【テオブロマ】ティザンヌの香水レビュー|ホワイトチョコミント

今回は「THEOBROMA(テオブロマ)ティザンヌ オードパルファン」について、私の肌で実際に使った感想・香り心地を詳しくレビューしたいと思います。

 

ティザンヌは、清涼感の強いミントをはじめとするハーブ類、そしてホワイトチョコレートの甘い香りのブレンド。

ブランド的にはフゼア系の香りとのことですが、あまりフゼアっぽくはないように感じました。

 

当ページでは、ティザンヌの「基本的な情報」「香りの変化」「詳しい感想」などを掲載しています。

この記事はこんな方にオススメ!

・テオブロマ、ティザンヌの香りについて詳しく知りたい

・アイスクリームはチョコミント味が一番好きだ

・チョコレートはホワイト派

THEOBROMA(テオブロマ)ティザンヌとは?

香水の基本情報

タイトル:Tisane Eau de parfum(ティザンヌ オードパルファム)

ブランド:THEOBROMA(テオブロマ)× 香油香寮(コウユカリョウ)

香調:ハーバル、グルマン

調香師:マユミ・ナカダ(中田 真由美)

発表:2024年

トップノート:レモン、ペパーミント、烏龍茶

ミドルノート:ラヴェンダー、ローズマリー、ティートゥリー、レモングラス、カモミール

ラストノート:紅茶、チョコレート、ホワイトチョコレート、ムスク、バニラ、カカオ

持続性、強さ、どんな香り?(チャート)

持続性:6.5時間程度

放香性:★★★★☆ 強い

【テオブロマ×香油香寮】ティザンヌ、香水イメージチャート

ティザンヌの香りの変化

トップノート:ペパーミントの清涼感(20分)

トップノートの主役はミントの香り。

ほんのり甘いスペアミント系ではなく、清涼感が強くひんやりとしたペパーミント系の香りになっている。

 

ミントのそばには何やら”ほろ苦い香り”もあるが、これはウーロン茶なのだろうか。

ウーロン茶と言われればそんな気もするが、はっきりとは分からない感じ。

香りの奥には、ほんのりとホワイトチョコレートの甘い匂いもある。

ミドルノート:ハーブミックスとホワイトチョコ(1時間15分)

ミントのスースーした香りは無くなっていくが、ハーバルな草っぽさやほろ苦さは残っている。

ホワイトチョコの甘さも少しずつ強まってきたように思う。

ノートを確認すると、ハーバル・アロマティック系の香りがずらりとリストされているが、そのどれかが突出して香っている訳ではない。

「何が入っているか分からない、色んな種類のハーブミックス」といった匂いになっていた。

ラストノート:ホワイトチョコとバニラ(5時間)

ハーバルさは弱まり、ホワイトチョコレートとバニラを中心にドライダウンへ向かう。

といっても強いグルマン系ではなく、甘さはあってもそこまで濃厚ではない。

最後まで肌に残るのはバニラ。

ブランドによるとフゼアノートとのことだが、フゼア特有のジメジメ感やラベンダーのアロマティックさは登場せず、フゼア系香水ではないように感じた。


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テオブロマ/ティザンヌの感想と口コミ

フゼア香水っぽくない

2024年1月に発売されたテオブロマ香水の一つ、「Tisane(ティザンヌ)」の香り。

これまで4つの香りについてレビューしてきましたが、こちらが最後の一本となります。

(次回は「テオブロマ香水のまとめ」を載せる予定です!)

 

ティザンヌは、清涼感の強いミントを始めとするハーブ類と、ホワイトチョコレートの甘さを組み合わせた香りです。

ブランドによる説明はこちら。

早朝の霧がかったグリーンの澄んだ森の情景の後、お日様をたくさん浴びたローズマリー、ラヴェンダー、ペパーミントが後を追う。その香りは、一瞬にして摘みたてのハーバルを彷彿させ、幸せへの扉を開け放つ。昼下がりのアフタヌーンティの紅茶、チョコレートの香りへと変化していく過程はミステリアス小説のようで非常に興味深い。そんなユーデモニクスなフゼアノート。

ー香油香寮 公式ホームページより

 

ブランドによると、ティザンヌはフゼア系の香水とのこと。

フゼア系って何?と思った方は、こちらの記事をどうぞ!

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フゼア系香水では、モスやパチョリといった湿った匂いを含んでいるのが特徴の一つですが、ティザンヌにはそういった要素は感じませんでした。

前半ではハーブ由来の”陽”のウェット感はあるものの、モス系のジメッとした”陰”の湿り気とはまた違う感じになっています。

 

また、フゼアといえばラベンダーのアロマティックな花の匂いが欠かせない物ですが、こちらはノートには挙がっているものの、私の肌では香りませんでした。

(でもSNS上でFFさんとお話ししていると「ラベンダー感じる」と仰る方もいるので、もちろん人によって出方が違うのだとは思います。)

ホワイトチョコミントの香り

ところで、tisaneとはフランス語で「ハーブティー」という意味です。

ノートにも、烏龍茶や紅茶が載っていますね。

個人的にはティーの要素は殆ど感じず、終始 ハーバル×グルマンになっているように思いました。

ちなみに、グルマン(美味しい甘さ)としてチョコも出てきますが、ティザンヌで登場するのは「ホワイトチョコレート」です。

 

そんなわけで、私にとってティザンヌはフゼア系でもなければティー系でもありません。

「ホワイトチョコミント」の香りです。

テオブロマ香水の中でボトル購入したのは「ポムカネル」で、次に買うなら「ショコラオランジェ」かな?と思っていたのですが、やっぱり「ティザンヌ」かな…(優柔不断)。

 

そもそもミントの匂いが好きだし、アイスの中ではチョコミント味が一番好きだし。

トップノートでは、付けたあたりがちょっとスースーするくらい、清涼感強めミントなのも良いです。

ティザンヌは、「ミント好き」さんや「チョコミント好き」さんにお試しいただきたい一本です。

まとめ

今回は「テオブロマ/ティザンヌ オードパルファン」について、詳しい香りのレビューをお伝えしました。

ティザンヌは、清涼感の強いペパーミントから始まり、ハーバル×グルマンな香りへと続く香水です。

後半甘さは強まり、ホワイトチョコレートのような香りが楽しめますよ。

香り選びの参考になれば嬉しいです♪

★「ミントの香り」が好きな方はこちらの記事もオススメです。

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参考:香油香寮公式ホームページ「ティザンヌ -Tisane-」https://shop.5w1h-fragrance.com/?pid=179407895

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