実際に、洗濯で香水の臭いを落としてみる!
洗剤だけでインナーの臭いは消えるのか?
香水を付けて1日着用した服の臭いを消すことができるか、実際に洗濯して試したいと思います!
今回使ったのはポリエステル等の化繊製インナーです。
上記の実験で「濃縮液体洗剤につけおきすれば良さげ」ということが分かったので、20時頃~翌5時まで(9時間)写真のように漬けました。
通常どおり洗濯をして、いざクンクン。
…クンクン。
…まだまだ臭いが残っておる(꒪⌓꒪)チーン
もちろん何も処置していないよりは圧倒的に臭いが消えていますが、着用時インナーをずぽっと頭から被ったとき「あっ。香水の匂いする。」というのは分かります。
だめじゃねーか。と天を仰ぎつつ、別の方法を試してみます。
漂白剤+洗剤を使ってから洗濯してみる
実験1で酸素系漂白剤の効果も期待できたので、酸素系漂白剤+液体濃縮洗剤のパターンも試してみました。
酸素系漂白剤溶液に8時間程度漬けこんで、洗濯直前の2、3分液体洗剤にも漬けこむ方法を試してみます。
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大容量でかなり割安です。ガンガン使えます。
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酸素系漂白剤は「効果を発揮するのに時間がかかる」という性質があるので、「酸素系漂白剤に長時間漬けこみ⇒洗剤にも軽く漬ける」という手順にしました。
酸素系漂白剤も洗濯洗剤同様に長時間つけおきすることで「色落ち」の原因になります。
洗濯表示タグや漂白剤の説明をよく読んで、正しい時間でご使用ください!
(私は一晩つけちゃうけど、本来はよろしくない。)
通常どおり洗濯をして、いざクンクン。
…クンクン。
おぉぉぉ!かなり臭いが取れてる~ヾ(*´∀`*)ノ 喜!!
完璧に「無臭」にはなっていませんが、殆ど分からないくらいには香水の臭いが取れています。
衣類に付いた香水の臭いを洗濯で取りたい時は、「酸素系漂白剤⇒洗濯洗剤」に漬けこんで下処理する方が断然よかったです。
ただ、洗い終わりから数日たって再チェックすると「臭い戻り」しているようにも感じました。
この方法で繰り返し洗濯していくと、すっきりと落とせそうです。
まとめ
香水の付いた衣類は、普通に洗濯しただけでは臭いが取れません。
新しく付けた香水の香りを楽しむためにも、衣類に付いた臭いは取り除きたいですよね。
そんな時には、
という手順でお洗濯すると良いですよ。
酸素系漂白剤は粉タイプ、ぬるめのお湯を使うと、さらに効果が高まります。
また、酸素系漂白剤⇒洗剤が面倒な場合は、洗剤に漬けこむだけでも効果があります。
漂白剤や洗剤に長時間付けるのが嫌な場合は、水に漬けるだけでも一定の効果が期待できますし、漬けこむ作業が嫌な場合はファブリーズやエタノールを使ってもある程度臭いを取ることができそうということが分かりました。
(前提として、それぞれの衣類にあった洗濯方法を取ってくださいね!)
ただ、これらの下処理しても1回のお洗濯で完全に消臭することはできませんでした。
「完全に臭いを消したい!」という場合は、下処理をしながら繰り返し洗濯するしかないようです。
衣類に付いた香水の香りを完全に取りきることは非常に難しいですが、今回ご紹介した下処理をすることで「かなり取り除く」ことは出来ました!
すっきり臭いをリセットした状態で、新たな香りを楽しんでくださいね~♪
参考:「洗浄における酸・アルカリ中和説の問題点」日本家政学会誌72 巻 (2021) 4号/駒津 順子,大矢 勝/https://www.jstage.jst.go.jp/article/jhej/72/4/72_197/_pdf/
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