【パルファンロジーヌ】ビュルドローズとは?パウダリーな石けん調

今回は「LES PARFUMS DE ROSINE(パルファンロジーヌ パリ)ビュルドローズ オードパルファン」について、どんな香りかご紹介したいと思います。

 

ビュルドローズは、「バラの泡」という名前の香水です。

お化粧品のようなパウダリーさを中心に、石けん調の甘さや少しスモーキーなローズの香りが重なります。

 

この記事はこんな方にオススメ!

・パルファンロジーヌ、ビュルドローズの香りについて詳しく知りたい

・粉っぽい香りが好き

・少女のような可憐さより、大人っぽい艶やかさに魅かれる

LES PARFUMS DE ROSINE(パルファンロジーヌ)ビュルドローズとは?

香水の基本情報

タイトル:BULLE DE ROSE Eau de Parfum(ビュルドローズ オードパルファン)

ブランド:LES PARFUMS DE ROSINE(パルファンロジーヌ パリ)

香調:パウダリー、ソーピー

調香師:セルジュ・ド・オリヴェイラ

発表:2021年

トップノート:ベルガモット エッセンス、エレミ エッセンス、カシス

ミドルノート:ソープ アコード、ターキッシュローズ アブソリュート、トマトのグリーンノート

ラストノート:シプリオール エッセンス、パチョリ エッセンス、アンブロキサン、サンダルウッド

持続性、強さ、香りのチャート

持続性:8時間程度

放香性:★★★☆☆+ やや強い~強い

【パルファンロジーヌ】ビュルドローズのイメージチャート

ビュルドローズって、どんな香り?

トップノート:ゴムの香り(40分)

すごく不思議な香りから始まる。

遠くからフワっと漂ってくるのは、パウダリーソーピーな甘さに葉の青苦さとシトラスの酸味を加えた香り。

しかし付けたあたりに鼻を近づけると、買ったばかりの長靴のような強い”ゴムっぽさ”を感じた。

ミドルノート:パウダリーを中心にまとまる(1.5時間)

付けてから40分程するとゴムっぽさが弱まり、パウダリーな香りでまとまっていく。

白粉のようなパウダリーさを中心に、若干スモーキーなローズ、石けん系の甘い香りを加えた形になっていた。

ラストノート:パウダリー&ムスキーな甘さに、アーシーを一つまみ(4時間)

全体的に香り立ちが淡くなる。

パウダリーを中心として石けん調のムスキーな香りを重ね、シプリオールやパチョリに由来すると思しきアーシーな香りをほんの少し加えた匂いになっていた。

全体を通して化粧品系のパウダリーさが強い香水で、甘さもまずまず強いので、暑い季節は使い難く感じるかも。


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ビュルドローズの解説と感想

香りの主役は「石けん」ではなく「パウダー」

バラの香りを中心としたフランスのフレグランスメゾン「LES PARFUMS DE ROSINE(パルファンロジーヌ)」より、2021年に登場した「BULLE DE ROSE(ビュルドローズ)」の香り。

こちらは「パウダリーさ」「石けん調の香り」を中心とした香水です。

 

(抜粋)ビュルドローズは、ベルガモット・カシスの煌めきと石けんの甘さの組み合わせ。香り全体をローズアブソリュートが支えています。

ーパルファンロジーヌ公式HPより

 

実際に肌に纏ってみると、ローズやソープの匂いよりパウダリーさを強く感じます。

bulleとは「泡」という意味で、石けんの香りということを示している訳ですが、こちらの香水は「ローズ石けん」のようなふんわりした匂いではありません。

お化粧品的な強いパウダリーさと甘さを持っていて、香水名と実際の香りはイメージにズレがあるように感じました。

大人の色香を含んだパウダリー香水

さて、ビュルドローズを肌に一噴き。

ざっくりとした香りの流れは、「ゴム&パウダリー」→「パウダリー&ローズ&ソーピー」→「淡くなり少々のアーシーさが加わる」となっていました。

 

私の肌だと、付け始めに謎のゴム臭が登場します。

しかも、どうにも長靴のイメージがフツフツと湧いてくるのは何故か…。

(土っぽさを嗅ぎ取ってるのかな?)

 

もちろん”ゴム”にならない肌の人も居るのだろうけど、一度「ゴム!!」と感じると、もうどう頑張っても私にはゴムとしか思えなくなってしまいました。

 

この”ゴム”が抜けてくると、ビュルドローズの主題であろう香りが出てきます。

真ん中には化粧品的なパウダリーさがあって、その脇には石けん調の甘い匂い、そしてベースにややスモーキーなローズが支えている形になっています。

 

香水名的にも商品説明的にも「石けんの香り」という部分が強調されていますが、清純で可愛らしい雰囲気ではありません。

むしろ大人っぽく色気のある印象。

 

甘い匂い(バニラ、アンバー、ムスクとか色々…)に、パチョリ系の匂いがほんの少し混ざるとすごく艶めかしい香りになりますが、ビュルドローズのラストもこの形になっています。

ですのでこちらの香水は、「少女のようなピュアな石けん」ではなく「大人の色香と粉っぽさ」を求める方に向いていると言えそうです。

まとめ

今回は「パルファンロジーヌ/ビュルドローズ オードパルファン」について、詳しい香りのレビューをお伝えしました。

ビュルドローズは、化粧品的なパウダリーさに石けん調の香り、ローズの香りが重なります。

私が付けるとトップが謎にゴム長靴になるのですが、上手に香らせることが出来たらもっと違うのかも。

全然違うよ!こんな香りになるよ!というのがありましたら、是非とも教えてください(興味ある)。

香り選びの参考になれば嬉しいです♪

★「パウダリー×ローズ」が好きな方はこちらの記事もオススメです。

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参考:LES PARFUMS DE ROSINE公式ホームページ「BULLE DE ROSE」https://www.les-parfums-de-rosine.com/index.php?id_product=64&controller=product&id_lang=4

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