【フレデリックマル カーナルフラワー】香水レビュー『変化する月下香』

今回は「FREDERIC MALLE(フレデリック マル)カーナル フラワー オードパルファム」について、詳しくレビューしたいと思います。

カーナルフラワーは、「フルーティーで爽やかなチューベローズから、妖艶なチューベローズまでがぎゅっと詰まった」香水。

時間の経過による香りの変化が大きく、魅力的なフレグランスです。

当ページでは、カーナルフラワーの基本的な情報、香りの変化や詳しい感想などを掲載し、どんな香りの香水かお伝えします。

この記事はこんな方にオススメ!

・フレデリックマル、カーナルフラワーの香りについて詳しく知りたい

・チューベローズの甘いお花の香りが好き

・トップ、ミドル、ラストと、しっかり香りの変化がある香水を探している

FREDERIC MALLE(フレデリックマル)カーナル フラワー オードパルファム

香水の基本情報

タイトル:CARNAL FLOWER(カーナルフラワー オードパルファム)

ブランド:FREDERIC MALLE(フレデリック マル)

香調:フルーティー、フローラル

調香師:ドミニク・ロピオン

発表:2005年

フレデリック マル カーナル フラワー 50ml FREDERIC MALLE CARNAL FLOWER [3620]

トップノート:ベルガモット、メロン、ユーカリ

ミドルノート:イランイラン、ジャスミン、チューベローズ(フレッシュ)

ラストノート:チューベローズ(ミルキー)、オレンジブロッサム、ココナッツ、ムスク

持続性、強さ、どんな香り?(チャート)

持続性:4時間程度

放香性:★★★☆☆ やや強い

フレデリックマル カーナルフラワー、香水イメージチャート

変化の大きなチューベローズ香水

トップノート:果物の甘みと酸味(20分)

トップノートは果物のはじけるような酸味と甘みから始まる。

2、3分で奥にチューベローズの甘みがあるのを発見する。さらに奥にはココナッツの香りもあるようだ。

でも一番はっきり香っているのは、嫌みのない果物の匂いになっている。

ユーカリが添えてあるからか、決してベタベタせず、爽やかさと甘さのバランスが非常に良いと思う

ミドルノート:南国の花束(1時間)

フルーティーさが遠のいて、南国的な花束の香りになる。生花のようなフレッシュさもあるお花の匂いだ。

この時点では、チューベローズよりジャスミンの匂いの方がしっかり感じ取れる。

 

ココナッツ、イランイラン系の南国的な香りが苦手な人は、こちらのミドルノートは好みではないと思う。

直接クンクン嗅ぐと、ややチューンガムのような香りの要素を感じるけど、体全体から立ち昇るのは生花的な匂いになっている。

ラストノート:ふんわり艶っぽく(2.5時間)

ここまでくると全ての香りがマイルドになり、自然に自分の肌となじんでくる。

もはや、香水の香りなのか、もしかして、これが元々の自分の香りだったのか、わからなくなるくらいに肌馴染みがよい。

 

石けん的な物ではなく動物的なムスクと、チューベローズのミルキーな要素が混じって、ここにきて初めて妖艶さが出てくる。

でも香りがマイルドになっているおかげでギトギトせずに、ふんわりとした艶っぽさをまとっているようで、丁度よい感じに仕上がる。

トップ、ミドル、ラストとしっかり香りが変化していく香水だった。

「フレデリックマル/カーナルフラワー」の感想/口コミ

「結婚式」をイメージする香水

「CARNAL FLOWER」、直訳すると”世俗的な花”とでもなるでしょうか。

私がカーナルフラワーを付けた時にイメージするのは「喜び」「青空」「スタート」などの言葉で、”世俗的”とはいえ、健全な印象の香りだと思います。

 

香りと共に頭に浮かぶ景色は、結婚式を終えて、新郎新婦が扉を開けて出てくる瞬間

青空にライスシャワー、白い花弁がまかれ、花嫁の最高の笑顔がまぶしい。ブーケトスをして、歓声とともに青空へ吸い込まれるような花束。

祝福と喜びに満ちた空間を感じさせます。

夜間に強く香るので、和名では「月下香」と呼ばれるチューベローズは、「夜」や「妖艶さ」を思わせる香りが多いと思います。

そんな中、カーナルフラワーのトップ~ミドルは、奔放さや純真さを感じさせる明るいチューベローズになっているのです

 

そして、結婚式も終わり、ほっと一息ついた夜。パートナーとともにコーヒーを飲む時間がおとずれる。ここまで来るとラストノートです。

甘く、しかしリラックスした時間は、人生の新しい一歩を踏み出すエネルギーを与えてくれるよう。

カーナルフラワーのラストノートは、そんな余韻たっぷりの香りになっています。

ラストでは、表情が一変する

調香師のドミニク・ロピオンは、この香りを完成させるまでに18カ月の歳月をかけたそうです。

ミドルを超えてラストノートの頃に入ると、時間を掛けて丁寧に作られた香りであることが肌で感じられます。

ミドルまでの明るさや純真さから一転、これほどまでにまったりとした雰囲気に変えてくるのかと衝撃的だったのです。

小綺麗に終わらせない、アニマリックなムスク。そしてミルキーなチューベローズが、なんとも心に響きます。

 

カーナルフラワーを試すときは、ラストノートまでじっくり味わってみて欲しいと思います。

カーナルフラワーは、フルーティーで爽やかなチューベローズから、ゆったり妖艶なチューベローズまでを身にまとい方にオススメしたい香水です。

レイヤード(コンバイニング)レビュー

「ジョーマローン、オレンジブロッサム コロン」とレイヤードしてみました。

カーナルフラワーを腹部に0.5プッシュ、オレンジブロッサムを内肘に0.5プッシュ。

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私の中では、ジョーマローンのオレンジブロッサムは可憐な香り。

カーナルフラワーの健全なのに、艶っぽい香りを、より可愛らしい方向にシフトさせてみたくてチョイスしました。

 

付けてすぐは、オレンジブロッサムのフレッシュな柑橘とカーナルフラワーの甘さが重なり、甘~いオレンジをブシュッと切った時のような、かなり強い果実感があります。

ミドル以降はカーナルフラワーの南国的なお花の香りが出てくるのですが、カーナルフラワー単品で付けるより、かなり爽やかな方向に香りがシフトしました。

 

組み合わせると可愛らしい感じになるかな?と思ったけれど、「躍動的で闊達、だけど艶感もある」そんな香りになりました。

まとめ

今回は「フレデリックマル カーナルフラワー オードパルファム」について、詳しい香りのレビューをお伝えしました。

健康的で明るいチューベローズから、艶感のある妖艶なチューベローズまで感じられる、時間による変化の大きい香水です。

フレッシュでさっぱりした香りの香水とレイヤードしても素敵な香りになりますよ。

チューベローズ好きさんには是非試してみてほしい!

香り選びの参考になれば嬉しいです♪

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参考:FREDERIC MALLE公式ホームページ「CARNAL FLOWER」https://www.fredericmalle.com/product/19566/50210/parfums/carnal-flower/by-dominique-ropion

 

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