【ル ラボ】アンブレット9の香水レビュー|ほわほわ淡いムスク香

今回は「Le Labo(ル ラボ)アンブレット9 オードパルファム」について、どんな香りかご紹介したいと思います。

 

アンブレット9は、ムスク系の香りを持った植物性香料、アンブレットシードを主役にした香水です。

透明感があって、とても淡く優しい香りになっていますよ。

 

この記事はこんな方にオススメ!

・ル ラボ、アンブレット9の香りについて詳しく知りたい

・ムスク系の香りが好き

・香水は控えめに香らせたい

Le Labo(ル ラボ)アンブレット9とは?

香水の基本情報

タイトル:AMBRETTE 9 Eau de Parfum(アンブレット 9 オードパルファム)

ブランド:Le Labo(ル ラボ)

香調:ムスキー

調香師:Michel Almairac(ミシェル・アルメラック)

発表:2006年

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ル ラボ アンブレット 9 オードパルファム 50ml LE LABO AMBRETTE 9 EDP[2646] [nxv]

ノート:

アンブレット、フルーティーノート、シトラスノート、ムスク、アルデヒド

持続性、強さ、香りのチャート

持続性:3.5時間程度

放香性:★☆☆☆☆ とても弱い

【ル ラボ】アンブレット9のイメージチャート

アンブレット9って、どんな香り?

トップノート:フルーツフレーバーの水(20分)

非常に淡く、透き通った香りから始まる。

フルーツフレーバーの水を飲んでいるような香りだ。

フルーツの種類は、リンゴ・青リンゴ・和梨・蜜柑のミックスといった感じ。

ミドルノート:ほのかな甘み(1時間)

香りの変化は殆どなく、透明感のある香りが続く。

フルーツのほんのりした甘みと、少し温もりのある穏やかな甘さも感じる。

ほわほわとした綿のような、柔らかな香りだ。

ラストノート:ぼんやりしたムスク香(2時間)

フルーティーさが薄れ、ほわほわした甘さが残る。

この甘さの正体はムスク…というかアンブレットなのだろうが、いわゆる”石けんの匂い”みたいなムスク香がはっきりと香る訳ではない。

雲のように掴みどころのない、ぼんやりした甘さだ。

 

全体を通して香り立ちはかなり弱めだが、ここまで来るとより一層淡い。

というか、もはやほぼ香っておらず、鼻を近づけるとやっと分かる程度。

持続も短めなので、浴びるように付けても大丈夫な香水だと思う。


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ルラボ/アンブレット9の解説と感想

ムスクに似た香りを持つ、アンブレットシードの香水

ルラボのクラシックコレクションの一つ、「AMBRETTE 9(アンブレット 9)」の香り。

ルラボの香水名は、中心となっている香り構成される香料の数を組み合わせて表示してあります。

ですので、こちらはアンブレットシードが中心で、9つの香料を組み合わせた香りという意味。

”9”はルラボ歴代の香りの中で最も小さな数字ですので、アンブレット9はかなりシンプルな構成になっていることが窺えますね。

 

アンブレットは、和名「ニオイトロロアオイ」というオクラの近縁種の植物。

その種子(アンブレットシード)から抽出された香料は、ムスク(麝香/ジャコウ)に似ていることから「ジャコウアオイ」とも呼ばれています。

 

かつてはジャコウジカからムスク香料を採取していましたが、ワシントン条約による保護動物に指定されており、現在では天然のムスク香料は流通していません。

代わりに合成ムスクが使われているのですが、アンブレットシードはムスクの香りを持つ植物性天然香料として注目されており、色々な香水の中でも重用されています。

 

AMBRETTE 9は、見つけるのがほとんど不可能に近い、自然そのものによって作られた唯一のムスクの香りであるアンブレットシードが主なベースになっているため、間違いなく希少な存在です。

シトラスとフルーツの組み合わせによって、フレッシュでやわらかく香る特別なクリエーションに仕上げました。

ーLE LABO公式HPより

香り立ちは、とっても淡い

さて、アンブレット9を肌に一噴き。

付け始めは、常温の水にフルーツのほのかなフレーバーと優しい甘さを加えたような香りになっています。

透明度が高く、かなり軽い付け心地です。

 

今まで色々な香水を付けてきたけれど、アンブレット9はその中でも5本の指に入るくらい香り立ちが淡いんじゃないかな。

フエギア/ムスカラフェロジェイもかなり淡い…というかほぼ香らないのですが、これと同じくらいの軽さだと思います。

 

この香水なら浴びても大丈夫だろうなぁ(本当に頭からバシャッと被ったら、それなりに強く香るとは思いますが…)。

5プッシュくらい付けても香害になりそうにもないような、控えめな香り立ちです。

 

時間経過による、香りの変化も小さめ。

最初の方はフルーティーな瑞々しさがありますが、徐々にそれが抜けていき、ややパウダリーで優しいムスク香に着地しました。

 

個人的な好みとしては、もっとガッツリ香るムスクの方が好きかな。

アンブレット9は、ほんわかマイルドなムスクを纏いたい人や、「香水付けてないけど良い匂い」みたいな見せ方をしたい人にオススメしたい香水かと思います。

まとめ

今回は「ル ラボ/アンブレット 9 オードパルファム」について、詳しい香りのレビューをお伝えしました。

アンブレット9は、フルーツフレーバーの水のような香りで始まり、最終的にはほわほわとマイルドなムスク香に落ち着きます。

非常にシンプルで、淡い香り立ちの香水です。

香り選びの参考になれば嬉しいです♪

★「アンブレットの香り」が好きな方はこちらの香水もオススメです。

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参考:Le Labo公式ホームページ「AMBRETTE 9」https://www.lelabofragrances.jp/products/ambrette-9_133

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