【メゾンマルジェラ】セーリングデイとは?陽気で爽やかな海の香り

今回は「Maison Margiela(メゾンマルジェラ)レプリカ セーリング デイ オードトワレ」について、どんな香りかご紹介したいと思います。

セーリングデイは、明るくシンプルな「海の香り」。

スイカ、アルデヒド、ロータス、塩水…。これらを混ぜ合わせたような、爽やかなマリンノートが楽しめる香水です。

この記事はこんな方にオススメ!

・マルジェラ、セーリングデイの香りについて詳しく知りたい

・マリン系香水を探している

・ミネラル感があって明るい水辺の香りが好き

Maison Margiela(メゾンマルジェラ)レプリカ セーリングデイとは?

香水の基本情報

タイトル:REPLICA Sailing Day Eau de toilette(レプリカ セーリングデイ オードトワレ)

ブランド:Maison Margiela(メゾン マルジェラ)

香調:マリン

調香師:Violaine Collas(ヴィオレーヌ・コラス)

発表:2017年

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メゾン マルジェラ Maison Margiela レプリカ セーリングデイ 30ml EDT SP fs 【香水】【即納】【セール】

トップノート:アクアティック アコード、アルデヒド、ジュニパー

ミドルノート:コリアンダー、アイリス アブソリュート、ローズスーパーエッセンス

ラストノート:レッドシーウィード、アンバーグリス、アンバーウッド

持続性、強さ、香りのチャート

持続性:6.5時間程度

放香性:★★★☆☆ やや強い

【メゾンマルジェラ】レプリカ セーリングデイのイメージチャート

セーリングデイはどんな香り?

トップノート:スイカとロータスとアルデヒド(30分)

分かりやすく”ザ・マリン香水”といった匂いがする。

スイカの皮のような、瓜系の青さと瑞々しさ。

その奥には、ロータス系の瓜フローラルの甘さも感じる。

2、3分すると”海水のえぐみ”のような、鼻をツンツン刺激するタイプのアルデヒド香も重なってきた。

ミドルノート:瓜系の香りが続く(1時間20分)

トップからの香りの変化は少なめで、スイカの皮のような瓜系の匂いが続く。

アルデヒドのトゲトゲした部分は次第に弱まっていき、相対的にフローラルの甘さは強まっていく。

しかし、やはりロータスっぽい花の香りで、アイリスの粉っぽさやローズの華やかさは感じない。

コリアンダーのスパイシーさも、特に感じなかった。

ラストノート:冷たい塩水が加わる(4.5時間)

マリン系の香調のまま、ドライダウンに向かう。

瓜っぽさは残り、アンブロキシド系の冷たい塩水のような香りも感じられる。

アンバーグリス程の、ねっとりアニマリックな海水の匂いではない。

最後に少しだけ、辛さのあるアンバー系の香りが出て、フェードアウトしていった。


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セーリングデイの解説と感想

晴れた夏の日、海で遊んだ思い出の香り

記憶の中にある香りを再現した香水シリーズREPLICAより、2017年に登場した「Sailing Day(セーリングデイ)」。

Sailing Dayを日本語にすると「出航の日」。そのタイトルの示す通り明るいマリン系の香りです。

香水の液色も、沖縄の海のような「澄んだ青」となっていますよ。

香りの舞台は、2001年・エーゲ海に浮かぶパロス島。

美しい海、白い壁に青い扉の街並み。ギリシャの中でも人気のリゾート地の一つです。

かつては、白大理石の産地としても名を馳せました。

セーリングデイはそんなパロス島での夏の思い出。晴れ渡る空の下、船遊びを満喫した日の記憶を切り取った香りです。

(以下、海外公式からの引用です。)

(抜粋)爽やかなセーリングの日の、フレッシュでソルティーな体験。レプリカ「セーリング デイ」は、海辺のボートで過ごした日の思い出です。

波しぶきと、顔に感じる風の爽やかさ。背中に感じる太陽の柔らかな温もり。果てしなく続く深い海との交わり、そして遥か彼方へと航海するイメージ。

 

夏の日に海に飛び込みましょう。無限のディープブルーを探検し、海の爽やかさを感じる準備が整ったなら、暖かいそよ風が帆を満たし貴方を次なる冒険へと導きます。

 

セーリングデイはトップでユニークなアクアティック アコードを放ち、マリン・フレッシュ・透明感・融合・パワフルな香りをもたらす爽快なオードトワレです。

アクアティック アコードに、アロマティックで生き生きとしたコリアンダーの香りが溶け込みます。

ハートノートではレッドシーウィードのソルティーでウッディーなフレッシュさが、アンバーグリスの官能的なミネラルノートと調和し、海の深さを想起させます。

-メゾンマルジェラ公式ホームページより(たゆた訳)


瓜・アルデヒド・ロータス・塩水を混ぜたようなマリンノート

さて、セーリングデイの香りについて。

セーリングデイを一言で説明するなら「めーちゃ海の匂いがします、以上。」という感じで、なかなかシンプルな香水となっています。

この「海」の部分は、「スイカの甘くない部分」「アルデヒド」「ロータス系の瓜フローラル」「塩水っぽい匂い」といった要素で構成されているように感じました。

アルデヒドについては色々な香りの出方をしますが、セーリングデイの中では鼻を刺激するような”えぐ苦い”感じを少々含む海水系の匂いとなっています。

●アルデヒドの様々な香り方の話は、このページの後半をご覧いただけたらと思います。

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ブランドによると、トップでは「アクアティック アコード」が香っているとこのこと。

こちらは、「カロン」という瓜・海の潮風・オゾン(生水みたいな独特の香り)を混ぜたような芳香を持つ合成香料と、「アクアル」というMANE社が作ったフレッシュなグリーンアルデヒド系の香料、そして爽やかなアルデヒドの香りを合わせて作成したアコードだそうです。

また気になるのは、ラストに登場する「レッドシーウィード」。

こちらは紅藻(こうそう)のことで、赤い色をした海藻の総称です。

この紅藻の香りを、マン社の特許技術である「ジャングルエッセンス」という抽出法で取り出した香料が、セーリングデイにも使われているそうです。

●ジャングルエッセンスについては、こちらのページにも載っています。

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海藻の匂いってどんなんかな…と思い、とりあえず手近にあった乾燥わかめと比較してみましたが、わかめのような独特な磯っぽい香りは、セーリングデイの中には無いように思いました。

もう一つ。

アンバーグリスもノートに挙げられていますが、セーリングデイではそこまでアニマリックでねっとりした感じはなく、もっとあっさりした海水系の匂いがします。

海藻やアンバーグリスといった”クセ”っぽい所が少ないので、割と爽やかで使いやすいマリンノートになっているかと思いました。

★「海の香り」が好きな方はこちらの記事もオススメです。

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参考:Maison Margiela公式ホームページ「REPLICA Sailing Day」https://www.maisonmargiela-fragrances.eu/en_GB/fragrances/by-collection/replica/replica-sailing-day/MM011.html

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