【ジョーマローン】ミッドナイトムスク&アンバーの香水レビュー

今回は「JO MALONE LONDON(ジョーマローン)ミッドナイトムスク&アンバー コロン」について、どんな香りかご紹介したいと思います。

ミッドナイトムスク&アンバーは、炭酸のようなシトラスパウダリーな甘さ軽いホワイトフローラルお香っぽさ等が組み合わさった香りです。

群青の空に星が瞬いているような、静けさを感じさせる香水。

この記事はこんな方にオススメ!

・ジョーマローン、ミッドナイトムスク&アンバーの香りについて詳しく知りたい

・「夜」をイメージさせる香水が欲しい

・程よく個性を感じさせつつも、使いやすい香りが好き

JO MALONE(ジョーマローン)ミッドナイトムスク&アンバーとは?

香水の基本情報

タイトル:Midnight Musk & Amber Cologne(ミッドナイトムスク&アンバー コロン)

ブランド:JO MALONE LONDON(ジョーマローン ロンドン)

香調:シトラス、パウダリー

調香師:Anne Flipo(アン・フリッポ)

発表:2020年

トップノート:シトラス、ジュニパー

ミドルノート:アンバー、ネロリ

ラストノート:ムスク、ベンゾイン

持続性、強さ、香りのチャート

持続性:6.5時間程度

放香性:★★★☆☆+ やや強い~強い

【ジョーマローン】ミッドナイトムスク&アンバーのイメージチャート

ミッドナイトムスク&アンバーって、どんな香り?

トップノート:温もりのあるパウダーと炭酸シトラス(20分)

アンバーの柔らかな甘みをベースに、レモン・ベルガモット系シトラス果汁を炭酸水で割ったような爽やかな香りが重なっている。

ベース部分は温もりがあってパウダリーなのに対し、上に重なっている部分はフレッシュ。

2層性の香り方をしている。

ミドルノート:香りがまとまる(1時間10分)

2層に分かれて香っていたものが、一つにまとまってくる。

シトラス系の酸味は残るが、炭酸のような弾ける感じは もうない。

パウダリーで温もりのある甘さと、オレンジブロッサム系のホワイトフローラルの甘さ(ネロリよりはジャスミン寄り)が混じっているようだ。

ラストノート:甘さや温もりが増す(5時間)

香調が大きく変わることはないが、香り立ちが弱まり、パウダリーな甘さや温もりは増す。

ムスクよりアンバーの甘みを強く感じるが、バニラが効いたどっしりセクシーな香りではない。

逆に木の辛みが効いたドライなアンバーでもなく、ほわほわと柔らかで優しい甘み。

ムスクについても、清潔感の強いクリーンなタイプの香りも、アニマリックな力強いタイプの香りも感じない。

ラストノートは、「甘いお香」のようでもあった。


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解説と感想

程よい個性と軽い付け心地、ジョーマローンらしい香水

ジョーマローンロンドン、ホリデーシーズンに限定販売される香り「Midnight Musk & Amber(ミッドナイトムスク&アンバー)」。

こちらは2020年に初めて登場し、その後2022年、2023年と再販されています。

(23年は9mlサイズのみ)

今年(2024年)のホリデーは、初登場の香り「Fir & Artemisia(ファー&アルテミシア)」が出ていますが、再販組がオレンジビターのみなのがちょっと残念。

去年はホリデー限定の香りばかり集めた9ml×5本のセットがあったのですが、これはめちゃめちゃ良かった!

毎年、「新しい香りも再販もどっちも充実させてやるぜ!」くらいの気合を見せて欲しいところです。

ジョーマローンのホリデー限定で、私が香りをきちんと知っているのは先週・今週とレビューしている5種+ローズ&マグノリアくらいですが、その中ではこちらとグリーンアーモンド&レッドカラントが好きかな。

個性が強すぎず弱すぎず、軽めで使いやすい。

ジョーマローンらしい香りだと思います。

「夜の静けさ」を感じさせる香水

さて、ミッドナイトムスク&アンバーを肌に一噴き。

最初は炭酸っぽさのあるシトラスのキレと、温もりある穏やかなパウダリーが2層に重なって香ります。

そしてそれが綺麗に混じりながら、一つに纏まっていくイメージ。

”ミッドナイト”とタイトルに入っていますが、「深夜の暗さや妖しさ」を感じさせる香りではありません。

「黒い闇」ではなく「群青色の静けさ」を思い浮かべます。

『深い青の夜空に、サラサラとしたパウダーや揺らめく香煙の白いフィルターをかけて。その向こうに見える星の輝きは弾けるシトラス。』と、こんな香り。

香水名的にムスクとアンバーが主役かな?と思わせますが、これも違います。

シトラス、アンバー、ムスク、パウダリー、フローラル、オリエンタル…いろいろな香りがパズルのように上手く組み合わさって、初めて一つの香りとして完成するタイプの香水。

香調はコレ!主役の香りはコレ!と明言できないような香りです。

このページでは香調をシトラスとパウダリーに無理やり分類しましたが、本来はシトラスでもパウダリーでもムスキーでもアンバリーでもあり、同時に全部違うような、曖昧な香調なのです。

香りは全体的に軽めですが、コロンにしては持続性にかなり優れています。

クリスマスっぽさはありませんが、「夜の静けさ」を感じられる香水だと思います。

★「アンバー・ムスクの香り」が好きな方はこちらの記事もオススメです。

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