【モンタル】ローズムスクのレビュー|マリー・アントワネットの薔薇

今回は「MONTALE PARIS(モンタル)ローズムスク オードパルファム」について、私の肌で実際に使った感想・香り心地を詳しくレビューしたいと思います。

 

ローズムスクは、青さや酸味を感じる軽やかなローズ温もりあるムスクの香り。

マリー・アントワネット生誕250周年を記念して作られた、モンタルを代表するローズ香水の一つです。

 

当ページでは、ローズムスクの「基本的な情報」「香りの変化」「詳しい感想」などを掲載しています。

この記事はこんな方にオススメ!

・モンタル、ローズムスクの香りについて詳しく知りたい

・爽やかで明るいローズ、華やかなローズが好き

・マリーアントワネットが好き

MONTALE(モンタル)ローズムスクとは?

香水の基本情報

タイトル:Roses Musk Eau de Parfum(ローズムスク オードパルファム)

ブランド:MONTALE PARIS(モンタル)

香調:フローラル

調香師:ー

発表:2009年

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Montale モンタル ローズ ムスク Roses Musk EDP 100ml

ノート:ローズ、ジャスミン、ムスク、アンバー

持続性、強さ、どんな香り?(チャート)

持続性:7.5時間程度

放香性:★★★★☆ 強い

【モンタル】ローズムスク、香水イメージチャート

ローズムスクの香りの変化

トップノート:辛さと爽やかさ、酸味のあるローズ(30分)

ドライアンバー系の辛み、ジンジャーとミントを混ぜたようなすっきり感、そして酸味のあるローズペタルを混ぜた香りで始まる。

アンバーがけっこう効いているけど、それでも軽く爽やかなローズになっていると思う。

ミドルノート:温もりあるムスクが出てくる(1時間)

香りの変化は少ないが、「ムスクの温もり」が出てきたように思う。

クリーンで清潔感あるムスクではないが、アニマリックという程でもない。

ほわほわ柔らかくて暖かい綿みたいなムスク。

香りの中心にあるのはローズで、酸味と少しの青さを感じさせる、明るめのフローラルが続く。

ラストノート:ムスクが強まる(6時間)

ミドルからラストにかけての変化も少なめだが、ムスクが強まってきたように思う。

僅かに粉っぽいバニラがあるのかな?ムスク以外の甘さも混じっている。

そしてこの甘いローズとアンバーウッドを混ぜた香りが続き終わっていく、という流れだった。


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モンタル/ローズムスクの感想と口コミ

マリー・アントワネットをイメージしたローズ香水

エリザベート=ルイーズ・ヴィジェ=ルブラン 「薔薇を持つマリー・アントワネット」 (1783)

MONTALE PARIS(モンタル パリ)より、2009年に登場した「ROSE MUSK(ローズムスク)」の香り。

この香水は、マリー・アントワネット生誕250周年を記念して作られました。

モンタルを代表するローズ香水の一つで、インテンスバージョンもあります。

(ノーマルとインテンスの違いについては、次回掲載予定の「アントンス ローズムスク」のページでご紹介しますね。)

 

マリー・アントワネットとローズと言えば、この項目の最初に載せている肖像画のイメージがありますよね。

ちなみにこの絵に描かれたバラは、花弁を幾重にも重ねた「センティフォリアローズ」だと言われています。

そんな彼女は、矢車菊や薔薇の花をこよなく愛していたそうです。

 

さて、ブランドによるとローズムスクはこんな香り。

(抜粋)名前はとてもシンプルに聞こえますが、それが全てを物語っています。ローズ、そしてムスク。雅やかで全身を露にぬらしたバラ、息を飲むような花。柔らかく清潔で肌なじみの良いムスクは、五感をそっと撫でます。ほのかな甘さと合わさることで、完璧に神聖で、驚く程軽やかなローズの香りを生み出すのです。

ーMONTALE公式サイトより(訳・たゆた)

爽やかで明るいローズの香り

ゴージャスなイメージが強いマリー・アントワネットの香水だなんて、一体どんなに派手な香りなのでしょうか。

肌に一噴きしてみると、意外にも爽やかで明るいローズ香になっていることに驚かされます。

 

「爽やかで明るい」といっても「軽やか」ではなく、例えばディプティック/オーローズEDTのように”可愛い”ローズではなく、”美しい”イメージ。

たっぷりとしたバラの赤い花弁のような、華やかさを感じさせます。

 

ジャスミンもノートにはリストされていますが、その香りを判別できるほど強くは出てきません。

ただしジャスミンのお陰なのか、「ローズだけ」ではなく「ローズを中心とした花の精油MIX」といったフローラルに感じました。

 

マリー・アントワネットと言えば、浪費家で世間知らずな悪女というイメージがありますよね。

でも実際には浪費家といっても、国を傾ける程ではなかったそうです。

(有名な「パンが無いならお菓子を食べればいいじゃない」も、本当はマリー・アントワネットの言葉ではないのですって~。)

 

華やかな暮らしも好きだったのでしょうが、一方で「プチ・トリアノン(マリー・アントワネットの離宮)」のような、自然にあふれた素朴な美しさも愛する人物だったのですね。

 

だから本当は「悪い魔女のようなダークなローズ」や「目もくらむような豪華絢爛なローズ」よりも、ローズムスクに登場する「酸味や青さのある明るいローズ」「柔らかなムスク」が似合う女性だったのかもしれませんね。

まとめ

今回は「モンタル/ローズムスク オードパルファム」について、詳しい香りのレビューをお伝えしました。

ローズムスクは、「爽やかで華やかなローズ」と「温もりのあるムスク」が香ります。

マリー・アントワネットをイメージして作られたローズの香水です。

香り選びの参考になれば嬉しいです♪

★「青さのある明るいローズ」が好きな方はこちらの記事もオススメです。

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参考:

MONTALE公式ホームページ「Roses Musk」https://montaleparfums.com/tha/en/roses/68-220-roses-musk-rose.html

MONTALE日本公式ホームページ「Roses Musk」https://www.montale.jp/products/roses-musk.html

マイナビニュース「マリー・アントワネットとは? ギロチン処刑されるほど悪女なのかや名言を解説」https://news.mynavi.jp/article/20211106-2164754/

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