今回は「CHABAUD(シャボー)レ コンサントレ オードトワレ」について、どんな香りかご紹介したいと思います。
レコンサントレは、焦がし砂糖で覆われたクロワッサンのような香り。
シャボーらしい、ストレートなグルマン香水です。
この記事はこんな方にオススメ!
・シャボー、レコンサントレの香りについて詳しく知りたい
・シンプルに美味しい香りが好き
・パンの香りやカラメルの香りが好き
CHABAUD(シャボー)レ コンサントレとは?
香水の基本情報
タイトル:Lait concentré Eau de Toilette(レ コンサントレ オードトワレ)
ブランド:CHABAUD(シャボー)
香調:グルマン
調香師:ソフィー・シャボー(Sophie Chabaud)
発表:2014年
トップノート:ミルク
トップノート:ココナッツ
トップノート:キャラメル
持続性、強さ、香りのチャート
持続性:4.5時間程度
放香性:★★★☆☆ やや強い
レ コンサントレって、どんな香り?
トップノート:クロワッサンの香り(30分)
付けた瞬間「ん?クロワッサンの匂いがするー!!」と思う。
バターたっぷり、ほんのり甘い香りを持った、焼き立てサクサクのクロワッサンだ。
付けた部分に鼻を近づけるともっと甘く、練乳にバターと焦がし砂糖を混ぜたような香りになっていた。
ミドルノート:パンと練乳、バター、カラメル(1.5時間)
香調は変わらず、パンっぽさと練乳、バター、カラメルの甘さが続くが、香り立ちが弱くなってきた。
ココナッツの香りは出て来ない。
ラストノート:香り立ち弱め、持続も短め(2.5時間)
やはり香調は殆ど変化せず、香り立ちが弱まっていく。
そしてそのままフェードアウト。
トップから香りの変化が少ないシングルノート。
グルマン調にしては香り立ちが弱め、持続も弱めだと思う。
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解説と感想
シャボーらしい、シンプルでひたすら美味しいグルマン香水
2014年に発売された「Lait concentré(レコンサントレ)」の香り。
Lait concentréとは、「練乳」という意味です(直訳すると「濃縮牛乳」)。
やはりこちらも、シャボーらしい余計なものなど含まない、ストレートなグルマン香水となっています。
ブランドによる説明は、以下の通り。
香り始め、19世紀のフランス菓子職人ニコラス・アペールが考案した美味しい濃縮牛乳を思わせるような、明るいミルク香と出会います。
軽やかで、一見すると透明感のある香りが、ほんのり酸っぱく甘さのないココナッツと共に続き、控えめなキャラメルの香りで締めくくるのです。
ーCHABAUD公式ホームページより(訳・たゆた)
キーノートの一つとしてココナッツが挙げられていますが、正直これは私には全然感じられませんでした。
その他は、シャボーお得意のミルクやキャラメル、バターなど、美味しい焼き菓子系の香りがたくさん出てくる香水となっています。
表面をカリカリのカラメル層で覆ったクロワッサンの香り
本ブログでは、これまでにシャボーグルマン香水「Lait~」と名の付く香り4作(レコンサントレも含め)をレビューしてきました。
どれもとにかく美味しそうで、シンプルにグルマン要素だけ!
基本的によく似た感じの香りです。
その中にあって、レコンサントレにしかない特徴と言えば、「パンの香り」がする点です。
特に付け始めでは、クロワッサンの香りを感じました。
バターやミルクの甘さや塩味に加え、パンの香りが混じっています。
香水を付けたあたりに鼻を近づけると、より甘さが立って、クロワッサンの表面をカリカリ・パリパリのカラメル(焦がし砂糖)の層で覆っているような――そう、クイニーアマンみたいな香りが広がるのです。
この部分が、とってもとっても美味しくて良い!
この後、香調は大きく変わらず、ミドル以降はガクンと香り立ちが弱まる形で推移します。
グルマンですがコッテリはしていないので、使いやすさもあるかと思います。
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参考:CHABAUD公式ホームページ「Lait de biscuit」https://chabaudparfum.com/collections/gourmand/products/eau-de-source