【ニシャネ】ウーロンチャとは?冷たく爽やかなお茶の香り

今回は「NISHANE(ニシャネ)ウーロンチャ エキストレ ド パルファム」について、どんな香りかご紹介したいと思います。

 

ウーロンチャは、アロマティックで爽やかなシトラスが混じる、冷たいウーロン茶の香りです。

「面白味」や「意外性」には欠けるかもしれませんが、とても付けやすいティー系フレグランスだと思います。

 

この記事はこんな方にオススメ!

・ニシャネ、ウーロンチャの香りについて詳しく知りたい

・老若男女問わず、また付けるシーンも選ばない香水が欲しい

・軽やかなティー系香水であっても、香りが長続きしてほしい

NISHANE(ニシャネ)ウーロンチャとは?

香水の基本情報

タイトル:WULONG CHA Extrait de Parfum(ウーロンチャ エキストレドパルファム)

ブランド:NISHANE(ニシャネ)

香調:ティー、ハーバル

調香師:ホルヘ・リー

発表:2014年

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ニシャネ NISHANE ウーロンチャ P 100ml [055227]

トップノート:ベルガモット、オレンジ、リトセア、マンダリン

ミドルノート:ウーロン茶、ナツメグ

ラストノート:ムスク、フィグ

持続性、強さ、香りのチャート

持続性:5~5.5時間程度

放香性:★★★☆☆ やや強い

【ニシャネ】ウーロンチャ/エキストレド パルファム、香水イメージチャート

ウーロンチャって、どんな香り?

【NISHANE(ニシャネ)ウーロンチャ・烏龍茶】香水レビュー

トップノート:レモンのような酸味、アロマティックな香り(20分)

すみれの葉のようなグリーンハーバルな香りと、シトラス系の酸味から始まる。

レモングラスのような「草っぽさ」と「レモンの酸っぱさ」も感じるが、これはリトセア(アオモジ)だろうか。

アロマティックで、さっぱり爽やかなトップノートになっている。

ミドルノート:紅茶に近いウーロン茶(1時間)

「シトラス&ハーバル」な香りより、「ティー」の方が目立つようになってくる。

渋みが少なくさっぱりしたウーロン茶の香りだが、トップから残る「レモン系の酸味」にイメージが引っ張られて、「レモンティー」の香りにも思える。

 

ほんのりと甘さもあり、「紅茶に近いウーロン茶(微糖)」といった香りになっていた。

ラストノート:シャンプー感のあるムスク(4時間)

お茶のさっぱりした香りを残しつつ、ムスクの甘さが出てきてドライダウンに向かう。

清潔感のあるピュアなムスクで、「シャンプーっぽさ」も感じる。

このあたりまでくると香りは拡散せず、肌の側で穏やかに漂う。

 

ニシャネのエキストレドパルファムの中では持続が短めだが、ティー系フレグランスの中では香り持ちが良い方だと思う。

通年使えそうだが、暑い季節に似合う、爽やかな香水だった。


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ニシャネ/ウーロンチャの解説と感想

冷たい「加糖ウーロン茶」の香り

トルコの香水メゾン「NISHANE(ニシャネ)」より、2014年に登場した「WULONG CHA(ウーロンチャ)」の香り。

こちらは、「ミニチュアアートコレクション」の中の一本です。

 

ブランドによると、こんな香りだそうです。

市場で最も力強くフレッシュな香りの一つとして、弾けるような新鮮さをもたらすベルガモット、オレンジ、マンダリンのシトラスノートで幕が開けます。地中海のイチジクとムスクが香水のベースとなりつつ、ウーロン茶の香りが遠巻きに魅了します。

ーNISHANE公式ホームページより

 

公式の説明では「ウーロン茶は曖昧な感じで香る」と言う事ですが、実際に付けてみると「がっつりティー系」の香水であることが分かります。

ウーロン茶と言えば「無糖のお茶」のイメージが強いかと思いますが、こちらの香水ではお砂糖が入っているような甘さも感じました。

 

以前中国へ行ったときに、ペットボトルの冷たいお茶が「加糖タイプ」でびっくりしたのを思い出しました。

(冷たいペットボトルの緑茶や烏龍茶は、お砂糖入りのものが主流なんだそうです!)

この香水では、その時に飲んだ「甘いウーロン茶」の香りがします。

「個性」には欠ける

さて、ウーロンチャを肌に一噴き。

説明では「ベルガモット、オレンジ、マンダリンのシトラスノートで始まる」とのことですが、私はトップの主役は「リトセア(アオモジ)」の香りになっていると思います。

レモングラスのような、「若葉のフレッシュな青さ」と「レモン系の酸味」を合わせた香りが強く出ています。

 

それがやがて、「甘いティー」の香りと混じり出します。

このあたりの「シトラス」「ハーバル」「甘さ」「ティー」を感じられる部分が、この香水の主題。

 

レモンのような酸味やシュガーのような甘さがあるからか、「レモンティー」の香りにも近いと思いました。

ただし、紅茶葉の持つ「苦み」や「渋み」はなく、さっぱりしている。

やはり「紅茶」というよりは、ちゃんと「ウーロン茶」の香りになっているようです。

 

ラストは清潔感のある、軽いムスクで終わっていきます。

フィグは、私には全く感じられません。

 

「シトラス」→「ティー」→「ムスク」という展開で、ティー系香水の中でも「王道」というか、”ありがち”な印象を受けます。

100mlサイズで280ドルと、まずまず”お高い”香水なので、もう少し「捻り」や「意外性」が欲しいところ。

(ちゃっかりフルボトル買っちゃってるけど…。)

 

ただ、こういった爽やかでさっぱりしたティー系フレグランスにしては、香りの持続力に優れていると思います。

老若男女問わず、使いやすい香水です。

まとめ

今回は「ニシャネ/ウーロンチャ エキストレドパルファム」について、詳しい香りのレビューをお伝えしました。

ウーロンチャは、リトセアのレモン系の酸味から、冷たい「加糖ウーロン茶」の香りへと続きます。

ラストは、軽やかなムスクの香りでドライダウン。

「個性」や「意外性」のある香りではありませんが、その分付けやすい香水かと思います。

香り選びの参考になれば嬉しいです♪

★「お茶系の香り」が好きな方はこちらの記事もオススメです。

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参考:NISHANE公式ホームページ「WULONG CHA」https://nishane.com/product/wulong-cha/

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