【ゲラン】アクアアレゴリア ハーバフレスカの香水レビュー|涼風

今回は「GUERLAIN(ゲラン)アクアアレゴリア ハーバ フレスカ オーデトワレ」について、私の肌で実際に使った感想・香り心地を詳しくレビューしたいと思います。

 

ハーバフレスカは、ミントやグリーンティーのすっきりハーバルな香り。

付け始めは清涼感が強いですが、ミドル以降ではほんのりと甘い香りになっていきます。

暑い季節にぴったりの、爽やかな香りですよ!

 

当ページでは、ハーバフレスカの「基本的な情報」「香りの変化」「詳しい感想」などを掲載しています。

この記事はこんな方にオススメ!

・ゲラン、アクアアレゴリア ハーバフレスカの香りについて詳しく知りたい

・ミントのスースー感や、ハーブの香りが好き

・夏にぴったりの爽やかな香水を探している

GUERLAIN(ゲラン)アクアアレゴリア ハーバ フレスカとは?

香水の基本情報

タイトル:HERBA FRESCA(ハーバ フレスカ オーデトワレ)

ブランド:GUERLAIN(ゲラン)

香調:グリーンハーバル

調香師:ジャン=ポール・ゲラン、マチルデ・ローラン

発表:1999年

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ゲラン GUERLAIN アクアアレゴリア ハーバフレスカ EDT 75ml [143920]

トップノート:レモン、クローバー、ペパーミント

ミドルノート:スペアミント、グリーンティー

ラストノート:すずらん、シクラメン

持続性、強さ、どんな香り?(チャート)

持続性:3時間程度

放香性:★★☆☆☆ 弱い

ゲラン アクアアレゴリア ハーバフレスカ、香水イメージチャート

アクアアレゴリア ハーバフレスカの香りの変化

ゲラン アクアアレゴリア ハーバフレスカ、75mlスプレー ボトル

トップノート:草原とミントの匂い(15分)

まずは爽やかで涼しげな、酸味ある香りから始まる。

青々しい草原の匂いとミントの清涼感。ちょっと歯磨き粉っぽい感じもあるが、そこまで刺激的ではない。

シャキッと目が覚めるような、スッキリしたハーブの香りになっている。

ミドルノート:スペアミントの甘み(50分)

酸味や清涼感が和らぎ、香りに甘さが出てくる

ミントの部分は、トップではハッカやペパーミントような「スースー感」があったけれど、ミドルに入る頃にはスペアミントのほんのり甘い匂いになっている。

ちょっと「青じそ」っぽい匂いにも感じた。

グリーンティーは、日本人の飲む緑茶の匂いではなく、西洋的で明るく透明度の高いお茶の匂い。苦味のない緑茶の匂いになっている。

ラストノート:透明系フローラル(2時間)

最後は、ほんわりハーバルなお花の香りでドライダウン。

スズランやシクラメンとのことだが、私は「ゼラニウムの匂いがするなぁ」と思った。

ハーブっぽい青さと、バラのような芳香。それが爽やかで嫌味のないお花の匂いとなっている。

ほのかに甘みもあるが、ホワイトフローラル系の強い甘さではない。また、花粉っぽい匂いも見当たらない。

ナチュラルで、透明感のあるフローラルだ。

 

全体を通して、すっきりしたハーブ系の香りが続いた。

青っぽさもあるが、草を引きちぎった時のようなエグみある匂いではないので、使いやすい香りだと思う。


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ゲラン/ハーバフレスカの感想と口コミ

「アクアアレゴリア」最初の香り

1999年に5つの香りから始まった、アクアアレゴリアシリーズ。

その始まりの5つの香りは、「パンプリューヌ」「イラン&ヴァニーユ」「ラヴァンドベロア」「ローザマグニフィカ」、そして、このページで紹介している「ハーバフレスカ」です。

入れ替わりの激しいアクアアレゴリアシリーズですが、パンプリューヌとハーバフレスカは今でも販売されています。

 

『ハーバーフレスカは、雨上がりの草原の匂いがする。

雨の雫が残る草花が太陽の光を受けて、オルゴールの音色のようにキラキラ輝いている。』

そんな豊かな自然を思わせる、ハーバルな香りです。

 

キーとなるのは、「スペアミント」と「グリーンティー」。特にミントは、最初からドライダウン手前まで長く香ります。

と言っても一定ではなく、最初の方はスースー感のある「ジャパニーズミント系」ですが、次第にほんのり甘い「スペアミント系」に変わっていきます。

ミドル以降で感じるミントは、優しくマイルド。グリーンティーの香りによく馴染んだ状態で登場しました。

雨上がりの草原を駆け回って

最初から香りを振り返ってみましょう。

まず出てくるのは、レモンの酸味とミントの清涼感。真夏の部活帰りに、炭酸割りのレモン果汁を一気に飲み干したような、「プッハァー!!」と声を上げたくなる香りです。

 

そこから刺激が和らいでいって、上項でお話したような、ほんのり甘いミントとグリーンティーの香りへと移ろいでいきます。

ここでのグリーンティーは苦味がなく、香水でよくある感じのお茶の匂いになっています。(分かりやすいところで言うと、「エリザベスアーデン/グリーンティー」のような緑茶の匂い。)

 

優しい甘さと植物の青さのある、ハーブ系の香りが続いていきます。

雨上がりの草原を走り回った時に、草が擦れて青々しい匂いが立ち上ってくるような香りが広がります。

「擦れた」草の匂いというのが一つのポイントです。

草を引きちぎって汁が滲むような、強く青い匂いにはなっていないので、ハーブ系の中でもソフトな印象を与え、使いやすい香水たりえるのでしょう。

 

四代目ゲラン調香師であるジャン=ポール・ゲラン氏は、早朝の草原を馬で駆けていた時にアクアアレゴリアシリーズを思いついたそうです。

彼が馬に乗りながら感じた香りは、ハーバフレスカそのものだったのではないでしょうか。

そんな物語に思いを馳せながら、ゼラニウムのようなハーバルなお花の香りでドライダウンしていきました。

 

アクアアレゴリアシリーズらしく、放香性も穏やかで香りも長くは残りません。

「気分転換にシュッと一噴き」といった具合に、気軽に手に取れる香水だと思います。

まとめ

今回は「ゲラン、アクアアレゴリア ハーバフレスカ オーデトワレ」について、詳しい香りのレビューをお伝えしました。

ハーバフレスカは、ミントとグリーンティーが主役の香水。

分類するならばグリーンハーバルとなるけれど、青々しさは控えめなので、存外に使いやすい香りです。

パンプリューヌと並んで、アクアアレゴリアシリーズ、スターティングメンバーの一つというのも良いですよね。

香り選びの参考になれば嬉しいです♪

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参考:ゲラン公式ホームページ「ハーバ フレスカ オーデトワレ」https://www.guerlain.com/jp/ja-jp/p/aqua-allegoria-herba-fresca-eau-de-toilette-P014392.html

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