今回は「Rirana Parfume（リラナパフューム）バニラタバコ オードパルファム」について、私の肌で実際に使った感想・香り心地を詳しくレビューしたいと思います。
バニラタバコは、フルーティーで蜂蜜のコクある甘さやバニラのもったりした甘さと、火をつける前の紙巻き煙草のような苦みが織りなす香り。
苦みや渋さはあまり強くないので、タバコ香水の中ではかなり使いやすい香りだと思います。
当ページでは、バニラタバコの「基本的な情報」「香りの変化」「詳しい感想」などを掲載しています。
この記事はこんな方にオススメ！
・リラナパフューム、バニラタバコの香りについて詳しく知りたい
・火をつける前のタバコの香りが好き
・フルーツの甘さ、バニラの甘さが好き
Rirana Parfume（リラナ パフューム）バニラタバコとは？
香水の基本情報
タイトル：VANILLA TOBACCO Eau de Parfum（バニラタバコ オードパルファム）
ブランド：Rirana Parfume（リラナ パフューム）
香調：グルマン
調香師：―
発表：―
トップノート：バニラ、タバコ
ミドルノート：カカオ
ラストノート：トンカビーン
持続性、強さ、どんな香り？（チャート）
持続性：8時間以上
放香性：★★★★☆ 強い
バニラタバコの香りの変化
トップノート：フルーツ、ハチミツ、レモン（30分）
アプリコットのようなフルーティーさと蜂蜜の甘さに、レモン系の酸っぱいシトラスを少し加えた香りでスタートする。
奥の方に、タバコリーフのスパイシーな香りも潜んでいるのが分かる。
キャンディー様の強い甘さのあるトップノートだ。
ミドルノート：バニラ・タバコがしっかり出てくる（2時間30分）
キャンディーのような甘さだったものが、バニラの甘さに変化してくる。
体からふわっと立ち上がってくるのは「石けん調の香りとコクのあるバニラ」に感じるが、付けている近くをしっかり嗅ぐと、また違った印象を受ける。
近くを嗅ぐと、カカオの酸味とナッツのようなコク、さらにアンバーのオリエンタルな甘さもあるように思う。
タバコリーフのスパイシーな苦みも、トップより強くなってきた。
ラストノート：最後はバニラが残る（5時間以上）
タバコリーフやアンバーウッドと思しきウッディーな香りを残し、ドライダウンに向かう。
バニラの甘さも残っている。
トンカビーンの影響か、パウダリーさも感じられる。
最初から最後まで、タバコの香りは「乾燥させたタバコの葉」という状態で、火の付いた”モクモクした香り”ではないのだが、このトンカのパウダリーさがちょっと煙っぽさを醸し出している。
最後に肌に残ったのは、バニラの香り。
とてもロングラスティングな香水だった。
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リラナ／バニラタバコの感想と口コミ
香料をチェックしただけでは分からない、複雑さがある
マレーシアの香水ブランド「RIRANA PARFUME（リラナパフューム）」が生み出した、「VANILLA TOBACCO（バニラタバコ）」。
その名の示す通り、バニラのもったりした甘さにタバコのほんのり苦くてスパイシーな香りを効かせた香水です。
前半はフルーティーな香りが強く、徐々にタバコやバニラの要素が出てくるような経過をたどります。
リラナパフュームの公式情報や色々な販売元の情報を集めると、「トップ：バニラ・タバコ、ミドル：カカオ、ラスト：トンカビーン」とシンプルな香りに思えるのですが、実際に付けてみると全く違う印象を受けます。
私が感じたのは、「トップ：アプリコット・ハニー・レモン、ミドル：カカオ・バニラ・アンバー・タバコ、ラスト：トンカビーン」といった香り。
（たゆた鼻調べなので、信用なりませんが…。）
バニラやタバコが出てくる前に、フルーティーでキャンディー様の甘い香りが一山あるように思いました。
そこがトップノートで、バニラやタバコが香り出すミドル以降とは、香調の違いが大きいように感じます。
トップ→ミドルではガラリと香りが変化しますが、ミドル→ラストはあまり変化せず、ミドル以降はなだらかに香りが流れていく形です。
「火をつける前の紙巻きタバコ」の香り
これは「バニラ香水なのか、タバコ香水なのか」と考えた時、私はタバコの方が印象に残る香りになっていると思います。
どちらかしか選べないのなら、「タバコ香水」に分類するかな。
（香調をグルマンにしちゃってるけど…）
タバコ香水を付ける時って、「煙草には火が付いているか？」「苦み・スパイシーさ・清涼感の度合いは？」などが気になるポイントなのですが、こちらは「火をつける前の紙巻き煙草の香り」になっています。
最後、パウダリーさが出てくると、「ん？煙ってる？」と感じますが、基本的にはモクモクしていない、乾燥粉砕したタバコリーフの香り。
苦みや渋さは控えめだと思います。
そこにジューシーなフルーツの甘さや、象牙色をしたバニラのもったりした甘さが重なります。
そのような甘さもしっかりしているので、タバコ香水の中ではかなり使いやすいのではないでしょうか。
ちなみにですが、トムフォードの「タバコバニラ」は名前こそ似ていますが、香りは全然違います。
タバコバニラが好きだからと、試さずにバニラタバコを買うと「思ってたんと違う…」と途方に暮れそうなのでご注意を。
まとめ
今回は「リラナパフューム／バニラタバコ オードパルファム」について、詳しい香りのレビューをお伝えしました。
バニラタバコは、アプリコットや蜂蜜のフルーティーさから始まり、「火をつける前の紙巻き煙草」の香りへと進んでいきます。
フルーツやバニラの甘さも強く、煙草香水の中では使いやすい香りかと思います。
香り選びの参考になれば嬉しいです♪
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参考：Rirana Parfume公式ホームページ「VANILLA TOBACCO 50ML」https://www.riranaparfume.my/vanillatobacco/
