【エルメティカ アイビーミー】香水レビュー『碧い蔦と薔薇』

今回は「HERMETICA(エルメティカ)アイビーミー オーデパルファム」について、詳しくレビューしたいと思います。

アイビーミーは、「アイビー」と「ローズ」が両輪になって香りが進みます。

青々しい蔦やバラの香り。最後には青さも酸味も和らいで、ムスクとローズの優しい香りに変化していきます。

当ページでは、アイビーミーの基本的な情報、香りの変化や詳しい感想などを掲載し、どんな香りの香水かお伝えします。

この記事はこんな方にオススメ!

・エルメティカ、アイビーミーの香りについて詳しく知りたい

・ハーバルな香り、植物の青々しい香りが好き

・酸味のあるバラの香りが好き

HERMETICA(エルメティカ)アイビーミー オードパルファム

香水の基本情報

タイトル:IVYME(アイビーミー オーデパルファム)

ブランド:HERMETICA(エルメティカ)

香調:ハーバル

調香師:アリエノール・マスネ

発表:2020年

シングルノート:アイビー、カシス、ベルガモット、ターキッシュローズ、すずらん、ジャスミン、ガルバナム、モス、ムスク、アンバー

持続性、強さ、どんな香り?(チャート)

持続性:3.5時間程度

放香性:★★★☆☆ やや強い

エルメティカ アイビーミー、香水イメージチャート

青々しく透明、植物の香り

シングルノートですが、時間の経過による香りの変化がわかりやすいよう、トップ、ミドル、ラストの形でお伝えします。

トップノート:グリーンハーバル(25分)

付けてすぐ、透明感のあるウォータリーな香りが広がる。そこにシトラスの爽やかさも加わっていく。

さらにアイビーやガルバナムの「草」っぽい要素も出てきた。

2、3分もすると爽やかなシトラスはいなくなり、この「草」っぽい香りが主役に入れ替わった。

ミドルノート:青々しいローズ(40分)

この辺りから「ローズ」が香りの主役になる。

切り花というよりは地植えのバラのイメージで、「固く閉じている蕾」や「茎」を連想させる青々しさがある。

なので、「バラの香水」というよりは「生のバラ」を直接嗅いでいるような、植物らしい香りになっている。

バラの花弁をギュっとすり潰した時のような、酸味の強いローズ香だと思った。

ラストノート:ローズ+ムスク(2.5時間)

「あまり香りに変化はないままでドライダウンするのかな」と思っていたが、ここまで来るとローズの酸味が和らいできて、代わりに優しい甘さが出てきた。

 

最初は何の甘さか、ピンと来ない。

「マシュマロみたい?でもお砂糖っぽくはないなぁ。」「バニラ系や樹脂系の重い甘さでもない。」「お花かなぁ?でも何かちょっと違うなぁ…。」とここまで10分ぐらい考えて、「ムスクだ!!」と思い至る。

 

アニマリックな濃いムスクでも、石鹸のようなクリーン系ムスクでもない。

やや石鹸系ムスクのニュアンスがあるけれど、それよりもっと柔らかいホワホワした感じの、マシュマロみたいな甘さだ。

個人的にはこのドライダウンあたりの「マシュマロムスク(勝手に命名)」と「酸味を失ったローズ」のコラボレーションが大好きだった。

「エルメティカ アイビーミー」の感想/口コミ

グリーンで透明感ある「ツタ」の香り

2020年に登場した「IVYME(アイビーミー)」の香り。エルメティカのカテゴリーでは、「Emerald Stairways(エメラルド ステアウェイズ)」に入ります。

こちらのカテゴリーは、「グリーン」「スパークリング」「ピュア」「スパイシー」なニュアンスの香りが特徴です。

アイビーミーはアイビー(ツタ)の「グリーン」で透明感ある香りに主眼を置いており、「エメラルド ステアウェイズ」のイメージにぴったり

 

さすが「アイビー」とタイトルに含んでいるだけあって、最初の方はかなりハーバルな匂いになっています。

端的に言うと「草」っぽい匂い。でも、同じツタが主役の「ディプティック オードリエル(EDT)」などに比べると、えぐみは少なく付けやすいようです。

イメージで言うと「ツタをブチッと引きちぎった時の白い樹液」のような苦々しい部分が、しっかり取り除かれている香りになっています。

 

私にとっての「No.1 草」の香りは、「ロクシタン エルヴァブランシュ(EDP)」なのですが、こちらが好きな人はアイビーミーも気に入ってもらえるのではないかと思います。

比べてみるとアイビーミーの方が、エルバブランシュよりも甘さ控えめな香りになっています。

主役は…「ローズ」?

さて、香りは進みます。今度は「ローズ」が出てきました。

それはとても青々しい薔薇で、花びらではなく、蕾やガク、茎の部分を思わせる匂いになっています。

大体ここまでが付け始めから30分くらいなのですが、ここから先はローズの香りが最後までずっと存在します。

さらに3、40分もすると、青々しい部分もなくなり、柔らかいローズの香りに変化していきます。

 

上項でアイビーミーは「ツタのグリーンな香りが主役!」と言っていましたが、この辺りで気付くのです。

「あれ?この香水の主役ってローズなの?」ということに。

一通り香りが消えるまで確認してから振り返ってみても、「やっぱりこれはローズの香水だよね~」という印象が残りました。

 

香りの終盤では、ムスクがしっかり出てきます。個人的には、この辺りの香りが特に秀逸なように感じました。

分かってしまえば明らかにムスクの香りなのに、最初は本当に何の匂いか分からない、不思議なムスク。

そしてこのムスクがローズの香りと重なって、とても素敵な終わり方をするのです。

 

アイビーミーは「アイビー」と「ローズ」が両輪となって香ります。

ハーバルな香りや「草」のような匂い、また青々しさや酸味を伴うバラの香りがお好きな方には、是非試してみてもらいたいと思いました。

レイヤード(コンバイニング)レビュー

「フエギア1833、ムスカラフェロジェイ パルファン」とレイヤードしてみました。

腹部にムスカラフェロジェイを1プッシュ、その上にアイビーミーを1プッシュ。

 

ムスカラフェロジェイ単独だと、私の肌では「ミント+ムスク」の香りがうっすらと出ます。

アイビーミーのムスクがとても気に入ったので、ムスカラフェロジェイをベースに仕込むことでどんな風に変化するか試してみたく選びました。

 

出だしのあたりでは、グリーンな香りが強く出ます。

アイビーミー単独で付けていると、最初からローズの気配を感じるのですが、こちらのレイヤードではくっきりとした「草」系の香りになっていました。

 

付け始めから1時間ほどするとローズの香りが出てきますが、グリーンハーバルな印象のままで、ローズの香りはあくまでアイビーに添えてある形です。

この辺りから、身体の動きに合わせて時々ムスクが香り立ちます。

ムスカラフェロジェイ単独で付けてみると「何も匂わないなぁ…」と思っていても、ふと「あ。ムスク!」と気づくことがあります。それと同じ感じです。

 

こちらのレイヤードでは最後までハーバルな要素が残り、香り持ちもかなり良くなりました。

アイビーミー単独で付けると「主役はローズなんだろうか?」と思ったりもするのですが、ムスカラフェロジェイと重ねることで、アイビーが主役だとはっきり主張するような香り方に変化しました。

まとめ

今回は「エルメティカ アイビーミー オーデパルファム」について、詳しい香りのレビューをお伝えしました。

アイビーミーは、青々しくハーバルなツタの香りから酸味のあるローズに変化し、最後はムスクとローズの優しく甘い香りで終わりを迎える香水です。

アイビーもしっかり香りますが、ローズも主役の香水と言えるかと思います。

香り選びの参考になれば嬉しいです♪

★「ハーバルな香り」が好きな方はこちらの記事もオススメです。

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参考:HERMETICA公式ホームページ「IVYME」https://hermetica.com/products/ivyme

 

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