【ゲラン】アクアアレゴリア オランジェソレイヤの香水レビュー

今回は「GUERLAIN(ゲラン)アクアアレゴリア オランジェ ソレイヤ オーデトワレ」について、どんな香りかご紹介したいと思います。

 

オランジェソレイヤは、オレンジの皮を粗く擦りおろしているような、苦みの効いたシトラスの香り。

清涼感やウッディーさも登場し、ジェンダーレスに使いやすい香水となっています。

ページ後半で、「マンダリンバジリック」と「オランジェソレイヤ」の違いについてもお話ししたいと思います。

 

この記事はこんな方にオススメ!

・ゲラン、アクアアレゴリア オランジェソレイヤの香りについて詳しく知りたい

・オレンジの香りが好き

・甘さ控えめのシトラス香水が欲しい

GUERLAIN(ゲラン)オランジェソレイヤとは?

香水の基本情報

タイトル:ORANGE SOLEIA(オランジェソレイヤ オーデトワレ)

ブランド:GUERLAIN(ゲラン)

香調:シトラス

調香師:ティエリー・ワッサー、デルフィーヌ・ジェルク

発表:2020年

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ゲラン アクア アレゴリア オランジェ ソレイヤ EDT オードトワレ SP 75ml 香水 GUERLAIN

トップノート:ブラッドオレンジ、ベルガモット、ピンクペッパー

ミドルノート:ペパーミント、プチグレン

ラストノート:ムスク、トンカビーン

持続性、強さ、香りのチャート

持続性:5時間程度

放香性:★★☆☆☆+ 弱い~やや強い

ゲラン/アクアアレゴリア オランジェソレイヤ、香水イメージチャート

アクアアレゴリア オランジェソレイヤって、どんな香り?

【ゲラン/アクアアレゴリア オランジェソレイヤ】香水レビュー

トップノート:苦いオレンジ(15分)

トップは弾けるようなシトラス。

炭酸オレンジジュースに、シトラスの果皮の苦みを加えた香りになっている。

オレンジ果汁の甘さもあって、酸味・苦み・甘味のバランスが非常に優れている。

ミドルノート:清涼感やウッディーさが加わる(50分)

オレンジ果汁にプチグレンの青さやウッディーさが加わってきたら、ミドルに入る。

トップからミドルへの変化は少なめ。

ミントの清涼感やハーバルな青さも感じられる。

 

シトラスにウッディーさが加わったことで、メンズ整髪剤のようなニュアンスが出てきた。

それでも全体的な香調がメンズに傾く感じではなく、ユニセックスど真ん中の香りだと思う。

ラストノート:最後までシトラスが続く(4時間)

シトラスの香りがマイルドになってきて、ラストノートを迎える。

ミドルからラストへの変化も控えめで、私の肌ではトンカビーンの甘さは出てこない。

あくまでも「柔らかなオレンジの香り」といった感じで、香調的にはシトラスのままだ。

 

シトラスの香りは持続しない物も多いが、こちらの香水はトップからラストまでしっかりシトラスの香調が続いていた。

甘さは控えめなので、暑い季節にもさっぱり纏えると思う。


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ゲラン/オランジェソレイヤの解説と感想

ユニセックスに使いやすい、オレンジ香水

毎年、春夏シーズンに新しい香りが登場する、GUERLAIN(ゲラン)、AQUA ALLEGORIA(アクアアレゴリア)シリーズ。

(今年は、秋にもフォルテのラインで3作出てくるみたいですね~!その内、ウードユズは日本で既に先行発売されています。)

 

2020年に発売されたのは、ザクロをメインに据えた「GRANADA SALVIA(グラナダサルヴィア)」と、本ページでご紹介している「ORANGE SOLEIA(オランジェソレイヤ)」の2つです。

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「ORANGE SOLEIA」とは、イタリア語で「太陽のオレンジ」という意味です。

もちろんこの香水の主役は、オレンジの香り。

 

オランジェソレイヤは、シチリアのシトラス果樹園を想わせる、唯一無二のフレッシュな香りです。太陽の恵みをいっぱいに受けて育ったブラッドオレンジの、明るく爽快なノートを凝縮しました。

ーデルフィーヌ・ジェルク

 

強いオレンジの香りが続きますが、”甘ったるさ”はなく、苦みがあってさっぱりしています。

そこにミントの清涼感やプチグレンのウッディーさが加わっていて、ジェンダーレスに使いやすいシトラス系香水となっています。

アクアアレゴリア「マンダリンバジリック」と「オランジェソレイヤ」の違い

アクアアレゴリアのオレンジの香りと言えば、「MANDARINE BASILIC(マンダリンバジリック)」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

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こちらは2006年に発売され、新作登場と廃盤のテンポが速いアクアアレゴリア内ではロングセラーの部類に入ります。

シリーズを代表するような香りの一つですね。

 

そんなマンダリンバジリックとオランジェソレイヤの最も大きな違いは、「甘さ」にあると思います。

マンダリンバジリックでは、クレメンタインの”蜜柑に親指を突き立てた時”のような香りや、甘く熟したマンダリンオレンジの果肉の香りが主役になっています。

多少ビターオレンジの苦みやウッディーさもありますが、甘いオレンジ&蜜柑の香りの方が主役。

 

一方で、オランジェソレイヤはオレンジ果肉の甘さではなく、果皮の持つ苦いシトラスの香りが主役です。

オレンジの皮を粗く擦りおろしたみたいに、力強い苦味と爽やかさを感じさせます。

 

どちらも、「トップからラストまでオレンジの香りが続く」という点では共通しています。

真夏のお風呂上りに纏えば、「プハァァ!」と歓呼の声を上げてしまうこと間違いなしの香水です。

まとめ

今回は「ゲラン、アクアアレゴリア オランジェソレイヤ オーデトワレ」について、詳しい香りのレビューをお伝えしました。

オランジェソレイヤは、オレンジの皮の苦みをしっかり効かせたシトラス香水です。

マンダリンバジリックよりも甘さ控えめで、ユニセックスに使いやすい香りになっていますよ。

香り選びの参考になれば嬉しいです♪

★「オレンジの香り」が好きな方はこちらの記事もオススメです。

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参考:ゲラン公式ホームページ「オランジェ ソレイヤ – オーデトワレ」https://www.guerlain.com/jp/ja-jp/p/aqua-allegoria-orange-soleia—eau-de-toilette-P014398.html

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