【ラルチザンパフューム】パッサージュダンフェ エクストリームとは

今回は「L’ARTISAN PARFUMEUR(ラルチザン パフューム)パッサージュダンフェ エクストリーム オードパルファム」について、どんな香りかご紹介したいと思います。

パッサージュダンフェ エクストリームは、彼岸花にインスピレーションを得て作られた香り。

フランキンセンスの香りがしっかり感じられる香水です。

ページ後半では、パッサージュダンフェ オリジナルとエクストリームの違いについてもご紹介しています。

この記事はこんな方にオススメ!

・ラルチザン、パッサージュダンフェの香りについて詳しく知りたい

・乳香(フランキンセンス)の香りが好き

・肌に寄り添うような軽い香水が欲しい

L’ARTISAN PARFUMEUR(ラルチザン パフューム)パッサージュダンフェ エクストリームとは?

香水の基本情報

タイトル:PASSAGE D’ENFER EXTREME Eau de Parfum(パッサージュダンフェ エクストリーム オードパルファム)

ブランド:L’ARTISAN PARFUMEUR(ラルチザン パフューム)

香調:オリエンタル、ウッディー

調香師:Olivia Giacobetti(オリヴィア・ジャコベッティ)

発表:2020年

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\ポイント5倍/ラルチザンパフューム パッサージュ ダンフェ (地獄通り) エクストリーム オードパルファム 100ml 香水 ユニセックス L'ARTISANPARFUMEUR PASSAGE D'ENFER EXTREME EDP [5ry]

ノート:

フランキンセンス、リリー、ジャスミン、サンダルウッド、バニラ アブソリュート

持続性、強さ、香りのチャート

持続性:5時間程度

放香性:★☆☆☆☆+ とても弱い~弱い

【ラルチザン パフューム】パッサージュダンフェ エクストリームの香水イメージチャート

パッサージュダンフェ エクストリームはどんな香り?

トップノート:軽やかなフランキンセンス(40分)

フランキンセンスの持つ、静かで爽やかな木の酸味を中心に、香りがスタートする。

5分程すると酸味が和らぎ、ほのかな木の甘みが出てくる。

ミドルノート:ごく少量のフローラル(1時間20分)

トップからミドルへの香りの変化は少ない。

深く香りを吸い込むとジャスミン系のフローラルが混じっているのを感じるが、強くは出て来ない。

ラストノート:軽めのウッディーが続く(3時間)

香り立ちが淡くなり、スキンフレグランス様に肌に馴染む。

クリーミーなタイプのサンダルウッドの甘さが出ているように思うが、いかんせん香り立ちが淡すぎてよく分からない。

バニラも入っているとのことだが極端に甘さや温もりが出てくることはなく、すっきりした軽めウッディーが続いた。


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パッサージュダンフェ エクストリームの解説と感想

彼岸花をイメージした香水

2020年に登場した「PASSAGE D’ENFER EXTREME(パッサージュダンフェ エクストリーム)」の香り。

こちらは1999年発売のパッサージュダンフェ オードトワレの、エクストリーム(究極)バージョンとして作られた香水です。

調香は、どちらもオリヴィア・ジャコベッティ氏。

●香水名の由来やオリジナル(トワレ)の香りについてはこちら↓

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【ラルチザン パフューム】パッサージュダンフェの詳しい香水レビュー/口コミ

エクストリームバージョンの香りのインスピレーションは「ヒガンバナ」。

中国原産の植物ですが、秋になると日本全国であちこちに咲いており、とても身近な花ですよね。

とても綺麗な花ですが、ヒガンバナの球根には毒があります。

墓地や田畑のあぜ道に群れて咲いているイメージが強いですが、これはヒガンバナの毒性を利用して、ネズミやモグラ、虫などからご遺体(昔は日本も土葬でした)や作物を守るために植えられたからだそうです。

ヒガンバナには香りが無いので、パッサージュダンフェ エクストリームもその花の香りそのものがする訳ではありません。

ヒガンバナは別名「曼殊沙華」とも呼ばれ、仏教の中では天界に咲く花とされているのですが、そういった神秘的なイメージの香りということなのでしょうね。

パッサージュダンフェ オードトワレとエクストリームの違い

それでは、パッサージュダンフェのオリジナル(オードトワレ)とエクストリームの香りの違いについてお話ししたいと思います。

どちらもお香の香り、特にフランキンセンスが強く香るという点では共通しています。

しかし、オリジナルではトップにスパイシーさがあり「日本のお寺で感じるお香」なのに対し、エクストリームでは最初からガツンとフランキンセンスが香ります。

また、オリジナルではユリやウッディー・ムスキーな香りなど他の要素も出てくるのですが、エクストリームではそれらは感じず、とにかくフランキンセンスが強い。

私の肌だとフランキンセンス精油を薄めて肌に付けたのだろうか…というくらいに、それが強く主張して香っていました。

香りの強さについてはどちらも同程度に弱く、ラストノートの淡さスキンフレグランス的な香り方もよく似ています。

持続も「少しエクストリームの方が長いかな?」くらいで、大きな差はありませんでした。

ユリの花粉っぽさやムスキーな香りも楽しみたい方はオリジナル、フランキンセンス大好き!という方はエクストリームの方がお好みになるのではないでしょうか。

★「お香の香り」が好きな方はこちらの記事もオススメです。

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参考:L’ARTISAN PARFUMEUR公式ホームページ「Passage d’Enfer Extrême」https://www.artisanparfumeur.com/uk/en_GB/p/passage-denfer-extreme-eau-de-parfum-100ml–000000000065170095

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