【プラダ】キャンディEDPの香水レビュー|ネコ科のグルマン

今回は「PRADA(プラダ)キャンディ オーデパルファム」について、どんな香りかご紹介したいと思います。

 

キャンディEDPは、2010年代に7種類登場した「キャンディ」シリーズ、最初の香りです。

純粋に美味しそうなグルマン系の甘さだけでなく、樹脂っぽさやパウダリーな甘い香りも加わっています。

 

この記事はこんな方にオススメ!

・プラダ、キャンディの香りについて詳しく知りたい

・美味しそうなだけでなく、色っぽさもある甘さが欲しい

・キャラメルの香りが好き

PRADA(プラダ)キャンディとは?

香水の基本情報

タイトル:CANDY Eau de Parfum(キャンディ オーデパルファム)

ブランド:PRADA(プラダ)

香調:グルマン、オリエンタル

調香師:ダニエラ・アンドリエ

発表:2011年

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プラダ プラダ キャンディ EDP オードパルファム SP 30ml 香水 PRADA

トップノート:キャラメル

ミドルノート:パウダリーノート、ムスク

ラストノート:ベンゾイン、バニラ、スティラックス

持続性、強さ、香りのチャート

持続性:5.5~6時間程度

放香性:★★★★☆+ 強い~とても強い

【プラダ】キャンディ、香水イメージチャート

キャンディ オーデパルファムって、どんな香り?

トップノート:濁ったキャンディ(15分)

付け始めから非常に甘い。

キャラメルのクリーミで不透明な甘さではなく、もう少し透明度は高い。

どちらかというとキャラメルよりは、キャンディの甘さの方が近いと思う。

ただし、キャンディのお砂糖っぽくキュートな甘さではなく、樹脂っぽさや暗い感じ(パチョリかな?)が少々混じっている。

ミドルノート:パウダリーさが出る(1時間30分)

香りにパウダリーさが出てくる。

温もりがあって甘い、「お化粧品」っぽさのあるパウダリーノートだ。

「甘い粉」の香りを中心に、奥の方にはベンゾインのキャラメル様の樹脂香が控えている。

 

その他、少しのフローラル(ジャスミンかな?)とココナッツの甘さも混じっているように思う。

時間が経つにつれ、このキャラメル系の香りが強くなっていく。

ラストノート:グルマン&オリエンタルな甘さ(4時間)

パウダリーさが弱まり、ベンゾインのキャラメル様の甘さと、バニラの香りが中心となる。

甘く、美味しそうな香りではあるが、樹脂の柔らかな甘みやパウダーノートの残りもあり、純粋なグルマン系とは少し違う。

グルマン&オリエンタル系の香調と言えそう。

そしてそのまま少しずつ香りが弱まっていき、フェードアウトした。


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プラダ/キャンディの解説と感想

2010年代を盛り上げた甘い香り、プラダのキャンディシリーズ

2011年に登場した香水、PRADA(プラダ)の「CANDY Eau de Parfum(キャンディ オーデパルファム)」。

キャンディーのように甘い香りが特徴の「キャンディ」シリーズ、最初の一本です。

 

発売順に「キャンディEDP(2011)」「キャンディ ロー(2013)」「キャンディ フロラーレ(2014)」「キャンディキス(2016)」「キャンディ グロス(2017)」「キャンディ シュガーポップ(2018)」「キャンディ ナイト(2019)」(括弧内は発売年)と、2010年代に7本の香りが出た人気のシリーズです。

 

ここ数年は新しい”キャンディ”は出ておらず、現在は「キャンディEDP」と「キャンディ キス」のみが販売されています。

シリーズそのものが完全に無くなったわけではないけれど、勢い的には尻すぼみ気味のようですね。

プラダは新しく「パラドックス」シリーズが2022年に出たので、しばらくはこちらを押していくのかな?

 

ところで、プラダのキャンディと言えば「めっちゃ流行ったな!」というイメージがあります。

クロエEDPのように「右見ても左見てもクロエ…」みたいな状態ではないものの、「グルマンと言えばキャンディ!」という時代がありましたよね~。

 

めちゃめちゃ流行った「クロエEDP」の香りレビューはコチラ↓

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オリエンタルな色気を感じさせる、しなやかな甘さ

さて、キャンディ オーデパルファムを肌に一噴き。

キャンディは、”基本的には”キャラメルを中心としたグルマン香水です。

 

こちらの記事を書くにあたって久しぶりにキャンディを付けましたが、「あれ?こんなに穏やかな甘さだったっけ?」とちょっとびっくり。

ここ数年でニッチブランド含め 色々なグルマン香水に触れ、改めてキャンディを付けてみると、昔は「強つよ濃厚グルマン」というイメージだったのに、「オリエンタル寄りの柔らかグルマン」へと印象が変化していました。

 

というわけで、”基本的には”グルマンな香水といった感じ。

サブカテゴリーとしては「パウダリー&バルサミック(樹脂の)オリエンタル」が挙げられるかと思います。

 

純粋にお菓子の匂いがするグルマン香水には「幼さ」「あどけなさ」「可愛さ」がありますが、キャンディは違います。

オリエンタル調の甘さが混じることによって「セクシーさ」「落ち着き」「包容感」が感じられる香りになっています。

ネコ科の動物のような、しなやかな甘さです。

 

個人的には、ミドルからラストにかけて、「パウダリーが弱まり キャラメルが強くなる」あたりが最も好みです。

香り全体を振り返ってみると「パウダリー」な要素も結構強い香水なので、「化粧品的な粉っぽさ」が苦手な方は キャンディも合わないかも。

まとめ

今回は「プラダ/キャンディ オーデパルファム」について、詳しい香りのレビューをお伝えしました。

キャンディEDPは、キャラメルを中心としたグルマン香水ですが、パウダリーさやバルサミックな甘さも備えており、オリエンタルな色っぽさを含んだ香水になっています。

2010年代を盛り上げた、キャンディシリーズ最初の一本です。

香り選びの参考になれば嬉しいです♪

★「グルマン&オリエンタルの甘い香り」が好きな方はこちらの記事もオススメです。

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参考:PRADA公式ホームページ「プラダ キャンディ EDP 80 ml」https://www.prada.com/jp/ja/p/%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%80-%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3-EDP-80-ml/1A1100_2HDP_F0Z99_P_ML080

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