【アクロ】ダークはどんな香り?魔王のビターチョコレート

今回は「Akro(アクロ)ダーク オードパルファム」について、どんな香りかご紹介したいと思います。

ダークは、苦いハイカカオチョコレートのような香り。

時間が経つと甘さが出てきて、最後はウッディー&樹脂系にバニラを加えたような香りに変化します。

この記事はこんな方にオススメ!

・アクロ、ダークの香りについて詳しく知りたい

・チョコレートの香りが好き

・苦みや落ち着きのあるグルマン香水が欲しい

Akro(アクロ)ダークとは?

香水の基本情報

タイトル:Dark Eau de Parfum(ダーク オードパルファム)

ブランド:Akro(アクロ)

香調:グルマンウッディー

調香師:Olivier Cresp(オリヴィエ・クレスプ)

発表:2018年

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\ポイント7倍/アクロ ダーク オードパルファム 100ml AKRO DARK EDP [206304] [wqr]

トップノート:ココアパウダー

ミドルノート:シナモンバーク、ヘーゼルナッツ

ラストノート:バニラ

持続性、強さ、香りのチャート

持続性:5~5.5時間程度

放香性:★★★☆☆ やや強い

【アクロ】ダークのイメージチャート

ダークはどんな香り?

トップノート:ダークチョコレートとヘーゼルナッツ(10分)

ハイカカオチョコレートを食べているようなリアルな香りに、ヘーゼルナッツの甘さをプラス。

さらに苦く暗い純ココアパウダー(パチョリかな?)の香りもまぶさっている。

ミドルノート:グラニュー糖が混ざる(1.5時間)

リアルなチョコレートの香りのまま、甘みが増す。

とはいえミルクチョコレートのような滑らかな甘さになったのではなく、ダークチョコレートを溶かしてグラニュー糖を混ぜたみたいな感じ。

苦いチョコとシャリシャリ食感の砂糖を同時に感じる。

シナモンは、私には分からなかった。

ラストノート:バニラとウッディー・バルサミックでドライダウン(3.5時間)

香り立ちが弱くなり、苦みと甘みが一つに纏まる。

砂糖をたっぷり、生クリームも少しだけ入れたホットチョコレートの香りが遠くから流れてきたみたいな感じ。

香りを深く吸い込むと、ウード系の甘みやクリーミーなサンダルウッドが混ざっているのを感じる。

最終的には、バニラと このウッディー・バルサミックな香りが肌に残った。


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ダークの解説と感想

一口で幸福をもたらす、チョコレートの香り

2018年にローンチされたイギリスの香水メゾン、Akro(アクロ)。

本ページでご紹介している「Dark(ダーク)」は、ブランド立ち上げ初期からある香りの一つです。

「暗い」と名付けられたこちらの香水は、チョコレートが香りの主役。

ブランドによると、こんな香りだそうですよ。

ダークは、やみつきになるチョコレート香水です。

年を重ねるにつれて本当に好きになるもの、それはダークチョコレート。

味覚が成熟し、快楽を十分に探検したからこそ理解できる、”ちょっとした贅沢”です。

 

最高のダークチョコレートは、素晴らしいコーヒーや赤ワインに匹敵する楽しみです。

そして貴方を南米の山々に連れ戻し、感覚を活性化。純粋で混じり気の無い喜びを与えてくれるのです。

ダークはセロトニンを放出させる香りと言っても過言ではありません。

-アクロ公式ホームページより(たゆた訳)

カカオにはセロトニンの原料であるトリプトファンというアミノ酸が含まれており、摂取することでセロトニン生成・分泌を促す効果があるとされています。

(セロトニンは精神の安定やリラックスを促す作用があり、「幸せホルモン」とも呼ばれています。)

ダークは、そんなカカオが高濃度で含まれている「苦いハイカカオチョコレート」の香り。

一噴きすれば、チョコレートを食べた時に感じるあの強い幸福感を、たちまち思い出させるような香りとなっているのです。


苦いダークチョコレート、リアルな香り

先ほども言った通り、ダークは「ハイカカオチョコレートの苦い香り」が中心です。

付け始めはこの苦いチョコレートに、純ココアパウダーが混じっているような感じ。

ノートには挙げられていませんが、おそらくパチョリ系の香りをたっぷり使って、このダークチョコレートが表現されているのだと思います。

この辺りは暗く、しっとりと退廃的な雰囲気。私の中では「魔王が食べてそうなチョコレート」というイメージです。

『分厚く濁った長い爪。小さなチョコの欠片を大事そうに摘まんで、慎重に口に運ぶ。

たちまち脳を突き抜ける芳醇なカカオの匂いに、誰にも見せられない恍惚の笑みが…漏れてしまう。』

暗がりで一人、こそこそとチョコを食べる魔王が脳内再生されます。

少しすると苦いだけでなく、甘みが加わります。

これは「ダークチョコレートからミルクチョコレートになった」ような変化ではなく、「ダークチョコレートにジャリっとしたグラニュー糖が混ざった」ような感じです。

そして最後はバニラとウード系の樹脂の甘み、サンダルウッド系のウッディーでドライダウン。

後半は甘さが出てくるものの、軸となっているのは「苦いダークチョコレート」なので、割とすっきりとしたチョコレート香水だと思います。

お菓子系の甘ーいグルマンが好きな方には物足りないかもしれませんが、落ち着いた暗さやほろ苦チョコレートをご所望の方にはおすすめの香水です。

★「チョコレートの香り」が好きな方はこちらの記事もオススメです。

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参考:Akro公式ホームページ「Akro Dark」https://akrofragrances.com/products/dark-100ml

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