【クリーン】リザーブ ウォームコットンのレビュー|清しさと温もり

今回は「CLEAN(クリーン)リザーブ ウォームコットン オードパルファム」について、私の肌で実際に使った感想・香り心地を詳しくレビューしたいと思います。

 

リザーブ ウォームコットンは、強いシトラスからモヒートのようなミントの香りへと続き、終盤はムスク・ベンゾインの甘く温かい香りに変化する香水です。

記事の後半で、ウォームコットン「クラシック」と「リザーブ」の香りの違いもご紹介しています。

 

当ページでは、ウォームコットン(リザーブ)の「基本的な情報」「香りの変化」「詳しい感想」などを掲載しています。

この記事はこんな方にオススメ!

・クリーン、リザーブ ウォームコットンの香りについて詳しく知りたい

・モヒートのような爽やかな香り、綿花のような温もりのある香りを探している

・ウォームコットン「クラシック」と「リザーブ」の違いが知りたい

CLEAN(クリーン)リザーブ ウォームコットンとは?

香水の基本情報

タイトル:RESERVE WARM COTTON(リザーブ ウォームコットン)

ブランド:CLEAN(クリーン)

香調:ハーバル、ムスキー

調香師:スティーブン・クライス

発表:2016年

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クリーン リザーブ ウォームコットン EDP オードパルファム SP 50ml 香水

トップノート:アルデヒド、ジンジャー、ウォーターアコード

ミドルノート:グリーンノート、ミント、フローラルアコード、ペッパー、リリー

ラストノート:ムスク、インセンス、ベチバー、アンバー、ラオス産ベンゾイン

持続性、強さ、どんな香り?(チャート)

持続性:4.5時間程度

放香性:★★★☆☆ やや強い

クリーンリザーブ ウォームコットン、香水イメージチャート

リザーブ ウォームコットンの香りの変化

トップノート:強いシトラス(10分)

付け始めは、強いシトラス。

クラシックコレクションのウォームコットン同様に、レモン系のパンチの効いた酸味が感じられるが、ハーバルな雰囲気はないようだ。

 

と、ここまで感じてから、ノート(香料)を確認する。

「…シトラス入ってないじゃん(゚Д゚;)!」とびっくり。

アルデヒドの鼻にくるツンとした感じも、生姜の匂いも私には分からなかった。

ウォータリーな匂いではあるけど、主役は「強いシトラス!」とはっきり主張するような香りだった。

ミドルノート:モヒートっぽい(45分)

「え?シトラス?入ってないの?…レモンの匂い??」と慌てているうちに短いトップノートは過ぎ去り、ミントを中心としたグリーンノートに変化してくる。

ミントの香りは、甘みのあるスペアミントやメントール強めのジャパニーズミントなどではなく、ちょっとクセのある「モヒート」のような感じ。

 

トップから残るシトラスやペッパーの躍動的な香りが、炭酸のようなシュワシュワ感に思える。

嗅げば嗅ぐほどに、モヒートっぽい。

一方、フローラルの要素はあまり感じない。ハーバルな香りをメインにミドルノートは過ぎていった。

ラストノート:突然温かい香りに変化(3.5時間)

一転、香りに甘みや丸みが帯びてきて、「爽やかな雰囲気」だったものが「優しい匂い」に変化する。

ミドルからラストへコロリと印象が変化した。

 

種類的には、粉っぽく乾燥している甘さだ。

お香やベチバーの甘さがしっかり感じ取れる。その奥で、ムスクとベンゾインがゆったり甘く、漂うように香っている。

ベチバーは土っぽい湿った香りではなく、あくまでも「乾燥」ベチバーといった感じ。

ラストノートの温度感は暖かく、香水タイトルにふさわしい「ウォーム」なふんわり「コットン」を思わせる匂いがした。


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クリーン/リザーブ ウォームコットンの感想と口コミ

サスティナブルな「ベンゾイン」

2016年にCLEANのリザーブコレクションから登場した「Warm Cotton(ウォームコットン)」の香り。

元々、2007年にクラシックコレクションとして発売されていた「ウォームコットンEDP」の「リザーブ」バージョンです。

 

リザーブコレクションのラインでは、香料の生産者さん達に利益を還元し、原料を作る人ーブランドー消費者の全てにとってメリットとなる香水作りを提言されています。

このウォームコットン(リザーブ)では「ベンゾイン」がサスティナブルな香料として取り入れてあり、ラオスの生産者と協力し、森林生態系に配慮して抽出されたものが使われています。

 

ベンゾインってあまりに耳にしない方も多いかと思うのですが、こちらは樹脂由来の甘い香料です。

ラオスのシャムベンゾインや、インドネシアのスマトラベンゾインが有名で、日本語では「安息香(あんそくこう)」とも呼ばれています。

樹肌を傷つけることで樹脂が滲み出てきてそれを収穫するのですが、このような手法を用いるからこそ木の恵みを受け取っていることに感謝し、不要に樹木を傷つけないようにしないといけないのですね。

 

ベンゾインの香りはバニラに似た強い甘さがあります。

私はバニラよりも少しマイルドで、そこにキャラメルのようなニュアンスを足した香りだと捉えています。

ウォームコットン、「リザーブ」と「クラシック」の違い

上記の通り、ウォームコットンは「クラシック」と「リザーブ」両方のコレクションから出ているのですが、恒例の(?)香りの比較をお伝えしたいと思います。

 

まず、全体的な香調はとてもよく似ています

同じ名のつく香水でも「EDTとEDPでは全然違う!」とか「リニューアルしたら全然違うものになった!」とかあると思うのですが、こちらは似通った香りになっています。

 

どちらもシトラス系のスタートでハーバルになり、ムスク系の甘さで終わるという流れになります。

ただ、最初のシトラスはクラシックの方が強く、爽快。ラストのムスクはリザーブの方がゆったり、温かみのある甘さになっています。

またハーバルな部分では、クラシックの主役は「ラベンダー」なのに対し、リザーブの主役は「モヒートのようなミント」になっているようでした。

 

よってクラシックでは「スッキリ軽い、フゼアのような香りが続く」のに対し、リザーブでは「スッキリした香りが続くけど、甘くふわふわした香りに変化する」といった感じ。

スッキリしていて”クリーンらしい香り”が好きな方は「クラシック」が、香りの変化を楽しみたい方は「リザーブ」がオススメです。

また、香水タイトルの「ウォームなコットン」の雰囲気をご所望なら、リザーブの方がぴったりくるかなと思いました。

まとめ

今回は「クリーン リザーブ、ウォームコットン オードパルファム」について、詳しい香りのレビューをお伝えしました。

リザーブ ウォームコットンは、シトラス→モヒート系ミント→ムスク・ベンゾインの甘さと続く香水です。

クラシックコレクションのウォームコットンに比べると、温もりがあって香水タイトルに相応しい香りとなっています。

香り選びの参考になれば嬉しいです♪

★「ベンゾインの香り」が好きな方はこちらの記事もオススメです。

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参考:CLEANホームページ「CLEAN RESERVE Warm Cotton」https://www.cleanbeauty.com/collections/clean-reserve/products/clean-reserve-warm-cotton

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