今回は「LES PARFUMS DE ROSINE(パルファンロジーヌ パリ)ローズグリオット オードパルファン」について、どんな香りかご紹介したいと思います。
ローズグリオットは、軽やかでフレッシュなフルーティーさとローズ・ピオニー系フローラルの香水です。
桜餅のような風味と塩気が、香りのアクセントになっています。
この記事はこんな方にオススメ!
・パルファンロジーヌ、ローズグリオットの香りについて詳しく知りたい
・軽めのフルーティーフローラルが好き
・桜餅の匂いのサクラ香水を探している
LES PARFUMS DE ROSINE(パルファンロジーヌ)ローズグリオットとは?
香水の基本情報
タイトル:ROSE GRIOTTE Eau de Parfum(ローズグリオット オードパルファン)
ブランド:LES PARFUMS DE ROSINE(パルファンロジーヌ パリ)
香調:フルーティー、フローラル
調香師:ニコラ・ボヌヴィル
発表:2021年
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トップノート:ベルガモット エッセンス、タンジェリン エッセンス、ピンクペッパー、和梨
ミドルノート:桜の花、サンバックジャスミン、ピオニー、オスマンサス
ラストノート:ホワイトアンバー、シダー、ムスク、ヘリオトロープ
持続性、強さ、香りのチャート
持続性:7時間程度
放香性:★★☆☆☆+ 弱い~やや強い
ローズグリオットって、どんな香り?
トップノート:フレッシュで甘酸っぱいフルーツ(20分)
ライチのような、フレッシュで軽めのフルーティーさから始まる。
2、3分もするとジューシーで甘酸っぱいチェリー系の匂いも加わってくる。
香りの奥には、桜葉漬けの桜餅っぽい風味と塩味も感じる。
ミドルノート:ピオニーと桜の葉(40分)
フルーツの甘酸っぱさは残しつつ、香りの中心がフローラルに移る。
花の中で最も強く感じるのは、ピオニーのフレッシュで透明感あるローズ様の香り。
そこにトップから感じていた桜葉漬けの風味・塩味が、アクセント程度に添えられている。
桜葉漬けはミドルの間にどんどん薄くなっていく。
ラストノート:ローズ石けん系の匂い(6時間)
透明感のある明るいフローラルにムスキーな香りが重なり、ドライダウンに向かう。
ローズ石けん系の可憐な匂いだ。
トップから続くフルーツの甘酸っぱさも、まだ少し残っている。
トップはしっかり香るが、ミドル以降は香り立ち穏やか。
通年付けやすい、フレッシュなフルーティーフローラルになっていた。
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ローズグリオットの解説と感想
甘酸っぱいサクランボの香水
2021年にパルファンロジーヌパリより登場した、「ROSE GRIOTTE(ローズグリオット)」の香り。
griotteとは酸味の強いサクランボ(酸実実桜/スミミザクラの果実)のことで、酸っぱすぎるため生食向きではなく、料理や砂糖解けにするなど加工されて食べられるサワーチェリーの一種です。
ローズグリオットは、桜の繊細な香りと酸っぱいサクランボの果実味、そしてローズの香りのバランスが取れた香水です。
ーパルファンロジーヌ公式HPより(訳・たゆた)
ブランド公式の情報を見てもノートの中にチェリーは載っていないのですが、トップから香るフルーティーさの中にはサワーチェリー系の甘酸っぱい匂いもあるように感じます。
香水名に香りのイメージが引っ張られて”チェリー”を感じているだけかもしれませんし、桜の葉のような匂いからチェリーを連想しているのかも。
桜餅系の匂いが個性を与える
全体を振り返ってみると「軽めのフルーティーフローラル」といった香りになっていました。
フレッシュなフルーティーさから始まり軽めのフローラルへと続き、そしてムスキーな香りで終わるという、よくある香水の形かと思います。
そんな中で、ローズグリオットの個性たる部分は、「桜葉漬けのような香り」にあります。
桜葉漬けの持つ、桜餅系の風味とほのかな塩気。
これがトップ~ミドルにかけて、香りのアクセントの役割を果たします。
主役はフルーツやフローラルなのですが、それらにツイストを加えて面白味のある香りにしている感じ。
トップのフルーツは、ライチ系のフレッシュな物から始まり、その後甘酸っぱいチェリー様となります。
そしてミドルのフローラルは、ピオニー系の透明感ある香りに、桜葉のミックスといった形。
ラストはムスキーなローズ石けん様になりますが、軽めの香りの割にはなかなかロングラスティングになっており、驚かされました。
ローズグリオットは、明るいフルーティーフローラルの香り。
「軽めのフルーツやローズ系が好きな方」や「桜餅系の匂いがするサクラ香水をお探しの方」にオススメしたい一本です。
まとめ
今回は「パルファンロジーヌ/ローズグリオット オードパルファン」について、詳しい香りのレビューをお伝えしました。
ローズグリオットは、フレッシュフルーティーから軽いフローラル、そしてローズ石けん系のムスキーへと抜けていく香水です。
よくある形に見えますが、桜餅系の香りがアクセントとなり、香りに個性を与えています。
香り選びの参考になれば嬉しいです♪
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参考:LES PARFUMS DE ROSINE公式ホームページ「ROSE GRIOTTE」https://www.les-parfums-de-rosine.com/index.php?id_product=63&controller=product&id_lang=4