【ビュリー サモトラケのニケ オー トリプル】香水レビュー

今回は「OFFICINE UNIVERSELLE BULY(オフィシーヌ ユニヴェルセル ビュリー)サモトラケのニケ オー トリプル」について、詳しくレビューしたいと思います。

サモトラケのニケは、船上に舞い降りた、勝利を祝福する女神「ニケ」を表現した香水です。

ジャスミンやマグノリアなどの花々が溶け込んだ「潮」の匂いと、神秘的なニュアンスのあるミルラの香り。

ニケの翼が巻き上げた、海の匂いを思わせる香りになっています。

当ページでは、サモトラケのニケの基本的な情報、香りの変化や詳しい感想などを掲載し、どんな香りの香水かお伝えします。

この記事はこんな方にオススメ!

・ビュリー、サモトラケのニケの香りについて詳しく知りたい

・海の香りが好き、爽やかな花の香りが好き

・「勝利」したい時にぴったりの香りを探している

ビュリーの香水、レビュー一覧はこちらからどうぞ!(他のルーブルコレクションも載ってます。)

BULY(ビュリー)/サモトラケのニケ オー トリプル

香水の基本情報

タイトル:La Victoire De Samothrace(サモトラケのニケ オー トリプル)

ブランド:OFFICINE UNIVERSELLE BULY(オフィシーヌ ユニヴェルセル ビュリー)

香調:マリン、フローラル

調香師:アリエノール・マスネ

発表:2019年

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シングルノート:ベルガモット、マグノリア、オレンジブロッサム、ジャスミン、ローズ、チューベローズ、ミルラ、ウッディノート

持続性、強さ、どんな香り?(チャート)

持続性:3.5時間程度

放香性:★★☆☆☆ 弱い

ビュリー サモトラケのニケ、香水イメージチャート

「海」がテーマ、爽やかな花々の香り

【ビュリー サモトラケのニケ オー トリプル】香水レビュー

シングルノートですが、時間の経過による香りの変化がわかりやすいよう、トップ、ミドル、ラストの形でお伝えします。

トップノート:シトラスの香りが溶け込んだ「潮」の匂い(15分)

付け始め、しばらくは瓜っぽい匂いがある。

「ロータスをテーマにした、マリン系の香水みたいな感じだなぁ」というのが第一印象で、「華やかな」というよりは「スッキリ冷たい」感じのする、爽やかなお花の匂いになっている。

ノートを確認したりブランドの説明を読んだりすると、最初にシトラスが香るのかなぁと思うのだが、そうではなくて、ベルガモットやマグノリアの酸味が溶け込んだ「潮」の匂いで、この香水はスタートするようだ。

ミドルノート:ミルラの柔らかい甘さ(1時間15分)

次第にミルラの香りが出てくる。お香のような、くぐもった印象の樹脂系の匂いがする。

この頃になると「潮」に溶け込んでいたマグノリアの輪郭がはっきりしてきて、鼻で捉えられるようになる。

その他には、塩気を含んだジャスミンの匂いも感じ取れる。

最初の15分と比べると柔らかい甘さがあって、香りに温もりが出てきたようだ。

ラストノート:海っぽい香りのままに薄れる(2時間)

香りがマイルドになり、ドライダウンを迎える。

先程まで感じていた、ジャスミンの鼻にツンとくる匂い(インドール臭)がなくなって、花の甘味だけが残っている。

相変わらず海っぽい香りが続いている。

この辺りでウッディーなノートが出てくるかと思ったけれど、私には感じられないまま香りが薄れていった。


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感想(2件)

「ビュリー/サモトラケのニケ」の感想/口コミ

勝利の女神「ニケ」

©ルーブル美術館「Victoire de Samothrace」https://collections.louvre.fr/en/ark:/53355/cl010252531

Bulyとルーブル美術館のコラボコレクションのうちの一つ、「La Victoire De Samothrace(サモトラケのニケ)」の香り。調香はアリエノール・マスネ氏となっています。

 

本作のモチーフとなっている「サモトラケのニケ」は、勝利の女神「ニケ」が船の舳先に舞い降りた瞬間を表現した、大理石彫刻です。

ニケは戦いの女神「アテナ」に従い、勝者にシュロの冠を授けるとされています。

NIKE(ニケ)は英語読みすると「ナイキ」。

あのスポーツメーカーの「ナイキ」とはニケのことで、ロゴマークはこの勝利の女神の翼がモチーフとなっているのだとか。

 

そんなニケが勝利を讃え、人の世に舞い降ります。

この彫像の失われた両手には、シュロの冠を携えているのでしょうか。(20世紀半ばに、右手は何も持っていなかったのだろうと分析されています。左手は未だに不明。)

 

ニケに張り付くようにして、流れる衣。

今まさに羽ばたき終えた瞬間のような、力強い翼。

それらから、潮風がぶわぁっと舞い上がっているようです。

ニケから起こった潮風が、この香水のトップノートなのだと感じました。

潮風とミルラの神秘的な香り

サモトラケのニケを肌に纏うと、「潮」の匂いがします。

付け始めから「あぁ、この香水のテーマは海なんだなぁ」とはっきりと分かります。

私の肌では、前半ではシトラス&マグノリア、後半ではジャスミンが出てきましたが、いずれも潮っぽさを含んでおり、香りの主役は「海」のままでした。

 

そんな海の香りに、途中からミルラ(没薬)のお香のような甘さが加わります。

船先に灯っている、蝋燭の入ったランプ。

じりじりと溶ける蝋の匂いや煙を思わせる、どこか神秘的な香りです。

 

「花々の溶け込んだ潮風」と「厳かな甘い香り」。

天から船に降り立った女神「ニケ」を表現するのに、何ともピッタリな香りだと思いました。

 

最後に調香した、アリエノール・マスネ氏の言葉をご紹介したいと思います。

(抜粋)作品の女性らしさにまずは圧倒されました。マジックとしか言いようのない彫刻と、その強烈なエネルギー。香りの創作には地中海のブーケと、海と塩の要素を組み合わせました。女性が立つ船は、ウッディとミルラで表現しています。

ーアリエノール・マスネ

レイヤード(コンバイニング)レビュー

「トムフォード、ソレイユブラン オードパルファム」とレイヤードしてみました。

ソレイユブランを下腹部に0.5プッシュ、サモトラケのニケを上腹部に0.5プッシュ。

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ニケが持っているというシュロ(棕梠)の冠。

シュロとはヤシ科の植物で、月桂樹と共に勝利のシンボルとして扱われています。(花言葉にも「勝利」という意味があります。)

日本ではお寺などにもよく植えてあるそうなのですが、私の実家の近所の墓地にもあって、「バナナがなったら採りに行くぞ~!」とずっと狙っていました。(ヤシ系の見た目なので、バナナの木だと思い込んでいたw)

そんなわけで(ココヤシとシュロはちょっと違うけど)、絶対ココナッツの香りと合わせて、ニケさんにシュロの冠を持って頂きたい!との思いで組み合わせてみました。

 

付け始めは、サモトラケのニケが行方不明。「あれ?私ちゃんと付けたっけ?」というくらいに、ニケが香りません。

ですので、このあたりはソレイユブランの甘い南国的な香りが中心となっています。

でも、時々「おっ!マリンの匂い発見!」と思う瞬間もあり、どうやらニケの付け忘れではないようです。

 

だんだん、ソレイユブランが「ビーチ」のような匂いになってきました。

「海」の香り(=ニケ)と「ビーチ」の香り(=ソレイユブラン)。合わないわけがない!

ニケ単独で付けると神秘的な力強さを感じるのですが、こちらのレイヤードではもっと世俗的で、浮かれた香りになっていました。

 

相性がいいだろうなぁと思って近くに付けたのですが、ソレイユブランをお腹に、ニケを内肘になど、少し離れた場所で、ニケがもっと香り立ちの良い所に付けると、より良くなると思いました。

まとめ

今回は「ビュリー、サモトラケのニケ オー トリプル」について、詳しい香りのレビューをお伝えしました。

サモトラケのニケは、「花々の溶け込んだ潮風」と「厳かな甘い香り」。

マグノリアやジャスミンといったお花の香りと潮っぽさを合わせたような香りと、ミルラの神秘的な樹脂の甘い香りが重なります。

香り選びの参考になれば嬉しいです♪

★「海の香り」が好きな方はこちらの記事もオススメです。

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参考:OFFICINE UNIVERSELLE BULY公式ホームページ「オー・トリプル『サモトラケのニケ』」https://www.buly1803.com/jp/louvre/25744-eau-triple-la-victoire-de-samothrace.html

 

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