今回は「GUERLAIN（ゲラン）アクアアレゴリア フォルテ マンダリン バジリック オーデパルファン」について、どんな香りかご紹介したいと思います。
マンダリンバジリック フォルテは、マンダリンオレンジとベビーパウダーのような優しい甘さの香水。
ページ後半では「マンダリンバジリック（EDT）」と「マンダリンバジリック フォルテ（EDP）」の違いについてもご紹介しています。
この記事はこんな方にオススメ！
・ゲラン、アクアアレゴリア フォルテ マンダリンバジリックの香りについて詳しく知りたい
・オレンジの香り、ベビーパウダーのような香りが好き
・普通のマンダリンバジリックとマンダリンバジリック フォルテの違いが知りたい
今回は「GUERLAIN（ゲラン）アクアアレゴリア マンダリン バジリック オーデトワレ」について、どんな香りかご紹介したいと思います。 マンダリンバジリックは、蜜柑のような香りやシトラスの果皮の苦み、またプリっと[…]
GUERLAIN（ゲラン）アクアアレゴリア フォルテ マンダリンバジリックとは？
香水の基本情報
タイトル：MANDARINE BASILIC FORTE（マンダリン バジリック フォルテ オーデパルファン）
ブランド：GUERLAIN（ゲラン）
香調：シトラス
調香師：デルフィーヌ・ジェルク
発表：2022年
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トップノート：マンダリンオレンジ、ブラックカラント、バジル
ミドルノート：オレンジブロッサム、ブルガリアンローズ、マダガスカル産バニラ
ラストノート：サンダルウッド、シダーウッド、ムスク、パチョリ
持続性、強さ、香りのチャート
持続性：4時間程度
放香性：★★★☆☆ やや強い
アクアアレゴリア フォルテ マンダリンバジリックって、どんな香り？
トップノート：ほんのり甘いマンダリンオレンジ（30分）
ほんのり甘いシトラスの香りからスタートする。
甘みの部分はオレンジ果実の甘さではなく、ベビーパウダーのような感じ。
シトラスの方は、マンダリンオレンジの香りだ。マンダリンバジリック（EDT）のように「蜜柑」の香りではない。
シトラスの持つ苦味（ワタや皮の部分の香り）はほとんど無く、明るい香りになっていた。
ミドルノート：ベビーパウダー系の甘さが強くなる（1時間20分）
甘みが強くなってきて、ミドルノートに入る。
香料を確認するとこの甘さはバニラ由来なのだと思うけど、私には「オレンジの香り」と銘打った「ベビーパウダー」の香りに思える。
この辺りは、メゾン フランシス クルジャン「アクアヴィタエEDT」によく似ている。
甘いと言っても濃厚なものではなく、軽やかで優しい香りが続いた。
ラストノート：優しい甘さをシトラスがすっきりと（2時間10分）
オレンジの香りがどんどん薄れ、ベビーパウダー様の甘い香りがラストノートの主役になる。
そこにシトラスとシダーウッド系のすっきりした香りが、薄く重なっている。
FORTE（強い）の香水ではあるが、香り立ちは穏やかだ。香り持ちも長くはないので、気軽に使いやすいと思う。
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ゲラン／フォルテ マンダリンバジリックの解説と感想
パワフルな香りに仕立てた、アクアアレゴリア フォルテ
通常ラインのアクアアレゴリアは「オードトワレ」ですが、「オードパルファム」バージョンとして作られた「アクアアレゴリア フォルテ」のシリーズ。
今回は、その中でも「MANDARINE BASILIC FORTE（マンダリンバジリック フォルテ）」の香りをご紹介したいと思います。
アクアアレゴリア フォルテは、従来のキラキラしたオルゴールの音色のようなアクアアレゴリアの香りにウッディーノートで厚みを持たせ、よりパワフルな香りに仕立てたシリーズです。
2022年8月に、「ローザロッサ（フォルテ）」と「マンダリンバジリック（フォルテ）」の２つが同時リリースされましたが、今後も増えていきそうですよね～。
でも、アクアアレゴリアは数年で廃盤となる香りも多く、かなり入れ替わりが激しいのでその辺どうなるんでしょうか…。
（フォルテも同じくらいのハイテンポで入れ替えていくのかな？）
本当に個人的な気持ちですが、アクアアレゴリアはあの”キラキラポワーン”とした明るく穏やかなところが良いと思うので、「あえてフォルテにしなくてもいいのにな…」と感じております。
でも「アクアアレゴリアは好きだけど、もう少し豊かに香って欲しいな～」と思ってらっしゃった方にとっては、フォルテの誕生はすごく嬉しいニュースだったのではないでしょうか。
マンダリンバジリック「オーデトワレ」と「フォルテ（オーデパルファン）」の違い
さて、「マンダリンバジリック オーデトワレ（以下、トワレ）」と「マンダリンバジリック フォルテ（以下、フォルテ）」の香りの違いについてお話ししたいと思います。
まず、トワレとフォルテの香りはどちらもシトラス系ではありますが、結構違います。
単純にトワレを強く濃厚にしたものがフォルテというわけではありません。
トワレの方はクレメンタイン由来の蜜柑、そしてオレンジのリアルな香りが強く、かなりフレッシュな印象を受けます。
それに比べフォルテではマンダリンの甘いオレンジの香りが主役で、ベビーパウダーのような甘さが全体を包んでいる形になっており、フレッシュさは控えめ。
どちらも明るく軽快な香りですが、フォルテの方が透明度が低く濁っているイメージです。
トワレが「鉄琴」なら、フォルテは「木琴」の音色という印象を抱きます。
香りの強さ（拡散性・放香性）については「フォルテの方がちょっと強いかな？」くらいで、大きく違いは無いように思います。どちらも控えめです。
香り持ち（持続性）についてはフォルテの方がやや長め。
トワレで３時間くらい、フォルテで４時間くらいはしっかり香りを感じられそうです。
どちらも付けやすいオレンジ系香水だと思いますが、「オレンジ・蜜柑の香りそのものをまといたい！」という方にはトワレが、「オレンジの香りに少し温もり・甘さを足したい！」という方にはフォルテがオススメです。
まとめ
今回は「ゲラン／アクアアレゴリア マンダリンバジリック フォルテ オーデパルファン」について、詳しい香りのレビューをお伝えしました。
マンダリンバジリック フォルテは、マンダリンオレンジの果汁とベビーパウダーのような甘さが主役の香水。
「フォルテ」とありますが、アクアアレゴリアらしく穏やかで付けやすい香りです。
香り選びの参考になれば嬉しいです♪
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参考：ゲラン公式ホームページ「マンダリン バジリック フォルテ – オーデパルファン」https://www.guerlain.com/jp/ja-jp/p/aqua-allegoria-mandarine-basilic-forte—eau-de-parfum-P014473.html
