【ラルチザン パフューム】ヴェネナムとは?魅惑のマサラチャイ

今回は「L’ARTISAN PARFUMEUR(ラルチザン パフューム)ヴェネナム オードパルファム」について、どんな香りかご紹介したいと思います。

ヴェネナムは、スパイシーなマサラチャイの香り。

私の肌では、何種類ものスパイス乾燥したウッディーを合わせた香りとなります。

この記事はこんな方にオススメ!

・ラルチザン、ヴェネナムの香りについて詳しく知りたい

・スパイシーな香りが好き

・「毒」という名前の香水なんて…気になる

L’ARTISAN PARFUMEUR(ラルチザン パフューム)ヴェネナムとは?

香水の基本情報

タイトル:32 Venenum Eau de Parfum(ヴェネナム オードパルファム)

ブランド:L’ARTISAN PARFUMEUR(ラルチザン パフューム)

香調:スパイシー、ウッディー

調香師:Daphné Bugey(ダフネ・ブジェ)

発表:2016年

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ラルチザンパフューム LARTISAN PARFUMEUR ヴェネナム EDP 75ml フレグランス ユニセックス 香水 [003979]

ノート:

マサラチャイ、サンダルウッド、ライス

持続性、強さ、香りのチャート

持続性:7時間程度

放香性:★★☆☆☆+ 弱い~やや強い

【ラルチザンパフューム】ラボタニック・ヴェネナムのイメージチャート

ヴェネナムはどんな香り?

トップノート:強いスパイシーさ(15分)

付け始め、レモンのような強い酸味とスパイシーさが広がる。

スパイスは強く感じる順に、カルダモン・ジンジャー・ホワイトペッパー・ピンクペッパー・シナモンを混ぜたような香り。

ヴァージニアシダー系の、鉛筆のような乾いた木の香りも混じっている。

ミドルノート:軽いウッディーとミルキーな香りと…桃?(1時間45分)

酸味とスパイシーさは弱まり(けど、まだ残ってる)、軽めウッディーにミルキーな香りが重なり出す。

ミルキーさは弱めで、練乳のような濃厚な甘さは無い。

低脂肪乳みたいに薄めのミルクと、クリーミータイプのサンダルウッドのミルキーさだ。

何に由来しているのか不明だが、缶詰の黄桃のようなフルーティーさも感じる。

ラストノート:クリーミーなサンダルウッド(5時間)

変わらず桃っぽい香りと、クリーミーなサンダルウッドが重なっている。

そこにムスキーな甘さも混じり出した。

最後はイソイースーパーだと思うのだが、アンバー・ムスキー・ウッディーな香りが長く肌に残った。


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解説と感想

「毒」と名付けられた香水

ラルチザンパフューム、ラボタニックコレクションの中の一本「Venenum(ヴェネナム)」の香り。

こちらも、当コレクション創設初期からある香りの一つです。

Venenumはラテン語で「毒」という意味。香水ボトルにも蛇が描かれています。

ブランドによる香りの説明は、次の通り。

(抜粋)何が待ち受けているか分からない、半ば至福のひと時。

黄金色の田んぼでクリーミーなマサラチャイを一口啜れば、不思議な森の向こうからやって来た、インド産サンダルウッドの滑らかな香りに包まれます。

ーL’ARTISAN PARFUMEURホームページより(たゆた訳)

マサラチャイとは?

この香水でキーとなっている「マサラチャイ」について、少しお話ししたいと思います。

チャイとは、ミルクと砂糖を加えて煮だした「インド式ミルクティー」のことです。

その昔、インドやスリランカといった紅茶の産地では、良質な茶葉はイギリスへ運ばれ、産地には細かく崩れた茶葉や質の悪い物が残りました。

それを美味しく飲むために作り出されたのが「チャイ」です。

そしてそこにスパイスを加えたものがマサラチャイ。

(マサラとは複数の香辛料やハーブを混ぜた、ミックススパイスのこと)

マサラチャイにはシナモンやジンジャー、ペッパー、カルダモン、コリアンダー、クローブなどのスパイスが使われています。

盛りだくさんのスパイスと乾燥ウッディーの香り

ヴェネナムは、そんなマサラチャイの香水。

しかし私の肌だと、マサラチャイとはちょっと違う香りに感じます。

ヴェネナムは、前述(「トップノート」の項目)で挙げたたっぷりのスパイスのブレンドと、乾燥したウッディーの香りだと思いました。

ウッディーな部分は、最初ヴァージニアシダーの鉛筆のような香りや、乾いた木の辛みが強いサンダルウッドが出てきます。

続いてサンダルウッドの甘くクリーミーな側面、最後にはイソイースーパーのアンバー・ムスキー・ウッディーな香りも登場しました。

あともう一つ。これは私だけかもしれませんが、桃のような香りも出てきます。

生の桃を嗅いでいるようなフレッシュな感じではなく。シロップが染みてフニャっとしている缶詰の桃。

缶詰め特有の酸味も感じます。

ピーチラクトンでも嗅ぎ取っているんだろうか…よく分からん。

なぜ桃になるのか自分でもちょっと分析不能ですが、この香りがヴェネナムの中でも特に好きな部分です。

★「スパイシー・ウッディーな香り」が好きな方はこちらの記事もオススメです。

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参考:L’ARTISAN PARFUMEUR公式ホームページ「Venenum」https://www.artisanparfumeur.com/uk/en_GB/p/venenum-eau-de-parfum-75ml–000000000065137937

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