【フエギア1833】コモレビとは?アクアティックな桜香水

今回は「FUEGUIA 1833(フエギア 1833)コモレビ パルファン(Ⅱ-ⅩⅤⅢ)」について、どんな香りかご紹介したいと思います。

コモレビは、フレッシュでウォータリーな桜香水。

日本の桜をテーマに作られた香水ですが、私の肌では桜は出ず、アンバーグリスが中心となって香ります。

この記事はこんな方にオススメ!

・フエギア1833、コモレビの香りについて詳しく知りたい

・桜香水が欲しいが、フローラル系は苦手

・ウォータリーな香りが好き

FUEGUIA 1833(フエギア1833)コモレビとは?

香水の基本情報

タイトル:Komorebi Perfume(コモレビ パルファン)

※当ページのレビューでは、2-18エディションを使用しています。

ブランド:FUEGUIA 1833(フエギア 1833)

香調:ウォータリー

調香師:Julian Bedel(ジュリアン・ベデル)

発表:2016年

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フエギア 1833 コモレビ Komorebi (30ml・100ml)

トニックノート:チェリーブロッサム

ドミナントノート:アンバーグリス

サブドミナントノート:ムスク

持続性、強さ、香りのチャート

持続性:7.5時間程度

放香性:★★★☆☆ やや強い

【フエギア1833】コモレビのイメージチャート

コモレビはどんな香り?

トップノート:ウォータリーな香りに薄っすらフローラル(25分)

瑞々しく透明感のある香りから始まる。

マンダリンの甘い果汁、スダチのような酸味とウォーターリリー系の瓜っぽいフローラルを少々、そしてジャスミン系の厚みあるフローラルも少し。

フレッシュでウォータリーな香りのベースの中に、これらを溶かし込んでいる感じ。

ミドルノート:アンバーグリスと暗いミント(1時間)

大きな香りの変化はないが、アンバーグリス系の海水のような香りが強まってくる。

ネットリとしたアニマリックなクセは少なく、軽いタイプのアンバーグリスだ。

フエギア香水でしばしば感じる「暗いミント」のような香りもあり、軽めの香調だが「しっとり落ち着いた」印象となっている。

ラストノート:アンバーグリスが続く(6時間)

塩水っぽさやドライアンバー系の辛みを持った、アンバーグリスのウォータリーな香りを中心にドライダウンしていく。

このアンバーグリスがかなり長く肌に残り、香り続けた。


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コモレビの解説と感想

主役は桜ではなくアンバーグリス?

アルゼンチンの香水メゾン・フエギア1833より、2016年に登場した「Komorebi(コモレビ)」の香り。

フエギアには、パタゴニアの自然や文化、逸話などからインスピレーションを得た香りが多いですが、こちらのコモレビは「日本の桜」をテーマに作られています。

日本人が持つ光のコンセプト。

透き通る木漏れ日を突然遮るのはアンバー(琥珀)の風。湿気を帯びた空気に桜の香りが広がる。

ーFUEGUIA 1833公式HPより

木々の間から溢れ出た柔らかな陽の光。雨上がりのような濡れた空気に舞う桜の花弁。

そんな情景を「香り」としてアウトプットしたのが「コモレビ」なのですね。

個人的には、コモレビを付けてもどこにも「桜」は感じられず、この香水の主役はアンバーグリスのアクアティックな香りだと思っています。

ジャスミンの甘さや、ウォーターリリーのようなオゾニックなフローラル要素も感じる事には感じるのですが、これもかなり少なめ。

「フローラル香水」というよりは「アクアティック香水」と言った方がしっくりくる香りです。

ただし、手元にあるのが2-18エディションなのですが、こちらは「トニックノート:ムスク、ドミナントノート:アンバーグリス、サブドミナントノート:チェリーブロッサム」とノートの表記が現行版とは違います。

(フエギアの香水は、エディション(ロット)によって香りに違いがあります。)

現行版ではトニックノートにチェリーブロッサムが挙げられているので、もっと桜の香りがしっかりしているのかもしれませんね。


●トニックノート、ドミナントノート、サブドミナントノートとは何かを知りたい方は、こちらをどうぞ。

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花筏のような、アクアティックで軽やかな香り

先ほど「この香水の主役はアンバーグリス」と言いましたが、それ特有のネットリとしたアニマリックさはコモレビの中にはありません。

また、私はアンバーグリスに「塩昆布」のような匂いを感じることも多いのですが、それもありませんでした。

塩水やオゾン系の水っぽい香りとアンバーの辛みを感じさせる、割と軽めのアンバーグリスだと思います。

そしてそこにフエギアらしい、「薄暗いミント」を感じさせるムスク香(同ブランドのムスカラフェロジェイみたいな香り)が重なっている形。

さて、コモレビを桜香水とするならば、川面に落ちた花弁が流れる様子「花筏(はないかだ)」のイメージが近いかなぁと思います。

「ゲラン/アクアアレゴリア フローラチェリージア」もアクアティックな桜香水なので、こちらがお好きな方はコモレビもチェックしてみても良いかも。

★「桜の香り」がお好きな方はこちらの記事もオススメです。

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参考:FUEGUIA 1833公式ホームページ「Komorebi」https://fueguia.jp/products/komorebi

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