【ペンハリガン】ルナの香水レビュー|月の女神の香り

今回は「PENHALIGON’S(ペンハリガン)ルナ オードトワレ」について、どんな香りかご紹介したいと思います。

 

ルナは、月の女神セレネ(ルナ)へのオマージュとして生まれた香り。

針葉樹の葉のようなフレッシュで青々しい香りに、シトラスや軽いローズなどが重なります。

 

当ページでは、ルナの「基本的な情報」「香りの変化」「詳しい感想」などを掲載しています。

この記事はこんな方にオススメ!

・ペンハリガン、ルナの香りについて詳しく知りたい

・パートナーと香水をペアで使いたい、またはシェアして使いたい

・いろいろなシーンで付けやすい香水を探している

PENHALIGON’S(ペンハリガン)ルナとは?

香水の基本情報

タイトル:LUNA Eau de Toilette(ルナ オードトワレ)

ブランド:PENHALIGON’S(ペンハリガン)

香調:シトラス、アロマティック、フローラル

調香師:アリエノール・マスネ

発表:2016年

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ペンハリガン PENHALIGONS ルナ EDT 30ml [035470/021350/004988/001000]

トップノート:ビターオレンジ、レモン、ベルガモット

ミドルノート:ジュニパーベリー、ローズ、ジャスミン

ラストノート:ムスク、バルサムファー、アンバーグリス

持続性、強さ、どんな香り?(チャート)

持続性:5時間程度

放香性:★★★☆☆ やや強い

【ペンハリガン】ルナ、香水イメージチャート

ルナの香りの変化

トップノート:爽やかシトラス(10分)

爽やかなシトラスノートから始まる。

シトラスの中ではベルガモットが最も目立っているが、レモン系のすっきりした酸味、シトラス果皮系の苦み、オレンジ果汁系の甘みがバランスよく香っている印象。

シトラスの背後には、ジュニパーの青々しさや清涼感もあるのが感じられた。

ミドルノート:ジュニパーの清々しさと淡いローズ(1時間)

シトラスが和らぎ、ジュニパーはしっかり出てくる。

針葉樹の葉を感じさせるジュニパーの清々しい香りに、軽やかなローズが重なる。

ローズは”ローズウォーター”のような感じで、淡くフレッシュな匂いになっている。

ミドル後半ではムスクの柔らかな甘みも重なり出す。

ラストノート:クリーンなムスクと軽いウッディー(4時間)

清潔感のあるホワイトムスクの甘さと、針葉樹系のすっきり軽めウッディーでドライダウンに向かう。

フレッシュな葉の部分のような青さも残っている。

若干”塩っぽさ”もあるようで、これはアンバーグリス由来の香りか。

しかし、ねっとり感やアニマリックな部分はないので、(私のような)”アンバーグリス苦手さん”でも大丈夫そう。


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ペンハリガン/ルナの感想と口コミ

月の女神「セレネ」の香水

イギリスの香水メゾン「PENHALIGON’S(ペンハリガン)」より、 2016年に登場した「LUNA(ルナ)」の香り。

ルナは「ブリティッシュテイルズ」コレクションの中の一本で、エンディミオン コンサントレのペアフレグランスという位置づけにあります。

(エンディミオン コンサントレは、エンディミオン(コロン)のEDPバージョン。)

 

ギリシャ神話の中で「絶世の美男・エンディミオン」は、愛し合う「月の女神・セレネ」の願いにより、不老不死のまま永遠の眠りにつきます。

(詳しくは、次回「エンディミオン コロン」のページに書きますね。)

 

「ルナ」とは、月の女神セレネのローマ神話における呼び名です。

この香水は、そんなルナ(セレネ)とエンディミオンの物語へのオマージュとして作られた香りなのです。

 

ちなみにエンディミオン(コロン)のペアフレグランスと呼ばれることもある、同ブランドの香水「アルテミジア」。

アルテミジアは夜の女神アルテミスから派生した名前・言葉だそうです。

(これも詳しくは「アルテミジア」のページで。)

 

元々アルテミスとセレナは別の女神だったのですが、だんだん同一視されるようになり、むしろアルテミスの方が月の女神として有名になってしまいました。

ルナという香水の誕生は「エンディミオンの相手はアルテミスじゃないから!セレネ(ルナ)だから!そこ間違えないで!」という、月の女神の叫びのようにも思えてしまうのは、私だけでしょうか。

針葉樹の葉を思わせる、清々しい香り

それでは、肝心の香りについて。

私は、この香水の軸となっているのは「針葉樹の葉」を思わせる、青々しくフレッシュな香りだと感じています。

 

この清々しい香りに、トップでは爽やかなシトラスが、ミドルでは軽くみずみずしいローズが、ラストではクリーンなムスクと軽めウッディーが重なります。

 

ルナという名前ではありますが、「夜の暗さ」ではなく「月の柔らかな輝き」の方を感じさせる香りになっています。

まるで『月明かりに照らされた針葉樹が並ぶ、穏やかな森の小道』のよう。

 

全体を通して、すっきりと軽やかな香りが続きます。

ペンハリガンの中でも大変人気のある香りですが(日本ではこれが一番人気かと思う)、それも大きく頷ける感じ。

シーンも季節も選ばず、気軽に使える香りです。

 

また、エンディミオン コンサントレ(メンズ系)とペアフレグランスと言いましたが、ルナは男性が付けても似合いそう。

エンディミオンとペアで使っても良し、パートナーとシェアして使っても良しの香水かと思います。

まとめ

今回は「ペンハリガン/ルナ オードトワレ」について、詳しい香りのレビューをお伝えしました。

ルナは、針葉樹の葉のような清々しい香りが軸となっている香水です。

位置づけ的にはエンディミオンコンサントレのペアフレグランス、レディース向けとなっていますが、男性が付けても素敵だと思います。

香り選びの参考になれば嬉しいです♪

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参考:

PENHALIGON’S公式ホームページ「LUNA」https://www.penhaligons.com/uk/en/categories/collections/british-tales/luna-000000000065188651

L’ATELIER DES PARFUMSホームページ「ルナ オードトワレ」https://latelierdesparfums.jp/collections/penhaligons-british-tales/products/luna-edt-spray

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