今回はマレーシアの香水メゾン、「Rirana Parfume(リラナパフューム)」についてご紹介したいと思います。
リラナパフュームは、2017年に設立された、比較的新しいニッチフレグランスのブランドです。
リラナの特徴は何と言っても「香料の配合割合が60~70%と、とても高い」こと。
このページでは、「リラナパフュームの特徴」や「どんな香りがあるの?」ということ、また「どこで買えるの?」についてご紹介していきたいと思います。
リラナパフュームの特徴とは?
「Rirana Parfume(リラナパフューム)」は、2017年にマレーシアで誕生したニッチフレグランスのメゾンです。
リラナパフュームの香水の特徴は…
✓ 香料の配合割合が60~70%と、非常に高い
✓ 全てジェンダーフリー・サスティナブル
✓ 小規模で製造・販売されている
それでは、順番に詳しく見ていきましょう!
香料の配合割合が60~70%
リラナの香水は全て「オードパルファム」なのですが、香料の配合率が60~70%ほどに設定されているそうです。
正直に言ってしまうと、「それ…ほんと??」と疑ってしまいたくなるくらいの賦香率。
賦香率が高ければ高い程、比例して価格も上がるものですが、50mlで130ドル~と意外とお手頃。
実際に試してみると、どれも「拡散性はそこまで強くないけど、持続力がかなり高い」ということが分かります。
「エキストレドパルファム」や「パルファム」くらいの感覚で使うことが出来ますよ!
ジェンダーフリー・サスティナブル
リラナの香水は、全てジェンダーフリーで作られているそうです。
とはいえ、個人的には「この香水はレディース/メンズ寄りの香りだな~」というのは感じます。
香調的に全てが「ユニセックスど真ん中」に作られている訳ではなく、メゾンの基本姿勢として「私たちはジェンダーに囚われない香りを提供しますよ」という事なのだと思います。
また、「環境に優しく動物実験をしない」「パラベン、フタル酸エステル、防腐剤、添加物、その他の有害物質や持続不可能な物質を一切使用しない」といった事にも配慮されているそうです。
「サスティナブル」については、近年ではどのブランドでも、取り組むのが当たり前になってきましたね。
小規模で製造・販売
リラナパフュームは小さなラボで製造しているそうです。
ロープをグルグル巻いたボトルが特徴的なのですが、これも手作業で作っているとどこかで読んだ記憶が…(曖昧で申し訳ないです)。
★ボトルをご覧になりたい方は、こちらからどうぞ。
リンク >> 「Rirana Parfume」OUR STORY
マレーシア国内でも、私が検索した範囲だと直営店は1か所のようで、インターネット販売が主流なのかなと思いました。
世界的にはリラナを扱う香水ショップが結構あるのですが、まだまだこれから広がる可能性を秘めた、ニッチな香水メゾンです。
リラナパフュームの代表的な香り・人気の香りは?
COCONUT NANAS(ココナッツナナス)
タイトル:COCONUT NANAS Eau de Parfum(ココナッツナナス オードパルファム)
香調:フルーティー
(抜粋)パイナップルと桃の完璧な甘さが、ミルキーなココナッツの海の中で渦巻きます。誰もが思わず振り返る、完璧な香りです。
ーRirana Parfume公式ホームページより
トップノート:ココナッツ、パイナップル
ミドルノート:桃、ティアレ
ラストノート:フランジパニ、ムスク、サフラン
リラナパフュームでは現在15種類の香水を販売していますが、おそらくこちらがブランドを代表するような、一番人気の香りだと思います。
分かりやすく「ココナッツ」と「パイナップル」が香る、南国リゾート系のフルーツ香水。
(「ナナス」はマレー語でパイナップルという意味です。)
ココナッツの香りが好きな方、海辺の香りが好きな方は、たぶんこちらの香水もお好きなのではないでしょうか。
VANILLA TEA(バニラティー)
タイトル:VANILLA TEA Eau de Parfum(バニラティー オードパルファム)
香調:フルーティー、パウダリー
(抜粋)このフレグランスの構成は、非常に柔らかで快活なシトラス、フローラル、バニラと、心地の良いティーのタッチを背景にしています。
ーRirana Parfume公式ホームページより
トップノート:ライム、ブラッドオレンジ、ペアー
ミドルノート:アプリコット、ローズ、スイカズラ、ティー
ラストノート:バニラ、アンブレット、シュガー
2022年に登場した、新しい香りです。
(最新作は、2023年に登場した「Apple Nanas」と記憶しているのですが、アップルナナスの情報がない~。…え?夢だった?)
バニラティーなので、グルマン×ティーの香りを想像するじゃないですか。
でもね。付けてびっくり。全然違うんです。
シトラス系の酸味から始まってフルーティーに、そしてさらにお化粧品的なパウダリーさが出てきます。
予想外の香り方をするので、面白い香水ですよ!
VANILLA TOBACCO(バニラタバコ)
タイトル:VANILLA TOBACCO Eau de Parfum(バニラタバコ オードパルファム)
香調:グルマン
(抜粋)バニラとトンカビーンの甘いノートが、背景のタバコ・カカオやオープニングをリードします。タバコの葉とトンカビーンのクリーミーなバニラの暖かさが、エレガントな印象を与えます。
ーRirana Parfume公式ホームページより
トップノート:バニラ、タバコ
ミドルノート:カカオ
ラストノート:トンカビーン
バニラが続いて申し訳ないm(__)m
でもこちらはバニラティーと違い、名前の通りバニラとタバコの香りが主役になっています。
メンズ寄りのバニラ香水で、タバコをメインにした香りの中ではかなり使いやすいと思います。
当たり前っちゃ当たり前ですが、トムフォード「タバコバニラ」とは全然違う香りですよ~。
リラナパフュームは、どこで買えるの?
現在、リラナパフュームは日本未上陸となっています。
日本で買いにくいブランドなので、ブログ内で取り上げるかどうか迷ったのですが、「一人でも興味を持つ人が増えてくれたら、ニッチ香水を扱っているショップさんで販売してくれるかもしれない!」という100%の下心で記事を書いています。
2023/5/11に確認したところ、以下で出てくる「Mai Senza Profumo」での取り扱いが本当に終了しているようでした…。
(また復活するかもしれないが…)
私も他に日本に向けて発送してくれそうなところを探していますが、もしご存じの方がいらっしゃったら教えてください~( ノД`)シクシク…
小分けでも良いから試してみたい!という方は、アメリカの香水小分けサイト「Scent Split」だと取り寄せできそうです。
取り急ぎ、追記します!(2023/5/11)
そんなわけで、リラナパフュームを入手するためには個人輸入するしかありません。
私が探した中では、イタリアの「Mai Senza Profumo」というショップだと、サイトも使いやすく、日本へも発送してくれるようでした。
(私自身はこのショップから購入したことがないので、絶対に大丈夫だとは断言できませんが…。)
リンク >>「 Mai Senza Profumo」HOME
色々なブランドを取り扱っていますが、一部をご紹介すると…
・Jovoy Paris
・Creed
・Floraiku
・Frassaï
・Xerjoff
など、日本では買いにくい物も多く販売されています。
特にディスカウントはされていないはずなのですが、今(2023/5/9)確認するとリラナパフュームが20%オフになっている…。
というか、Mai Senza Profumoでのリラナの取り扱いが、終わりそうになっている…。
(復活して復活して復活して…)
その他の輸入方法としては、輸入代行もありかなと思うのですが、手数料と手間を考えるとなかなかハードルが高いですよね~。
リラナ公式ホームページに、扱っているショップ一覧のページがありますので、そちらのリンクを載せておきます。
個人輸入してみたい方は参考にどうぞ!
リンク >> 「Rirana Parfume」RESELLER OVER THE COUNTRY
まとめ
今回はマレーシアの香水メゾン、「Rirana Parfume(リラナパフューム)」についてご紹介しました。
リラナの香水は、「香料の配合割合が60~70%と非常に高い」「全てジェンダーフリー・サスティナブルな製品」「小規模で製造・販売されている」という特徴があります。
どれを付けても、香り立ちはそこまで強くはないですが、少量で驚くほど香りが続きます。
現在、日本では取り扱いがなく入手しづらいのが悲しい所ですが、いつかどこかの香水ショップさんが販売してくれる日が来たらいいなぁと願っています。
今回は、香りについてはサラっとレビューを載せましたが、また1つ1つ詳しいレビューぺージも掲載していく予定です。
興味を持って頂けた方は、そちらも併せてご覧いただけたら嬉しいです。
