

私は、山の麓で育ちました。

厳しい冬を乗り越えて、新しい一年をスタートさせる「春」は確かにワクワクします。

ですが「秋」に見る、野も山も豊かに熟した光景や高い空、オレンジ色の水彩絵の具を垂らしたような夕焼けは、他の季節には代えがたい、心を満たしてくれるような美しさがあります。

(カメムシの大群だけは、本当にやめてほしかったけど)

 

前置きが長くなってしまいましたが、イングリッシュペアー&フリージアはそんな豊かな「実りの秋」をそのまま香りで表現しているのです。

果実の香りがメイン、とにかくバランスの良い匂い

タイトルにあるように「イングリッシュペアー」と「フリージア」の香水なのですが、メインは「イングリッシュペアー」の方になっています。

使われているのは、ウィリアムペアーという大型の洋ナシで、完熟すると強い甘味を伴ったジューシーな芳香があります。

 

そこに、マルメロ(クインス)が加わります。

こちらも洋ナシ同様に、秋が旬の果物です。見た目はカリンに似ているこの果物は、熟すほどにフルーティーな甘い匂いを漂わせます。

 

この香水で感じられるのは、これらの完熟フルーツの甘くとろみのある香りです。

香りの強いホワイトフリージアは、そんな甘いフルーツの香りに、パチョリと共に「深み」や「重たさ」を加える、補助的な役割を担っています。

そのおかげで、全体のバランスが整っているのだと思いました。

 

イングリッシュペアー&フリージアは日本でも大変人気の香水ですが、その理由は「香りのバランスの良さ」にあるのだと思います。

「甘いフルーツだけ」「可愛らしいお花だけ」…にならず、「濡れた森の土のような暗い香り」もあるのです。

軽すぎず、重すぎず。安っぽくないけど、付けやすい。そんなバランスの良さが、支持を集める理由なのかなと思いました。

レイヤード(コンバイニング)レビュー

「ディメーター、ウィスキータバコ コロン」とレイヤードしてみました。

ウィスキータバコを下腹部に0.5プッシュ、イングリッシュペア&フリージアを上腹部に0.5プッシュ。

 

これは…。今年一、好きな組み合わせかもしれない…。

イングリッシュペア&フリージアの「芳醇な秋」という所から、トロリとした梅酒のような香りを持つウィスキータバコをチョイス。

 

つけ始めは、ウィスキータバコの渋みのあるタバコリーフの香りと、イングリッシュペア&フリージアの可愛く濃いフルーツの香りが合わさって、「漢方」や「正露丸」を思わせる匂いになっています。

ちょっと不思議な感じ甘苦く、東洋的な雰囲気。

でも寺系のようなピリッとした静謐さはなく、とても世俗的な香りです。

 

10分もすると、漢方っぽさは和らぎ、全体的に甘い香りで纏まっていきます。

思った以上に馴染みが良いようで、元からこういう香りの一つの香水を付けているみたいでした。

 

後半、イングリッシュペア&フリージアのパチョリが出てくると、こちらが主役となっており、ウィスキータバコの方はほんのり残っている程度です。

ここまでくると「夕暮れの森の中」にいるようで、薄暗い湿った空気を感じるような落ち着いた香りになっていました。

 

正直なところ、イングリッシュペアー&フリージアの香りは、私はあまり好みではなく、単独で付けることは殆どありません。

でもこの組み合わせは、イングリッシュペア&フリージアの香りとは全く別物に変身しており、面白い香りになっていました。

ウィスキータバコの香りはパンチは効いているのですが、意外とすぐに消えてしまうので、途中でこちらだけ追加してもバランスが良いかもしれません。

まとめ

今回は「ジョーマローン、イングリッシュペアー&フリージア コロン」について、詳しい香りのレビューをお伝えしました。

イングリッシュペアー&フリージアは、「実り豊かな秋」を思わせるフルーツの甘みが主役の香水です。

そこに、フリージアの花の香りやパチョリの湿った森のような香りが、果物の香りにコクや深みをもたらしています。

香り選びの参考になれば嬉しいです♪

★「ジューシーな果物の香り」が好きな方はこちらの記事もオススメです。

関連記事

今回は「MONTALE PARIS(モンタル)プリティ フルーティー オードパルファム」について、詳しくレビューしたいと思います。プリティフルーティーは、キャンディのようなキュートで明るいフルーツの香水です。潔さを感じるくら[…]

モンタル プリティフルーティー、詳しい香水レビュー/口コミ
関連記事

今回は「GUERLAIN(ゲラン)アクアアレゴリア グラナダ サルヴィア オーデトワレ」について、詳しくレビューしたいと思います。グラナダサルヴィアは、ザクロが主役の香水。セージのハーバルな香りがアクセントにしっかり効いており、ザク[…]

ゲラン アクアアレゴリア グラナダサルヴィア、詳しい香水レビュー/口コミ

 

参考:JO MALONE LONDON公式ホームページ「イングリッシュ ぺアー & フリージア コロン」https://www.jomalone.jp/product/25946/12553/colognes/english-pear-freesia-cologne?size=100mL

 

Digiprove sealCopyright secured by Digiprove © 2022

Twitterで当ブログの更新情報をお知らせしています。

今後の更新予定と、新しい記事がアップされたらTwitterにあげています。香水に関すること、当ブログに関することの独り言もポツポツと。

良かったらフォローして頂けると嬉しいです♪

▼ピンタレストはこちらから▼
tayutahu_kosuiフォロー