【メゾンマルジェラ】ビーチウォークとは?潮風と熱い砂浜、サンオイル

今回は「Maison Margiela(メゾンマルジェラ)レプリカ ビーチ ウォーク オードトワレ」について、どんな香りかご紹介したいと思います。

ビーチウォークは、夏のビーチに広がる潮風や熱い砂、サンオイルの香り。

イランイランとココナッツの甘さに、海の香りが寄り添います。

この記事はこんな方にオススメ!

・マルジェラ、ビーチウォークの香りについて詳しく知りたい

・サンオイルや日焼け止めの匂いが好き

・夏らしい香水が欲しい

Maison Margiela(メゾンマルジェラ)レプリカ ビーチウォークとは?

香水の基本情報

タイトル:REPLICA Beach Walk Eau de toilette(レプリカ ビーチウォーク オードトワレ)

ブランド:Maison Margiela(メゾン マルジェラ)

香調:マリンフローラル

調香師:Jacques Cavallier-Belletrud(ジャック・キャバリエ=ベルトリュード)、Marie Salamagne(マリー・サラマーニュ)

発表:2012年

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メゾン マルジェラ Maison Margiela レプリカ ビーチ ウォーク 100ml EDT SP fs 【香水】【即納】

トップノート:ベルガモット、ピンクペッパー、レモン

ミドルノート:イランイラン、トランスルゾーン、ヘリオトロープ、ココナッツミルク

ラストノート:シダーウッド、ホワイトムスク、ベンゾイン

持続性、強さ、香りのチャート

持続性:7時間程度

放香性:★★★☆☆ やや強い

【メゾンマルジェラ】レプリカ ビーチウォークのイメージチャート

ビーチウォークはどんな香り?

トップノート:シトラスと南国の花(20分)

ベルガモットやレモン果汁の酸味と爽やかさ。

キラキラとしたシトラスピール様アルデヒドのような匂いや、塩っぽさも感じる。

その下にはイランイランの、南国感のあるイエローフローラルの甘さが広がっている。

ミドルノート:海とイランイラン・ココナッツ(1.5時間)

シトラスが遠のき、「海の香りとイエローフローラル&ココナッツの甘さ」を中心に展開する。

「海」の部分は、スイカのような瓜っぽさと塩、ウォーターリリーのような花の甘さを混ぜたような感じ。

そこにトップから続くイランイランとココナッツミルクの甘さも重なり、サンオイルの匂いが漂うビーチに居るような、とても再現度の高い香りとなっていた。

ラストノート:海の香りが長く残る(5時間)

香り立ちが少しづつ弱まり、ウッディーな”濁り”が混じってドライダウンに向かう。

ミドルノートの項目でお伝えしたような「海の匂い」のパーツは、軽やかな香りなのに驚く程長続きする。

そしてこれが最後まで肌に残り、フェードアウトしていった。


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ビーチウォークの解説と感想

リゾート感のある砂浜の香り

2012年にスタートした、マルジェラのREPLICAシリーズ。

その最初の3種類のうちの一つが、本ページでご紹介している「Beach Walk(ビーチウォーク)」の香りです。

(他2つは「フラワーマーケット」と「ファンフェアイブニング(廃盤)」)

レプリカのシリーズは「記憶の中の香りを再現した香水」というのがコンセプト。

こちらは1972年、地中海に浮かぶコルシカ島北西部に位置する海辺の街「カルヴィ」での思い出から作られた香りとなっています。

(一説によるとコロンブスが生まれた街とも言われているそうですよ)

コルシカ島は色々な国からの支配を受けてきた歴史があり、現在はフランス領となっています。

1970年代のコルシカ島と言えば、フランスからの独立運動が盛んだった時期。

しかし香水ビーチウォークの中ではそんな不穏な空気は全く感じさせず、リゾート感のある砂浜に漂う、伸びやかで明るい香りとなっています。

(抜粋)砂浜を散歩したときの鮮やかで陽気な思い出。肌を温める太陽の光、足元の熱い砂、爽やかな潮風…。夏の晴れた日の砂浜の記憶に包まれてください。

日焼け止めの夏の香りが、サマーバケーションの思い出へと誘います。純粋で陽気、喜びに満ちた香り。

香水・ビーチウォークのベルガモットとイランイランの輝く香りは、砂浜で過ごした夏の日々の思い出を呼び覚まします。ココナッツミルクとムスクの香りによって、日焼けした肌の火照った感覚であなたを包み込むようです。

日焼け止めの香り、海のしょっぱさ、足元の熱い砂の感触を思い出させる香り。

-メゾンマルジェラ公式ホームページより(たゆた訳)


塩辛い肌と吹き付ける潮風、サンオイルの香り

ビーチウォークは、夏のビーチの香りです。

海から上がって砂の付いたバスタオルの上に寝そべっているような、肌の塩辛さと地面の温もり。

近くのパラソルの誰かが塗っているサンオイルの甘い匂い。そして海から吹き付ける塩気が混じった風が肌に纏わりついてくる感じ。

こんな風な、とてもリアルな香りとなっているのです。

ビーチウォークの中心となっているのは「イランイラン」の香り。

こちらは南国調のエキゾチックな甘い匂いのする花です。

このイランイランのトロピカル感を補強するように、ココナッツミルクの甘さも加わっています。

ココナッツウォーターのようなすっきりしたタイプではなく、ココナッツ系のハンドクリームみたいな甘めの匂いです。

そしてメインとなるイランイラン&ココナッツと並走するように、「海の香り」も広がります。

海の部分は、私はスイカと塩とウォーターリリーを混ぜたように感じたのですが、ミドルノートに載っている「トランスルゾーン」に由来する香りかな。

トランスルゾーンはフィルメニッヒが作ったマリン系の香料で、フレッシュでオゾンやスイカのような芳香を持っています。

この海の香りが、本当に長持ち!

まるでビーチに遊びに出かけた日の夜、眠ろうとすると体が波に揺れている錯覚を起こすように、”余韻”となって海の香りを最後まで肌に残し続けました。

★「イランイランの香り」が好きな方はこちらの記事もオススメです。

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参考:Maison Margiela公式ホームページ「REPLICA Beach Walk」https://www.maisonmargiela-fragrances.eu/en_GB/fragrances/by-collection/replica/replica-beach-walk/MM003.html

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