今回は「OBVIOUS（オブヴィアス）ユヌ フィグ オードパルファム」について、どんな香りかご紹介したいと思います。
ユヌフィグは、「海の香り」と「イチジクの葉のアロマティックな香り」を掛け合わせた香水です。
美しい自然にあふれる「コルシカ島」をテーマに作られました。
この記事はこんな方にオススメ！
・オブヴィアス、ユヌフィグの香りについて詳しく知りたい
・イチジクが好き
・マリン系の香水が欲しい
OBVIOUS（オブヴィアス）ユヌ フィグとは？
香水の基本情報
タイトル：UNE FIGUE Eau de Parfum（ユヌ フィグ オードパルファム）
ブランド：OBVIOUS（オブヴィアス）
調香師：Anne-Sophie Behaghel（アンヌ＝ソフィー・ベハーゲル）
発表：2022年
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トップノート：メキシコ産イエローマンダリン、イタリア産ベルガモット、フランス産ローズマリー、ユーカリ
ミドルノート：フィグ、コルシカ産イモーテル アブソリュート、マリンノート
ラストノート：ヴァージニアシダーウッド、ハイチ産アミリス、ハイチ産ヴェチバー
持続性、強さ、香りのチャート
持続性：3.5～4時間程度
放香性：★★☆☆☆＋ 弱い～やや強い
ユヌフィグは、どんな香り？
トップノート：水とシトラス、アルデヒド、グリーン（40分）
フレッシュで、”水”のような香りがする。
明るいシトラス果汁の酸味と、鼻をツンツン刺激するアルデヒド、その辺の草を引きちぎったようなグリーン香、少量の瓜っぽさ…。
これらをミックスした香りとなっていた。
ミドルノート：潮風とフィグリーフの香り（1時間）
トップからミドルへの香りの変化は少なめ。
トップの香りが一つにまとまって少しだけ形を変え、「潮風＆グリーンさの強いフィグリーフ」に落ち着いた。
ほのかな草っぽい甘さはあるが、イモーテルの甘さとは違う感じ。
アクアティック・マリン系の瑞々しい香りが続く。
ラストノート：マリン調のまま（2時間）
全体的に香りが淡くなり、フェードアウトしていく。
フレッシュさは減ったが、ほんのり甘いマリン調の香りが続く。
ウッディーさは強くないが、イソイースーパーがたっぷり入っていそうなウッディー・ムスキー・アンバーな香りが出ている。
香りの変化は小さいシングルノート様。
香り立ちはやや弱く、持続も短めとなっていた。
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ユヌフィグの解説と感想
海×イモーテル…。コルシカ島をテーマにした香水たち
2022年に登場した「UNE FIGUE（ユヌ フィグ）」の香り。
FIGUEとは「フィグ」、つまり「イチジク」のことです。
この香水は、マリン系とイチジクの葉っぱ系を掛け合わせたフレッシュな香りとなっています。
香りの舞台は、地中海に浮かぶコルシカ島。
ナポレオンの出身地としても知られるこの島は、現在はフランス領に落ち着いていますが、歴史を振り返れば別の国の支配下に置かれていた時代も長く、激しい独立運動が行われた場所でもあります。
しばしば香水のテーマにもなるコルシカ島ですが、海や山の美しい自然やイモーテル（別名：ヘリクサム、エバーラスティングフラワー）の自生地・栽培地としても有名。
コルシカ島をテーマにした香水は、「イモーテル×海・ビーチ系の香り」になっている物が多いです。
ユヌフィグもイモーテルがキーノートとして挙げられていますが、私の肌だとこれは殆ど出てきませんでした。
●コルシカ島香水はこちら。LA PLAGEは明記されていませんが、たぶんこれもそう。
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海の香りを表現するもの
さて、オブヴィアスによると、ユヌフィグはこんなイメージの香りだそうです。
頭は太陽に向け、足は水の中に沈める。コルシカのビーチで、イチジクを貪り食べる。
ーOBVIOUS公式ホームページより（たゆた訳）
ほんと、おっしゃる通り！
確かに海とフィグの匂いがします。
海を感じさせるものの一つとして、「アルデヒド系」の香りがあります。
海水や汗っぽいエグみのような、鼻をツンツン刺激するタイプのアルデヒド香。
ユヌフィグでは、これと少量の瓜っぽさ・塩っぽさが合わさって、「海の香り」を演出しているように思いました。
●アルデヒドについては、こちらのページをどうぞ。
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ところで、ユヌフィグはジョーマローン／フィグ&ロータスフラワーに似ていると思います。
こちらもキラキラした透明感や水辺の雰囲気と、フィグが重なった香水。
比べるとユヌフィグの方が”海っぽさ”が強く、イチジクの果実っぽさは弱いかな。
どちらも軽めで使いやすい香水です。
夏のビーチやレジャーのお供にもぴったりな香りですよ！
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参考：OBVIOUS公式ホームページ「UNE FIGUE」https://www.obviousparfums.com/en/eaux-de-parfum/11-une-figue.html
