【クロエ】クロエ オードパルファムの香水レビュー|そよ風のローズ

今回は「Chloé(クロエ)クロエ オードパルファム」について、私の肌で実際に使った感想・香り心地を詳しくレビューしたいと思います。

 

クロエEDPは、瑞々しいフルーティ×フローラル、最後は石けん調の香りに落ち着きます。

「ソーピーな淡いフローラル」といった香りが続きますが、意外と持続力は強めです。

 

当ページでは、クロエ オードパルファムの「基本的な情報」「香りの変化」「詳しい感想」などを掲載しています。

この記事はこんな方にオススメ!

・クロエ オードパルファムの香りについて詳しく知りたい

・清潔感ある雰囲気、淡い雰囲気が好き

・ローズの香り、石けん系の香りが好き

Chloé(クロエ)クロエ オードパルファムとは?

香水の基本情報

タイトル:Chloé Eau de parfum(クロエ オードパルファム)

ブランド:Chloé(クロエ)

香調:フローラル

調香師:アマンディーヌ・クレール・マリー、ミシェル・アルメラック

発表:2008年

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クロエ CHLOE クロエ オードパルファム 75ml EDP SP fs 【香水 レディース】【あす楽】

トップノート:ピオニー、ライチ、フリージア

ミドルノート:ローズ、マグノリア

ラストノート:リリーオブザバレー、アンバー、シダーウッド

持続性、強さ、どんな香り?(チャート)

持続性:5時間程度

放香性:★★★☆☆ やや強い

クロエ オードパルファム、香水イメージチャート

クロエ オードパルファムの香りの変化

【クロエ オードパルファム 30mlボトル】香水レビュー

トップノート:瑞々しいフルーティ×フローラル(30分)

付けて1、2分は非常に瑞々しい香りが広がる。ウォーターリリーのような、水辺を思わせる香りだ。

その匂いはすぐに消え去り、代わりにピオニーを中心とした半透明のヴェールのような優しい花の香りが出てくる。

そこに、ライチのジューシーなフルーツ感も加わる。

フリージアは甘い部分を担っているんだろうなぁと思うけれど、よく分からない感じ。

「これってオードパルファムだったよね?」と確認するくらい、淡い色合いの香りからスタートする。

ミドルノート:あっさりローズ(1.5時間)

徐々にローズの香りが出てくる。

リアルな薔薇の香りや、重くスパイシーなバラの匂いではない。

ここまでのピオニーを中心とした瑞々しいフローラルに、バラのエッセンスを数滴垂らしたみたいな匂いだ。

なので、ピオニー寄りのあっさりしたバラの香りになっていると思う。

この瑞々しく優しいローズの香りが、クロエEDPの主題となっている。

ラストノート:清楚な石けん系(3時間)

香調に大きな変化はなく、全体的に香りが淡くなる。

ここではスズラン(リリーオブザバレー)が香りの主役になっている。生花のグリーンさはなく、「清楚」な石けん調の香りだ。

アンバーのエキゾチックな甘さも、シダーの透明感あるウッディも感じ取れない。

石けん系の「穏やかで淡いフローラル」といった香りが、最後まで続いた。


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クロエ/クロエ オードパルファムの感想と口コミ

初代の香水「クロエ」とは別の香り

クロエは1952年にパリでブランドが立ち上げられ、1975年に初めての香水「Chloé」が売り出されました。

発売当初は、クロエのデザイナーを務めていたカール・ラガーフェルドの商品という扱いでしたが、途中からクロエの香水に切り替わったみたいです。

こちらの初代「Chloé」の香りは、チューベローズやジャスミンが華やかに香る「フローラルシプレ」ですので、本ページでご紹介している現在の「クロエ オードパルファム」とは全くの別物ということになります。

(焼き直しや、リニューアルというわけではないです。)

 

★参考:旧「Chloé」の香りについて。

調香師:Betty Busse(ベティ・ブッセ)

トップノート:アルデヒド、ピーチ、ハニーサックル、ライラック、ヒアシンス、イランイラン、オレンジブロッサム、ココナッツ、ベルガモット

ミドルノート:チューベローズ、水仙、カーネーション、ジャスミン、オリス、ローズ

ラストノート:オークモス、アンバー、サンダルウッド、ムスク、ベンゾイン、シダー

 

こちらの初代クロエ、オードトワレとパルファムがあるのですが、「機会があったらパルファムの方を手に入れたいなぁ」とうっすら思い続けて、ずっと先送りにしている香りでもあります。

いつか手に入れたら、こちらのページに追記します。

そよ風のような、淡いフローラル

さて2008年に登場した、現在の「Chloé EDP(クロエ オードパルファム)」の香りについて。

ブランド名をそのまま冠したこちらの香水は、「クロエ」というブランドの顔となる香りだと言っても過言ではないと思います。

ベージュリボンとプリーツのようなラインの入ったボトルデザインもクロエらしく、シンプル&フェミニンな雰囲気ですね。

 

前「クロエ」がいわゆる”香水らしい”華やかなシプレ調であるのに対し、こちらの「クロエ」はフルーティーさと石けんらしい香りを伴った「淡いフローラル」

メインのお花はローズではありますが、ピオニーのピュアな瑞々しさやスズランの清楚な石けん調の香りも存分に感じられます。

ですので、オフホワイトやピンク、ベージュといった「淡い色調の花束みたいなフローラルの香り」になっています。

そよ風が肌を包んだり草花を揺らしているような、優しい印象を抱く香りです。

 

割とずっとほんわか甘い香りが続き、最後はソーピーに落ち着くので、キュッと締める部分がない香りの構成のように思います。

なので、男性など体温高めの方が付けると、終始”甘ったるく”なってしまうかもなぁと思いました。

季節的には通年付けられそうです。(真夏はクーラーの部屋ならOK、炎天下ではちょっとクドいかも。)

個人的には、ピンとアイロンをかけたシャツとともに、身に付けたい香りです。

まとめ

今回は「クロエ、クロエ オードパルファム」について、詳しい香りのレビューをお伝えしました。

クロエEDPは、ローズを中心とした瑞々しいフローラルの香水。最後は石けん調に落ち着きます。

フローラル、フルーティな甘さ、石けんの甘さと続き、引き締める香りのパーツが殆どないため、体温が高めの方が付けるともったり感が出るかもしれません。

香り選びの参考になれば嬉しいです♪

★「軽やかなローズの香り」が好きな方はこちらの記事もオススメです。

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参考:Chloé公式ホームページ「chloé eau de parfum」https://www.chloe.com/jp/%E3%83%95%E3%83%AC%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9_cod51121507gh.html

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