【ザハウスオブウード】ザ タイムのレビュー|温かいアールグレイ

今回は「THE HOUSE OF OUD(ザ ハウス オブ ウード)ザ タイム オード パルファム」について、私の肌で実際に使った感想・香り心地を詳しくレビューしたいと思います。

 

ザタイムは、ストレートのアールグレイティーのような香りが主役の香水です。

紅茶の香りは時間と共に薄れていき、最後の方はパウダリーな甘さが優しく香ります。

 

当ページでは、ザタイムの「基本的な情報」「香りの変化」「詳しい感想」などを掲載しています。

この記事はこんな方にオススメ!

・ザハウスオブウード、ザタイムの香りについて詳しく知りたい

・アールグレイティーの香りが好き

・アイスティーではなく、温かい紅茶の香りが欲しい

THE HOUSE OF OUD(ザ ハウス オブ ウード)ザタイムとは?

香水の基本情報

タイトル:THE TIME Eau de Parfum(ザ タイム オードパルファム)

ブランド:THE HOUSE OF OUD(ザ ハウス オブ ウード)

香調:ティー

調香師:クリスチャン・カラブロ

発表:2018年

トップノート:カモミール、ベルガモット、ニガヨモギ

ミドルノート:青茶(ウーロン茶)、アイリス、バーベナ

ラストノート:紅茶、シダーウッド、アンバー、ムスク

持続性、強さ、どんな香り?(チャート)

持続性:3.5時間程度

放香性:★★★☆☆ やや強い

【ザハウスオブウード】ザ タイム/オードパルファム、香水イメージチャート

ザ タイムの香りの変化

トップノート:濃いアールグレイティー(15分)

まずは、苦みを含んだ”草っぽい香り”から始まる。

後を追いかけるように、ベルガモットの「シトラスの果皮の苦みが効いたグリーンシトラス」が出てくる。

このベルガモットが、オープニングの主役だ。

 

さらに5分もすると、背後から紅茶の香りが出てきて「アールグレイティー」が完成する。

甘さはなく、ストレートティーの香りだ。

ミドルノート:マイルドな紅茶(40分)

ベルガモットが薄れていって、苦みがマイルドになる。

シトラス系の酸味はまだ感じられるが、「ベルガモット由来」というよりは「レモンバーベナ由来」の、ハーバルな香りに切り替わっているように思う。

この酸味の部分も、トップに比べるとかなりマイルドだ。

 

ミドルに入ってからさらに2、30分程経った頃には、紅茶葉の「苦み」や「渋み」もかなり弱くなっている。

その代わりに、粉っぽい甘さ(アイリスかな?)が出てきた。

ラストノート:粉っぽい甘さで終わる(2.5時間)

ほんのりと甘さを含んだ「ティー」の香りでドライダウンに向かう。

砂糖のような甘さというよりは、ミルクを加えたような甘さに思える。

 

トップでは濃いアールグレイティーの香りだったが、ラストまで来ると「かなり薄い紅茶」といった印象を受ける。

薄いといってもウォータリーな瑞々しさがある訳ではなく、アイリスの影響か、むしろ粉っぽく乾いた香りになっている。

 

そして紅茶の香りはどんどん薄れ、最後はアイリスの粉っぽさ+ムスクの甘さを残してフェイドアウトしていった。


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ザハウスオブウード(THOO)ザタイムの感想と口コミ

ザ タイムは「瞬間」の香り

イタリアの香水メゾン「THE HOUSE OF OUD(ザ ハウス オブ ウード)/THOO」より、2018年に登場した「THE TIME(ザタイム)」の香り。

THOOは6つのコレクションに分かれていますが、THE TIMEは「UNIVERSE THOO(ユニバース THOO)」の中の一本です。

 

UNIVERSEとは、「万物」「全宇宙」「全世界」といった意味ですが、ザタイムはそのコレクション名に相応しく、哲学的な意味を持った香りだそうです。

(抜粋)「時間(THE TIME)」とは、私たち自身の中で認識する束の間のほんの一瞬、つまり「瞬間」です。それは「自分自身を生きる」という明確な意識であり、自分の中の奥深くにある最も「確かな部分」と分かち合うような瞬間を、強く経験することです。日本の茶道の儀式のように多大な感謝を込めて、私たちはそれを大切にし、尊敬しています。この香りの構成は自己探求へのレッスンです。

ーTHOO公式ホームページより(訳・たゆた)

 

なんということでしょう。

できるだけ分かりやすく和訳したつもりですが、全然意味が分からない。

(でも、こういう概念的な話は好きよ。)

 

ザ タイムを纏えば「自分の核となるような大切な部分にも響く、素晴らしい香り体験が得られますよ。」ということでしょうか。

また、「瞬間」というワードも何回も出てきます。

この香水の主役であるティーの香りはあっという間に薄れていくのですが、「瞬間」がキーワードと言うのならば、この儚さも納得ですね。

温かいアールグレイティーの香水

説明中にも「日本の茶道」という言葉が出てきますが、この香水は「ティー系」の香りになっています。

ただし、日本茶ではなく紅茶。

もっと言えば「アールグレイティー」の香りです。

 

付け始めから30分程は、ベルガモットの効いたアールグレイの「しっかりした紅茶の香り」を楽しむことが出来ます。

そこから紅茶は薄れ、最後の方は粉っぽいアイリスの甘さへと変化します。

 

この香水のイメージとしては、「温かいアールグレイのストレートティー」が相応しいと思います。

香り後半ではそこに「牛乳」(「クリーム」ではない)を加えて、紅茶の匂いを薄めたようなイメージを抱きました。

 

私の肌でしっかり香りを認識できるのは3~4時間と短めで、さらに紅茶がはっきり分かるのは付け始め30分程度です。

個人的に好みの香りではありますが、欲を言うならもっと紅茶が続いて欲しいところ。

最後の方はパウダリーさも登場し、優しく香ります。

通年使いやすい「ティー系香水」だと思います。

まとめ

今回は「ザ ハウス オブ ウード/ザ タイム オードパルファム」について、詳しい香りのレビューをお伝えしました。

ザタイムは、「温かいアールグレイのストレートティー」が主役の香水です。

しっかりした紅茶らしさは付け始めの30分程で、あとは少しずつ薄れていきます。

ラストでは、パウダリーな甘さが優しく香りますよ。

香り選びの参考になれば嬉しいです♪

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参考:The House of Oud公式ホームページ「THE TIME」https://thoo.it/product/the-time/

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