【メゾンマルジェラ】レプリカ アンダーザレモンツリーのレビュー

今回は「Maison Margiela(メゾンマルジェラ)レプリカ アンダー ザ レモンツリー オードトワレ」について、どんな香りかご紹介したいと思います。

 

アンダーザレモンツリーは、レモンの木陰で昼寝をするシーンから作られた香水です。

強いシトラスとハーバルな甘さ、ラストノートは透明感のあるウッディー・ムスキーな香りへと続きます。

 

この記事はこんな方にオススメ!

・マルジェラ、アンダーザレモンツリーの香りについて詳しく知りたい

・シトラスやハーブ系の爽やかな香りが好き

・香りが長続きするシトラス香水が欲しい

Maison Margiela(メゾンマルジェラ)アンダーザレモンツリーとは?

香水の基本情報

タイトル:REPLICA Under the Lemon Trees Eau de toilette(レプリカ アンダーザレモンツリー オードトワレ)

ブランド:Maison Margiela(メゾン マルジェラ)

香調:シトラス、ハーバル

調香師:ヴィオレイン・コラス

発表:2018年

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トップノート:カラマンシー ライム、プチグレン、カルダモン

ミドルノート:コリアンダー、マテ、グリーンティー

ラストノート:シダーウッド、シスタス、ムスク

持続性、強さ、香りのチャート

持続性:5時間程度

放香性:★★★☆☆ やや強い

【メゾンマルジェラ】アンダーザレモンツリーのイメージチャート

レプリカ アンダーザレモンツリーって、どんな香り?

トップノート:シトラスとハーバル(10分)

レモンのような酸味とベルガモットのようなほろ苦さが混じった香りでスタートする。

シトロン系の、強いシトラス香だ。

そこにバジルのような、ハーバルでほんのり甘く瑞々しい匂いが加わっている。

ミドルノート:シトラスが落ち着き、ムスクが出てくる(40分)

強いシトラスの香りは10分程で落ち着いていく。

ミドルノートはシトラスの残り香と、バジルの系の透明感・ほのかな甘さ、ムスクの甘さが混じった形になっている。

少しカンファー系のシャープさ(スッとした感じ)も含んでいるが、これはコリアンダーに由来する匂いか。

シトラス・ハーバルの爽やかな香りが続く。

ラストノート:シダーとムスクが主役(4時間)

ラストノートの主役は、透明感のあるシダーのウッディーさにムスクの甘さ。

シトラス・ハーバルの香りの残りもあるので、爽やかにまとまっている。

アンバーグリスみたいなちょっと塩っぽい透明感もあって、イソイースーパーがたっぷり効いているようにも思える。

軽めの香りが続くが、なかなかロングラスティングだった。


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マルジェラ/アンダーザレモンツリーの解説と感想

レモンの木陰で昼寝をした時の香り

一つの香りの情景にスポットを当てて作り出される、メゾンマルジェラのレプリカ シリーズ。

本ページでご紹介している「Under the Lemon Trees(アンダーザレモンツリー)」は、1987年イタリア・パレルモのレモンの木の下で昼寝をしている、長閑なシーンを切り取った香りです。

 

(抜粋)爽やかなレモンの木の葉陰で昼寝をしているような、明るくリラックスした気分。

アンダーザレモンツリーは暖かい夏の日に鮮やかなレモンの木が茂る野原を散歩した時の、キラキラと輝いた香りの記憶を呼び起こします。木陰と柔らかな香りのそよ風に誘われて、爽やかな緑の葉の陰で昼寝をしましょう。

レプリカ アンダーザレモンツリーは想像上のレモンの木のシトラスフローラルの香りで構成されています。トップノートは緑の葉陰を思わせるグリーンコリアンダーとシダーウッドに、カラマンシーライムのフレッシュで爽快な香りが重なります。

ーメゾンマルジェラ海外公式HPより(たゆた訳)

 

この説明にあるように、アンダーザレモンツリーはレモン果実ではなく、レモンの木の下の空間を丸ごと切り取ったような香りです。

木陰に寝そべって、頭上のレモンから降ってくる爽やかな香りや、枝葉の間を通り抜けることでほんのり香り付けされた青い空気。

そして顔のすぐ横に広がる、草原の若々しい葉の匂い。

こういった物を美しくブレンドしたのが、アンダーザレモンツリーという香水なのです。

ベース部分が強く主張する

さて、トップノートのシトラスにはレモンではなく、カラマンシーライムという耳慣れない果実がリストされています。

こちらはマンダリンオレンジとキンカンの交雑種で、果汁はレモンとライムを混ぜたような強い酸味を持ち、果皮はキンカンのようにほろ苦さと甘さを持っているそうです。

 

この香水のトップノートでも酸味と甘みの混じった香りは確かにあるのですが、私にはシトロン系のガツンと強い酸味と苦みに、バジル系の透明感あるほの甘い匂いを足したような形に思えました。

 

ミドルノートに入っても、私の肌ではマテやグリーンティーといったお茶系の香りは出てきません。

お茶というよりは、フレッシュな草の匂いになっています。

 

そしてラストノート。

透明感のあるウッディーの香りを持つ「イソイースーパー」が下地になって、シダームスクが重なっている形に感じました。

 

メイクをする時に下地をきっちり塗るとファンデーションが崩れにくいのと一緒で、下地部分のイソイースーパーがしっかり効いているのか、香り持ちがとても良いように思います。

ただこのベース部分の主張が強すぎるが為に、「人工的な感じ」や「意外とくどい香りだな…」と感じる人もいそうです。

まとめ

今回は「メゾンマルジェラ、アンダーザレモンツリー オードトワレ」について、詳しい香りのレビューをお伝えしました。

アンダーザレモンツリーは、シトロンのようなガツンと強いシトラスにバジル系のハーブの甘みを足したような香りです。

ラストではイソイースーパーが効いているのか、透明感のあるウッディー・ムスキーが長く続きます。

香り選びの参考になれば嬉しいです♪

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参考:Maison Margiela海外公式ホームページ「REPLICA UNDER THE LEMON TREES」https://www.maisonmargiela-fragrances.eu/en_GB/fragrances/by-collection/replica/replica-under-the-lemon-trees/MM013.html#tab=description

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