【パルファンサトリ】ブラックピオニーとは？軽いお香系オリエンタル

2024年9月22日
2024年9月22日
パルファンサトリ
オリエンタル
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パルファンサトリ

今回は「PARFUM SATORI（パルファンサトリ）ブラックピオニー　オードパルファン」について、どんな香りかご紹介したいと思います。

ブラックピオニーは、お香系の柔らかな甘さを中心とした香りです。

オリエンタル系の香調ですが重くならず、パルファンサトリらしく優しい香り立ち。

この記事はこんな方にオススメ！

・パルファンサトリ、ブラックピオニーの香りについて詳しく知りたい

・お香系の甘さが好き

・重くないオリエンタル香水を探している

1 PARFUM SATORI（パルファンサトリ）ブラックピオニーとは？
- 1.1 香水の基本情報
- 1.2 持続性、強さ、香りのチャート
2 ブラックピオニーって、どんな香り？
3 解説と感想
- 3.1 お香系の甘さを中心とした、シンプルな香り
- 3.2 フローラルではなく、オリエンタル系の香水

PARFUM SATORI（パルファンサトリ）ブラックピオニーとは？

香水の基本情報

タイトル：BLACK PEONY Eau de parfum（ブラックピオニー　オードパルファン）

ブランド：PARFUM SATORI（パルファンサトリ）

香調：オリエンタル

調香師：大沢さとり（サトリ・オオサワ）

発表：2008年

トップノート：ベルガモット、マンダリン、ネロリ、プチグレン、コニャックオイル

ミドルノート：オレンジフラワー、バイオレット、ゼラニウム、パチュリ、クローブ

ラストノート：白檀、シナモン、ウッディ、アンバー、モス、バニラ、シベット、オリバナム、カストリウム

持続性、強さ、香りのチャート

持続性：6～6.5時間程度

放香性：★★☆☆☆　弱い

ブラックピオニーって、どんな香り？

トップノート：シトラス・グリーン、甘いアンバー、お香（20分）

ベルガモット系シトラスとプチグレン系の軽いグリーン・ウッディーを中心に、ベース部分にはバニラの効いた甘めアンバーが重なっている。

お香系のくもった感じの甘みも感じる。

甘さはあるが重さはなく、すっきりとした香り。

ミドルノート：お香が中心（1時間）

シトラスが抜け、お香系の香りが中心となる。

お香はモクモクとスモーキーな感じではなく、少し青さもあるような、ほっくりした豆っぽい感じ。

アンバー系の甘さも引き続きベースにあるが、これはかなり控えめ。

ラストノート：お香っぽさとウッディー（5時間）

香りの変化は少なく、お香系が続く。

粉っぽいお香と、ほんのりウッディーな要素を含んだサンダルウッドが香っている。

甘いアンバーは濃厚になることなく、トップから変わらず控えめに香る。

最終的にはクリーミーな感じのサンダルウッドとパチョリが薄く重なり、フェードアウトしていった。

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解説と感想

お香系の甘さを中心とした、シンプルな香り

2008年に登場した「BLACK PEONY（ブラックピオニー）」の香り。

こちらは2013年に一度販売休止となり、2015年に復活。

そして2023年4月に、ムスクブルー、ニュアージュローズ、プチトリアノンと共に廃盤となりました。

イメージ：重厚感のあるセクシーアンバー、ウッディ、華やかなフローラルは自信を与えてくれるはず。流行の香水に物足りなさを感じる方にお勧めする、もっともクラッシックな香りです。

香調：インパクトのあるスパイスに、レザー感のあるオレンジの花とバイオレットのアコード。官能的なアンバーが最後までしっかりと続きます。
ー公式ブログ「パルファンサトリの香り紀行」より

説明中にはアンバー、ウッディー、フローラル、スパイス、レザーと様々な香調が出てきますが、個人的にはお香系の甘い香りを中心としたシンプルな香水だと思っています。

また、「レザー感」という言葉も出てきます。

これはカストリウム（ビーバー）やシベット（ジャコウネコ）に由来するものかと思いますが、私の肌ではそれらアニマリックなネットリ感は出ず、あっさりした香りになっていました。