今回は「Maison Francis Kurkdjian(メゾン フランシス クルジャン)アクアヴィタエ コローニュ フォルテ オードパルファム」について、どんな香りかご紹介したいと思います。
アクアヴィタエ コローニュ フォルテは、ベルガモット等のシトラスの要素が長続きするのが特徴です。
シトラスを感じさせつつ、フローラル→ベビーパウダー様と香りが展開していきます。
ページ後半で、「アクアヴィタエ」シリーズ3種を比べた感想も掲載していますよ♪
この記事はこんな方にオススメ!
・メゾンフランシスクルジャン、アクアヴィタエ コローニュ フォルテの香りについて詳しく知りたい
・シトラスの香りが長続きしてくれたら嬉しい
・「コローニュフォルテ」シリーズが、どんな香り方か知りたい
Maison Francis Kurkdjian(メゾン フランシス クルジャン)アクアヴィタエ コローニュ フォルテとは?
香水の基本情報
タイトル:Aqua Vitae Cologne Forte(アクアヴィタエ コローニュフォルテ)
ブランド:Maison Francis Kurkdjian(メゾン フランシス クルジャン)
香調:シトラス、フローラル
調香師:フランシス・クルジャン
発表:2021年
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トップノート:カラブリア産ベルガモット、イタリア産マンダリンオレンジ
ミドルノート:フラワーノート、ソーラーノート
ラストノート:ムスク、サンダルウッド
持続性、強さ、香りのチャート
持続性:4時間程度
放香性:★★★☆☆ やや強い
アクアヴィタエ コローニュ フォルテって、どんな香り?
トップノート:ほの甘いシトラス(15分)
出だしは「ほんのり甘いシトラス」。
マンダリンの甘い果汁と、ベルガモットのほろ苦い果皮の要素が半々といったところ。
シトラスと言っても果汁がしたたり落ちそうなジューシーさはなく、パウダリーな甘さを含んでいる印象を受けた。
ミドルノート:シトラス+ホワイトフローラル(1時間45分)
シトラスの残り香とホワイトフローラルの香りを中心にミドルノートが進んでいく。
特に、ジャスミンとチューべローズのような華やかさや甘みを感じた。
そんなお花の華やかさを、シトラスの香りが抑えている形。割とシンプルな香りだ。
表現があまりよろしくないが、この辺りの香りはいわゆる”芳香剤”っぽく感じるかもしれない。
ラストノート:ベビーパウダー様(2時間)
ムスクの香りを中心にドライダウンを迎える。
「石けんのような」とは少し違うのだが、甘さや清潔感を感じさせるムスクだ。
石けん的なムスクよりもベビーパウダーのような優しい粉っぽさがある。
このベビーパウダー的な匂いはアクアヴィタエ シリーズ(「トワレ」「フォルテ」「コローニュフォルテ」)の共通点だなと思った。
全体的に香調はあまり変化せず、シングルノート的な香り方だった。
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クルジャン/アクアヴィタエ コローニュフォルテの解説と感想
「コローニュ フォルテ」とは?
メゾンフランシスクルジャンから2021年に新しく登場した「コローニュフォルテ」のライン。
オーデコロンのような爽やかさを表現しながらも、ロングラスティングな香りを特徴としています。
現在「コローニュ フォルテ」には「アクアユニヴェルサリス」「アクアヴィタエ」「アクアセレスティア」の3種がありますが、そのどれもが「ベルガモット」を主軸に据えた、力強く爽やかな香りとなっています。
要するに「オーデコロンのようにフレッシュで瑞々しい香りなのに、長持ちしますよ!」というのが、コローニュフォルテの魅力となっているようです。
実際に身につけてみると、確かにベルガモット等のシトラスが長続きしていたように思います。
通常シトラスの香りはトップでガツンと香り、ミドル以降ではほとんど感じなくなるパターンが多いと思うのですが、アクアヴィタエ コローニュフォルテでは、フローラルやムスクに主役を譲りながらも、最後の方までシトラスの香りがありました。
そのようにシトラスの要素は長持ちでしたが、全体的な香り持ちは4時間程度で、フォルテ(オードパルファン)とあまり変わらないくらいになっています。
ですので「フォルテ」のシトラス強め、爽やかバージョンが「コローニュフォルテ」という位置づけなのかなと思いました。
アクアヴィタエ「トワレ」「フォルテ」「コローニュフォルテ」の違い
アクアヴィタエの3種類「トワレ」「フォルテ(EDP)」「コローニュフォルテ(EDP)」の香りを比べてみたいと思います。
(両手首と内肘の3か所につけて比較しました。)
まず、トワレは香りが最も柔らかく、トップ・ミドル・ラストと香りの展開も早いです。
そして、香り立ちも一番穏やか。「オーデコロンのような」と謳っているコローニュフォルテよりも、トワレの方が控えめです。
そして、「花の香り」も「シトラスの香り」も濃厚に仕立ててあるのが「フォルテ」です。
トワレが”ぽやーん”と柔らかい香りなのに対し、フォルテではトップ~ラストの変化がはっきりとしています。
放香性、持続力が最も高いのはこちらでした。
コローニュフォルテはシトラスの要素を維持しつつ、他のアクアヴィタエの香り同様に、フローラル→ベビーパウダー様の香りへと変化させます。
シトラスみが続くからか、3つの中では最も香りの変化が少ないように感じました(シングルノート様)。
香り立ちと香り持ちは、トワレとフォルテの中間くらいだと思います。
3種とも爽やかで、上品な印象を持つ香りです。TPO問わず、使いやすい香調と言えます。
それぞれのページで詳しく香りの紹介をしていますので、興味のある方は是非覗いてみてくださいませ。
まとめ
今回は「メゾンフランシスクルジャン アクアヴィタエ コローニュ フォルテ」について、詳しい香りのレビューをお伝えしました。
アクアヴィタエ コローニュ フォルテは、シトラスの要素が長く続く香水です。
他のアクアヴィタエ シリーズ同様に、「フローラル」→「ベビーパウダーのようなほんのり甘い粉っぽさ」と変化していきますが、比較的変化の少ないシングルノート様の香りだと思います。
香り選びの参考になれば嬉しいです♪
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参考:Maison Francis Kurkdjianホームページ「Aqua Vitae
Cologne forte」https://www.franciskurkdjian.com/int-en/p/aqua-vitae-cologne-forte-eau-de-parfum-RA12332.html