【ゲラン】シャリマー オーデトワレのレビュー|閑雅で艶めかしい

今回は「GUERLAIN(ゲラン)シャリマー オーデトワレ」について、どんな香りかご紹介したいと思います。

 

シャリマー オーデトワレは、「シトラス → パウダリー → バニラ」という形で変化し、香りの流れはオーデパルファンと似ていますが、オーデパルファンよりシンプルですっきりした印象です。

シャリマーらしい、「オリエンタルな色気」を感じさせる香水になっていますよ。

 

当ページでは、シャリマーEDTの「基本的な情報」「香りの変化」「詳しい感想」などを掲載しています。

この記事はこんな方にオススメ!

・ゲラン、シャリマー オーデトワレの香りについて詳しく知りたい

・”色っぽい”香水を探している

・シャリマー オーデパルファンとオーデトワレの違いが知りたい

GUERLAIN(ゲラン)シャリマー オーデトワレとは?

香水の基本情報

タイトル:SHALIMAR Eau de Toilette(シャリマー オーデトワレ)

ブランド:GUERLAIN(ゲラン)

香調:オリエンタル、パウダリー

調香師:ジャック・ゲラン

発表:1925年

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トップノート:ベルガモット、レモン、フローラルノート

ミドルノート:アイリス、ジャスミン、ローズ

ラストノート:バニラ、トンカビーン、バルサミックノート、インセンス

持続性、強さ、香りのチャート

持続性:4.5時間程度

放香性:★★★☆☆+ やや強い~強い

【GUERLAIN・ゲラン】シャリマー/オーデトワレ、香水イメージチャート

シャリマー オーデトワレって、どんな香り?

トップノート:ベルガモットにレザー(10分)

シトラスノートを中心に、レザーを混ぜたようなハンサムな香りでスタート。

特に「ベルガモットのほろ苦さ」が中心にあるようだ。

トップでは、どちらかというとメンズ寄りの香調に思えた。

ミドルノート:パウダリーフローラル(40分)

つけ始めから10分ほどするとパウダリーな香りが出て来て、一転、レディース寄りの香調になる。

パウダリーな要素はアイリスがメインで、それを補助するようにトンカ豆とインセンスがあるようだ。

この辺りの香りを一言で表すのなら「パウダリーなフロリエンタル(オリエンタルなフローラル)」となるだろうか。

パウダリーな甘さの奥にレザリーなツンとした匂いがあり、香り全体を引き締めていた。

ラストノート:バニラ・樹脂・レザー(3.5時間)

パウダリーさが少し治まり、代わりにバニラ・樹脂系の甘い香りが出てくる。

この頃になると、香り立ちは淡くなっている。

 

レザリーな香りも薄れてはいるが、まだ少しバニラの奥に残っている。

これが、バニラアイスに洋酒を一さじ垂らしているようで、良いアクセントになっている。

そのまま淡く甘い香りが長く続き、フェードアウトしていった。


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ゲラン/シャリマー オーデトワレの解説と感想

バニラを引き立てる、レザーの香り

3代目ゲラン調香師であるジャック・ゲラン氏が生み出した名香の一つ、「SHALIMAR(シャリマー)」。

1925年に発売されたこの香水は、当初 パルファン・オーデトワレ・オーデコロンのラインナップで、後にオーデパルファンも登場しました。

 

現在、日本のゲランが公式に扱っているシャリマーシリーズの香水は、パルファン・オーデパルファン・オーデトワレ(と、限定のシャリマー)。

これを書いている2023年秋には、限定で「シャリマー ミレジム イリス」が出ていましたね。

海外では、日本には限定で入ってきた香り「SHALIMAR Souffle de Parfum/Eau de Parfum(シャリマー スフルドゥパルファン)」も販売されているようです。

 

シャリマーは、エメ・ゲランによる香水「Jicky(ジッキー)」を基盤とし、そこからアロマティックノートを除き、バニラを強めた形になっているそうです。

また、ジャン=ポール・ゲラン氏が「シベットのないシャリマーは、ワインのない食事のようなものだ」と言ったくらいに、レザリーな香り(シベットはレザリー・アニマリックな香り)もキーになっています。

これがあることでバニラの香りをより引き立て、こっくりと深みのある甘い香りに仕立てているのでしょうね。

 

私も、このレザリーな香りがトップではベルガモットをハンサムな印象にし、ミドルでは甘いパウダリーさを引き締め、ラストではバニラに一さじの洋酒を垂らしたように深みをもたらしているように感じました。

シャリマー「オーデパルファン」と「オーデトワレ」の違い

さて、前回レビューした「シャリマー オーデパルファン」と「シャリマー オーデトワレ」の違いについてお話ししたいと思います。

 

「シャリマー オーデパルファン」については、こちらに詳しく載っています。

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【GUERLAIN・ゲラン】シャリマー/オーデパルファン、詳しい香水レビュー/口コミ

 

全体の大まかな流れとしては、両者ともに「シトラス」→「パウダリーフローラル」→「バニラ・樹脂様の甘さ」といった形で同じ。

でも、違う点もたくさんあります。

 

まずトップノートですが、オーデパルファンではベルガモット・レモンを中心に、「スパイシーなダークチョコレート」や「樹脂系の甘み・スモーキーさ・ウッディーさ」などが重なり、とても複雑です。

一方、オーデトワレではベルガモットの背景にレザリーな香りが重なる形で、オーデパルファンよりはシンプルですっきりした印象を抱きます。

 

また、ミドルのパウダリーさも、ラストのバニラやバルサミックな甘さも、オーデトワレよりオーデパルファンの方が強いように思いました。

オーデパルファンの方が、「シトラス」「パウダリー」「バニラ」といった一つ一つの香りの要素が、”粒立っている”というか、”主張が強い”イメージです。

 

2つとも「オリエンタルな色気」を感じさせる香りですが、オーデパルファンの方が これも強いです。

オーデトワレは、「レディーな気品を感じさせる色っぽさ」といった感じ。

オーデパルファンが「大胆にスリットの入ったドレス」なら、オーデトワレは「美しく うなじを抜いた 着物」といったイメージの違いでしょうか。

 

どちらもレディース寄りの香調かと思いますが、比べると、オーデトワレの方が 若干メンズに寄っているように感じました。

甘さもある香水なので、男性や体温の高い方はオードトワレの方が使いやすいかもしれません。

まとめ

今回は「ゲラン/シャリマー オーデトワレ」について、詳しい香りのレビューをお伝えしました。

シャリマー オーデトワレは、シャリマーらしいオリエンタルな官能性を感じさせる香水ですが、オーデパルファンに比べると多少あっさりしているように思います。

トワレであってもパウダリーさや 甘さは強いですが、体温が高い方や暑い季節はオーデパルファンより使いやすさがあるかもしれません。

香り選びの参考になれば嬉しいです♪

★「オリエンタル系の甘い香り」が好きな方はこちらの記事もオススメです。

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参考:ゲラン公式ホームページ「シャリマー オーデトワレ」https://www.guerlain.com/jp/ja-jp/p/shalimar-eau-de-toilette-P012202.html

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