今回は「UNIQUE’E LUXURY（ユニーク エ ラグジュアリー）チョコレート メイクス ミー ハッピー エキストレドパルファム」について、どんな香りかご紹介したいと思います。
チョコレートメイクスミーハッピーは、甘さ控えめチョコレートソースの香りから始まり、中盤以降はチョコのベースにラベンダー系のアロマティックな香りが重なる形に変化していきます。
日本未上陸のニッチ香水ブランド「ユニーク エ ラグジュアリー」から登場した、マスキュリンなチョコレート香水です。
当ページでは、チョコレートメイクスミーハッピーの「基本的な情報」「香りの変化」「詳しい感想」などを掲載しています。
この記事はこんな方にオススメ！
・ユニークエラグジュアリー、チョコレートメイクスミーハッピーの香りについて詳しく知りたい
・チョコレートの香りが好きだ！
・日本で出回っていないニッチな香水を付けたい
UNIQUE’E LUXURY（ユニーク エ ラグジュアリー）チョコレート メイクス ミー ハッピーとは？
香水の基本情報
タイトル：CHOCOLATE MAKES ME HAPPY Extrait de Parfum（チョコレート メイクス ミー ハッピー エキストレドパルファム）
ブランド：UNIQUE’E LUXURY（ユニーク エ ラグジュアリー）
香調：グルマン、アロマティック、オリエンタル
調香師：ー
発表：2019年
トップノート：カカオ、ダークチョコレート、グレープフルーツ、マンダリン
ミドルノート：ラベンダー、ベンゾイン、ジンジャー、シナモン、ラブダナム、オリバナム
ラストノート：アンバー、キャラメル、コーヒー、ムスク、サンダルウッド、ベチバー
持続性、強さ、香りのチャート
持続性：9.5時間以上
放香性：★★★★☆ 強い
チョコレートメイクスミーハッピーって、どんな香り？
トップノート：甘さ控えめのチョコソース（20分）
オレンジ果汁のジューシーな甘さ・フルーティーさと、甘さ控えめチョコレートソースを混ぜた香りがする。
チョコレートは、ポフポフしたココアパウダー系ではなく、ウェットで酸味もある とろりとしたソース状。
少しだけラムを隠し味に加えていそうな、「大人シトラスチョコ」の香りからスタートした。
ミドルノート：ラベンダーのアロマティックな香り（1時間10分）
チョコレートっぽさは弱まり、マンダリンオレンジの甘酸っぱい果汁に、ラベンダーのアロマティックさを混ぜたような香りへと変化していく。
香調的には「グルマン」ではなく、むしろ「マスキュリンなアロマティック」という感じ。
スパイスについては、ジンジャーの辛味が少し混じっているようだが、あまり強くは香らない。
ラストノート：ウッディーさや樹脂っぽさが加わる（8時間以上）
甘みがなく酸味を感じさせるチョコソースのベースノートとラベンダーの香りを残したまま、ウッディーな香りが加わっていく。
ウッドの要素は、「ベチバーの土っぽい感じ」「サンダルウッドの乾いた木の香り」「アンバーウッドの樹脂っぽい甘さ」を混ぜた形。
ミドル以降ではラベンダーのアロマティックな透明感があり、ベースにあるチョコソースの不透明感との対比が面白い香りになっていた。
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ユニークエラグジュアリー／チョコレートメイクスミーハッピーの解説と感想
トルコ・アメリカのニッチ香水ブランド、ユニーク エ ラグジュアリー
2019年にトルコ/アメリカの香水ブランド「UNIQUE’E LUXURY（ユニーク エ ラグジュアリー）より登場した、「CHOCOLATE MAKES ME HAPPY（チョコレート メイクス ミー ハッピー）の香り。
ユニークエラグジュアリーは当サイトで初めて取り上げますので、軽くどんなブランドかご紹介したいと思います。
ユニークエラグジュアリーは、トルコ西部にあるエーゲ海に面した地・イズミル発の香水ブランドです。
2017年にM. Serhat Okyay（ムハンマド・セルハト・オキアイ）氏とSelim Ozen（セリム・オーゼン）氏が立ち上げました。
香水は基本的に全て「エキストレ ド パルファム」と濃厚で、トルコで製造＆アメリカでデザインと管理という形になっているそうです。
今のところ、日本未上陸のニッチ香水ブランドです。
ちなみに、2023年まで公式サイトからはアメリカ国内にしか販売していませんでしたが、2024年からイギリスへも配送可能となりました。
セルヨッフっぽさを感じさせるラグジュアリーなボトル、 肌にフィットしてゆらゆら漂う濃密な香り、そして意外性や面白みを感じさせる香りの変化の魅せ方…。
今、私が「日本に入ってこい！さあ来い！今すぐ来い！！」と、むんむん念を飛ばしまくっているブランドの一つなのです。
そんなユニークエラグジュアリーのチョコレート香水、「CHOCOLATE MAKES ME HAPPY」。
こちらの香水名を日本語にすると、「チョコレートは私を幸せにする」という意味になります。
マスキュリンなチョコレート香水
さて、ブランドによると、こちらの香水はこんな香りだそうです。
（抜粋）この香水をまとった瞬間から、チョコレートとカカオの芳醇でベルベットのような香りが五感を刺激し、甘美で贅沢な香りが至福の世界へと誘います。
香りが進化するにつれて、洗練されて魅力的なハーモニーを生み出す仄かなラベンダー、ベチバー、ジンジャー、ラブダナムに気づくでしょう。
サンダルウッドが追加されることで香りにクリーミーな豊かさをもたらし、新たな贅沢の高みへと導くのです。
ーUNIQUE’E LUXURY公式サイトより（訳・たゆた）
実際にチョコレートメイクスミーハッピーを付けてみると、付け始めの20～30分はチョコレートの香りをしっかり感じることが出来ます。
甘いお菓子の「子ども向けチョコ」ではなく、シトラス果汁や洋酒っぽさを含んだような「大人チョコレートソース」です。
しっとりした香りで、甘さは控えめ。
そこからチョコレートの香りが本格的に展開していくのか…と思いきや、チョコはベース部分に下がり、強くは香りません。
そして代わりに、ラベンダー系のアロマティックで透明感のある香りが浮上してくるのです。
ミドル以降からこの香水を嗅いだ人は、こちらが「チョコレート香水」だとは思わないでしょう。
少なくとも、美味しそうでシンプルな「グルマン香水」ではありません。
ラストでは、オリエンタルなウッディーさや樹脂っぽさが多少追加されます。
鬱屈としたオリエンタルみがあって、「あぁ、やっぱりトルコの香水ブランドっぽい感じがするなぁ。」と思いました。
（トルコの香水ブランドは、ニシャネくらいしか知らないけれど…。）
蛇足ですが、ユニークエラグジュアリーの中には、ニシャネの香水もたくさん手掛けていらっしゃるホルヘ・リー氏調香の香りもいくつかあるようです。
（チョコレートメイクスミーハッピーは違う。）
まとめ
今回は「ユニーク エ ラグジュアリー／チョコレート メイクス ミー ハッピー エキストレドパルファム」について、詳しい香りのレビューをお伝えしました。
チョコレートメイクスミーハッピーは、大人しっとりチョコレートソースのグルマンな香りから始まりますが、中盤以降はラベンダーのアロマティックな香りがしっかり感じられる形に変化します。
トルコ＆アメリカの、まさに「ユニーク」で「ラグジュアリー」なニッチ香水ブランドで生み出された一本です。
香り選びの参考になれば嬉しいです♪
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参考：UNIQUE’E LUXURY公式ホームページ「CHOCOLATE MAKES ME HAPPY」https://uniqueeluxury.com/products/uniquee-luxury-chocolate-makes-me-happy
