今回は「アトマイザー」のお話です。
アトマイザーとは、香水などを少量詰めて使う入れ物のことです。
こちらのページでは、サンプル程度に小分けする時に使うような、短期間のみ使う簡易なアトマイザー(以下、「簡易アトマイザー」)についてお話していきたいと思います。
「私の使っている簡易アトマイザー」と「選ぶ時のポイント」、また「便利な使い方」について載っていますよ!
使い捨て香水アトマイザー、選び方のポイント
私が使っているアトマイザー
私が小分け等に使っている「簡易アトマイザー」はこちらです。
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かなり単価が安くて、品質も必要十分だと思っています。
簡易アトマイザーも自分に合ったものが見つけられずジプシーしていましたが、こちらの製品に出会ってからはリピート買いしています。
しかし、最近売り切れが続いているので、もしかしたら終売してしまったのかもしれません…。
似た造りの物を見つけたので、そちらもリンクを貼っておきますね。
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このアトマイザーも、以下でご紹介している「選び方のポイント」を押さえていると思います。
単価は多少上がりますが、まぁ許容範囲内といった所ですかね~。
香水アトマイザー、選び方のポイント
私が簡易アトマイザーを選ぶときに気を付けているのは、以下の6点です。
価格が安い事
まずは、何と言っても安価なことです。
一時的に使用するアトマイザーは、詰め替えノズル・漏斗・スポイトなどと同様に、使い捨てていくものだと思っています。
逆に持ち運び用としてある程度の長期間使用する為のアトマイザーは、少し高い物でも良いのでじっくり選びたいですよね。
用途に応じて選び分けると良いと思います。
「揮発」「漏れる」を防げる事
アトマイザーに香水を移すと、結合部から香水が揮発していきます。
それを防ぐために、下の写真のように結合部をシーリングすると良いですよ!
ここをシールしておけば、香水の「漏れ」や「スクリューの緩み」を防ぐこともできます。
カラリアのアトマイザー等も、時々緩んでないか確認すると良いですよ。
シーリングに使えるものとしては、「パラフィルム」が有名ですね。
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私が使っているのは、同様商品の「ラボピタ」というものです。
(一見、ラボピタの方が安く見えますが、単価に直すとだいたい同じくらい。)
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これの20mm幅(グリーンのパッケージのやつ)、ミシン目ありのものを愛用しています。
10cm間隔でミシン目が入っているので、そこで切り取って、さらにそれを図↓のように4分割すると丁度良いサイズになりますよ♪
ちなみにこのような形のアトマイザーは、シーリングした状態でスプレーできなかったり、キャップが閉められなかったりします。
「結合部をシールしても使えるアトマイザー」というのは、私の中で結構重要なポイントになっています。
スプレーの量が一定である事
簡易アトマイザーの場合は、サンプルとして香りをテストするために使うことが多いと思います。
なので、できるだけ正確にテストするために「1プッシュの量が正確であること」も大切だと思います。
通常の香水ボトルからプッシュすると、1プッシュあたり0.15ml程度のものが多いですが、アトマイザーだと1プッシュの量が異なります。
私の使っている簡易アトマイザーでは、1プッシュあたり0.075mlです。
ちなみにシリンジで3ml計ってこのアトマイザーに入れてから、40プッシュで綺麗に使いきれることを確認してあります。
何度かリピート買いしていますが、どのタイミングで購入した物でも同じ結果だったので、価格の割にスプレーの作りは良いと思います。
(できれば)小容量である事
ここから先は「絶対ではないけど、できたらこんなアトマイザーがいいな~」という条件です。
先ほどから何度か言っているとおり、一時的に使用するアトマイザーなので少量入れば十分です。
むしろ大きいアトマイザーだと空気と触れる量が増えるため、中身(香水)の劣化を早めると考えられます。
具体的には2~5mlくらいのサイズのものが使いやすいですよ!
(できれば)スプレーの質が良い事
出来ることならば、スプレーが押しやすく、霧状に出るものだと良いですよね。
私の使っているものは、固く押しにくいのですが、割と綺麗なミストになるんです!
伝わるかどうか分かりませんが、「ビシャッ」と出ずに、「ファシャッ」と出る感じです(なんだそれ)。
(できれば)漏れない事
私自身はこのアトマイザーを持ち歩くことはないのですが、人に小分けサンプルをあげるのに使うことも多いので、漏れないことも大切です。
こちら↓は、水を入れた状態で1000回振った時の写真です。
この写真から分かるように、激しく振っても漏れはありませんでした。
ただし、長期間持ち歩いたり、ずっと寝かせた状態で保管するとジワジワ漏れてくる可能性もあります。
それを防ぐためにも上の項目で出てきたように、結合部をシーリングしておくことが大切です。
(できれば)ガラス製である事
プラスチック製アトマイザーの場合、香水のエタノールでプラが溶けたり変性したりするので、あまり良くないというのをよく耳にします。
私自身は、アルコール対応の容器であれば、あまり気にしていません。
安い使い捨てアトマイザー、おすすめの使い方
小分け用、サンプル用アトマイザーとして
まずは王道、小分け用やサンプル用のアトマイザーとして使っています。
人に渡す(布教活動)用に香水を小分けしたい時にも使っているのですが、容量的にはちょっと大きすぎるかもしれません。
私はリアルな友達に押し付けるだけなのですが、1~2mlくらいしか入れないので見栄えはイマイチかな。
バイアル式のサンプルをスプレーしたい時
スプレーではなく、小瓶に入ったバイアル式サンプルの場合でもスプレーで付けたいですよね。
そんな時には、写真↓のようにスプレー部分だけを差し込んで使っています。
まずは差し込んだ状態で1プッシュして、サンプルからスプレーを出した状態でもう1プッシュ。
これでスプレーのストロー内に入った香水も綺麗に使い切った状態になります。
スプレーした後はアトマイザー本体に戻しておけば、しばらく香りをチェックするのに使えます。
アトマイザーによってはストローの先端がくねっている物も多いと思いますが、私の使っているものは比較的真っすぐになっているというのもポイントです。
ここがくねっていると、バイアル式の小さなサンプル容器に突き刺すのが難しくなります。
最初はコツが要りますが、慣れるとバイアルからスプレーアトマイザーに移し替えるより、簡単に噴霧できるようになりますよ。
底部充填式アトマイザーに詰め替える
みんな大好き「トラヴァーロ」のような、底部充填式のアトマイザーに詰め替える時にも使えます。
私もご多分に漏れず、持ち歩き用のアトマイザーとして使わせていただいております。
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例えば、5~7mlくらいの香水ミニボトルだとスプレーになっていないものが多いと思います。
トラヴァーロのような底部充填式アトマイザーは、スプレーからしか詰め替えられません。
そんな時には一度こちらの簡易アトマイザーに詰めてから、底部充填式アトマイザーに詰め替えていけばOKです。
私の使っている簡易アトマイザーの場合、上から1cmくらい開けた状態でトラヴァーロに詰め替えると、だいたいMAX線のあたりになります。
普通の香水ボトルから詰め替えるのと同じ感覚で使えますが、若干、充填部の接続があまい気がします。
でも、ほとんど漏れなく詰め替え完了!
まとめ
今回は、簡易アトマイザーの選び方や使い方についてご紹介しました。
簡易アトマイザーは、保管用・持ち歩き用というよりは、一時的に使うものです。
また、少しもったいないですが、短期間で使い捨てていくものだと思っています。
ですので、高機能なものではなくても、必要最低限の機能が備わっていれば、安価で簡易な製品でも良いのではないでしょうか。
今回紹介した物は超安いだけあって、今後品質が変わってくるかもしれません。
私の求める基準を満たせなくなった時には次の商品を探しますが、それまではこちらの製品を使おうかなと思っています。
人によってこだわる点が違うかと思います。
ぜひご自分に合った簡易アトマイザーを見つけてみてくださいね♪
